2023.4/20牡羊座新月(金環皆既日食)【魂の位置にセットされる】

1313と変動の新月

前回、3/22に1回目の牡羊座新月がありました。
春分後すぐの新月となり、終わりを感じさせて始まりに向かう新月となりました。
毎年そうですが、この時期は終わりと始まりが入り交じった時期でもあります。
どちらかというと終わりを堪能するときですね。
しっかり終わらせて、4月に向けて少し気持ちを切り替えるためのお休みって感じです。
なので、進もうとしてもいまいち進んでいない感覚もあったかなとおもいます。
今回の4/20の牡羊座新月は、まれな日蝕を伴う新月です。そして、前回1回目の新月の度数は牡羊座0度でしたが、今回は最終度数の29度です。
これは、牡牛座に向かうための動きが出てくる度数です。牡羊座の全てのエネルギーを吐き出しますので、かなり変化を感じられるのではないでしょうか。
そして、新月の起こる時間にも注目してみますと、13:13に新月となります。1313の数字は、色々な変化の前兆を表します。不安や迷いがある人もこの時期は前向きに行動すると良さそうです。

牡羊座新月

新月は毎回そうですが、スタートを意味しています。新しいサイクルの始まりです。
通常の新月では、影響は満月までの2週間ですが、今回の牡羊座新月は日食を伴いますので、影響は長く続くものとなります。金環皆既日食というレアな日食です。そのため、起こる変化もレアな変化となるのではと思われます。

新月は9ハウスで起こります。
3ハウスが今なら、9ハウスはまだ見ぬ未来。
4/6に天秤座満月でしたが、この時も9ハウスに天体が多く集まり、月は3ハウスとなっていました。
この新月で、気持ちが9ハウスの高いレベルへと向かっていこうとする私達の心情が見えてきます。
9ハウスは、射手座のハウスであり向上心、高度な学び、哲学と言ったハウスです。
今よりもレベルアップさせたいといった、精神的な成長を望む。
そんな位置に私達はセットされた新月となります。

サビアンは、牡羊座30度で、
『魂の位置にセット』『魂が肉体にセットされる』
という意味を持つサビアンとなります。
次の牡牛座へ向かうためには、肉体を使う必要があります。
牡牛座は、この肉体で喜びや豊かさを味わう星座です。牡羊座はまだ魂よりの星座なのでとにかく直感的に動いて、あらゆるものに手を伸ばす星座です。
味わう前に、次ぎに向かっています。

ですが、この行動によって取っ掛かりを終えています。手を付けてきたものの中から心地よく肌に馴染むものを形にして行く過程へと入ってきます。

この肉体を使って地球を生きていく、才能を使って喜びと豊かさを得ていく。
新月の近くには、ドラゴンヘッドが位置しています。これにより今回の新月は日食となっています。
牡羊座の新月ですが、ドラゴンヘッドは牡牛座です。ドラゴンヘッドは、どんどん牡羊座へと近付きつつあるので、私達の進む方向はより魂よりの生き方へと進んでいきます。

新月にアスペクトするのは6ハウスの水瓶座冥王星です。
6ハウスの始まりが山羊座29度からとなっていますね。6ハウスの山羊座的な日常を終わらせて、水瓶座が始まったことを意味している感じです。
6ハウスは、労働、雇用、健康、日常のルーティーンなど、日々の積み重ねをして自分を形作っていくハウスです。
水瓶座0度に冥王星は位置していて、新月にスクエアとなっています。

冥王星は、破壊と再生を司る星です。
6ハウスの日常が、根底から変わっていくことで、9ハウスの未来にも影響を与えていきます。それは、今後半年かけて変わっていくと思われます。

山羊座を終わらせた冥王星が、水瓶座へと入ったことで、牡羊座の『始める』ことを終わらせます。
前回の新月は終わりの始まりでした。
今回は、始まりの終わりとなって来ます。次の段階に進むために始まりを終えて、現実的なやり方で才能を発揮していきます。
これが、肉体に魂をセットした状態です。
魂が才能となり、その才能を肉体を使って発揮していく段階へと向かうのです。

牡牛座には、天王星が滞在していますので、才能とは、魂そのもの。個性を発揮すること。
魂が求めるものは、形あるものではなく経験です。

この地球という場所で、『ワクワクするような体験をするため』に降りてきているのです。

この魂の生き方は、物質的な満足よりも、精神的な満足を求めていく生き方です。
ここから、この価値観へのシフトがさらに進んでいきます。

その始まりの新月となっています。

アセンダント獅子座27度

アセンダントは、獅子座27度(28度)
次の乙女座に向けて火のエネルギーを吐き出していく段階に入ります。
方向転換する度数となります。

乙女座へ向かいだす度数となるので、日常生活に目を向けていきます。
獅子座は、自己表現して承認欲求を満たす星座ですが、終わりの度数となると視野が周りにも向き始めるようになります。
自分自身が光を放つことで周りが見えてなかった獅子座に、広い視野がもたらされます。

それによって、細かい現実的な作業に取りかかることになります。
乙女座的に細かく計画を練ることや、どうやったら自分の知性を周りの人に役立てられるのか?を考え始めます。
そして、実際にそれを試していこうとする。

アセンダントですので、これらの行動が運を取り込むことになります。
そして、新月ととても良い調和の角度を取っています。自分だけの幸せではなく、身の周りの人に役立つためには?という考えのもと、自己実現を目指すことが、魂の喜びとなります。

MC牡牛座23度

牡牛座23度(24度)
この度数は、水瓶座の資質が混ざります。
牡牛座は、地の星座ですので現実的に目の前のことをコツコツとやり進めて、長期的に努力して継続して物事を形にして行く星座ですが、水瓶座の資質が混ざることで、目の前を見ていた狭い視野から、広い視野で先を読み対処していくことが出来るようになります。

牡牛座24度は、大事なものを守るためなら何でもやるといったことができる度数です。
大事な人、仕事、信念、才能、穏やかな日常など、守るべきものを全力で守ることができる、とても大きなパワーを秘めた度数となります。

MCは、目指す目標です。
これから半年、日常で展開される自分の世界を守るために先を読み、未来に向けて今やれことを全力でやっていくこと。

牡牛座の支配星金星は、双子座10ハウスに入っています。仕事のハウスです。
豊かさ、愛、喜び、調和の金星は、今、好奇心を持って楽しめるものを仕事にしていこうとします。

7ハウスの魚座土星がスクエアとなりす。
7ハウスは、他者です。
他者の共感を得られるものでなければ、土星のダメ出しが出てくる。
他者からの批判などを受けることとなりそうです。

魚座土星は、ドラゴンヘッドとテイルを調停する角度となっています。
自分の持っている知識、情報を共感し合える人に提供する。その時は、確実な情報であり、確実な知識であることが必要です。

蟹座火星

蟹座火星は11ハウス。
9ハウスの天王星、水星と60度の協力関係となります。天王星は水星の一段上の知性を持ちます。
水星は天王星によって、今までとは違った知性の使い方へと変化させられることになります。
情報処理能力が上がります。
その水星天王星が、火星に協力します。
今までとは違った思考、行動となり、未来の大事なものを守るために、仲間や、家族、土台となるもののために行動し、熱意を発揮します。

火星は蟹座13度(14度)
プライベートな生活を安定させていくこと。
家族や仲間との絆を深めていくこと。

火星が蟹座に滞在する間は、土台を固めていくための行動が魂の喜びを体験していくことに繋がります。
仲間や家族との時間が、日常を明るく照らすことになります。

牡羊座の支配星の火星が動きを見せるのは、土台固めのためであり、家族や仲間、自分の信念を守るための動きです。

10ハウスに双子座金星、11ハウスに蟹座火星。
今だけの好奇心で楽しめるものを仕事にする前に、まず長い目で見て、土台を安定させていくこと、喜びを共感し合える仲間との絆を深めていくことをやっていきましょう。

それが今後半年先の結果を変えることになります。

今だけを見ずに、先を見る広い視野を持つこと。
自信を持って堂々と社会にうって出ることができるよう、土台となる仲間や家族との絆を大事に守っていくことが魂の求める生き方の始まりとなっていきます。

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