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5/6蠍座満月


5/6蠍座満月(半影月食)

どんな愛が眠っているのか?

5/6、2:34に蠍座満月となります。
先月の4/20の新月は金環皆既日食でしたね。

蠍座満月では、半影月食となります。

隠れていたものが見えてくる。

月は、8ハウスにあります。ドラゴンテイルは7ハウスですが、ほぼ8ハウスとして見ても良いですね。
8ハウスは、受け継いだもの
テイルは、過去を意味します。過去から自分がどんなDNAを受け継いできたのか。
そして、それがどんな形で今の自分の才能として表れているのか。

気付いていない何かが目を覚まします。

私たちが過去から受け継いでいるのは、『愛』
この身体は、愛の塊でもあります。

受け継がれてきた過去からのたくさんの愛が、この身体を作り上げています。

どんどん深掘りしていくと、最終的な着地点は、みんな1つだったよね…。と言うところに辿り着きます。

蠍座の月は、牡牛座の水星とベスタ、太陽にオポジションとなっています。
水星は逆行しているので、過去の出来事を見直している最中です。
そして、ベスタは何に強い使命感を持ち、献身的になるかを表しています。
純粋性』
牡牛座の純粋性とは、自分を喜ばせること、満たすこと。

それは、肉体感覚で得られるものであり、その肉体を作り上げているのが過去からの繋がりでもあります。

自分の中に隠れている純粋性。

それは、魂そのものでもある。

水星はその声を聞き、太陽がそれを体現していく。

そこに向き合っている月は、私たちの思い込みと言う潜在意識。

根深いところにある、私たちのネガティブ要素。

変わろうとする時、その根深いところにいるもう一人の自分は、いつもと違う状況になるとアラームを出して、『安全な領域を越えている!!』という、警報をならします。
元に戻そうと頑張るわけです。

危険だよ、いつもと違うルートにいってるよって。守ろうとしてくれるんです。

これが、私たちの見える範囲にある意識にとっては『変わりたいのに何故だかうまくいかない…』の理由なんです。

警報が起こす出来事は、大体、他者や外側の出来事からもたらされます。

『引き留める』『ついてないような出来事が起こる』『不安になるようなことが起こる』

これは、外側を通して根深いところにいる自分が『ほら、やっぱり辞めた方が良いよ!!』と訴えてるんです。

人の口を借りて言葉が出てきます。

そんな事が起こってくる満月で、宇宙のお試しがやってくる。

でも、私たちが向き合っているのは、魂の純粋な想いです。
ここから軸をぶらさないことです。

その宇宙のお試しは、逆行している冥王星からの確認です。本当にこのまま進んで良いですか?やり残したことないかな?というものです。
なので、このまま昔に戻ることを選択するのではなく、やり残したことを拾いに行くことに意識を向けて、進化することを決めることです。

山羊座へ戻ったときにやっぱり、新しいことより、前やってたことの方が安心かも…そんな気持ちも出てくるかもしれません。
ここで、私たちが過去から受け継いできたモノは何なのかを改めて考える必要があります。

蠍座満月のホロスコープは、冥王星逆行が始まったときのものとほぼ同じです。
ハウスも同じです。

5/2冥王星逆行

ICに注目すると金星がピッタリ重なり、蠍座満月でも、金星がICに重なっています。

金星は、『愛と調和、豊かさ』の星です。純粋にこれが好き、これがやりたい、そんな風に気持ちがときめくような星です。

自分が満たされれば、それは無条件に周りも満たされていくようになっています。

これを軸にしておくことが、とっても大事だと教えてくれています。
これこそが、魂本来の姿です。
ICは、魂のルーツを表します。そのルーツは(金星)愛であるということ。受け継いでいるのは、愛です。

満月のチャートでは、アセンダント、IC、ディセンダントの軸に重なっている天体、小惑星が特徴的です。
ディセンダントは、パートオブフォーチューンとセレスがピッタリ重なっています。

PoFは幸運のありかを示し、セレスは無償の愛です。

セレスは、自分が自分を成長させることを表しています。
乙女座に位置しています。
『自分が持つ技術や才能を活かし、他者を指導し、育てること』
6ハウス側に位置していますので、『誰かのために役立つ技術を教え育てることで、自分も成長する。
もしくは、誰かに役立つ技術を教えらることで成長する』

幸運のありかは、7ハウス側です。
他者によって育てられ、それらに関わる人たちを守りたいという想いこそが、自分の成長を実感し幸せだと感じるポイントとなりそうです。

自分が過去においてきたモノの中に、本物の愛があるかもしれません。逆に、必要ない執着を持っていったかもしれません。

自分の金星を改めて知ることが大事です。

何にときめくのか。

それが、土台にきているか?

蠍座満月は、お金の意味を持っている星座です。
牡牛座もそうです。
金星も牡牛座の支配星なので、お金のキーワードをもっています。
お金を稼ぐための才能を探すというのが地球的な考えです。
牡牛座に天王星かあるので、それは最先端なもの。
2ハウス天王星は人とは違ったやり方で稼いでいくことを表します。
ただ、お金に関して、突破的なことが起こりやすいともいえます。
その起こることで、今までのような稼ぎかたではなくなっていくのかもしれません。

しかし、宇宙はただ、お金の稼ぎかただけにフォーカスしてるのではなく、金星の『愛と調和』を土台にした生き方を強く伝えています。

魚座土星が12ハウスにあります。
12ハウス、魚座、この意味は無条件の愛を表しています。
セレスが6ハウスにありましたね。
6ハウスは、12ハウスを体現するハウス。心の中の想いを実践するハウスです。
そして、現実的なやり方で表現するんです。

乙女座セレスは、自分の持っている才能で他者を指導し育てることで、自分自身も成長する。

これが、12ハウスの魚座土星が伝えたいことです。
無条件の愛で他者に奉仕すること。それこそが、幸せ(PoF)に繋がることなんだよと。

1ハウスのアセンダント近くに海王星がありますね。
海王星は、魚座の支配星です。
あなたの優しさ、受け入れる気持ち、無条件の愛を外側に表現していくことが運を開いていくことになるよということです。

それが、乙女座セレスと、PoFのことです。

蠍座満月で心の奥深くにある、本当の魂の愛が見えてくる。

過去にある愛。

DNAに刻み込まれた本物の愛に気付けたとき、私たちは愛と調和の世界に移動します。

そこに行くか、行かないかは自分で決めることですが、金星をただ形あるお金として見ていくなら、お金の世界に。
金星を目に見えない豊かさとして見ていくなら、愛と調和の世界に。この世界では、すべてのものは、愛によって作られている。
そのことが魂レベルで理解できるはずです。

この現実世界の常識を疑い、過去に戻って本当の愛(見えないもの)を見つけだす。
蠍座満月は、そんなストーリーになっています。

サビアン

月のサビアンは、蠍座14度(15度)
5つの砂山の周りで遊ぶ子供たち】
無邪気な支配欲、力を発揮する』
子供は純粋ですよね。
そんな自分の中の純粋な部分を大事にしようと言うこと。
砂山を作っているサビアンですが、15度と言うのはそのサインの頂点を表す場所なんです。
蠍座の力がめーいっぱい発揮される、満ちる度数です。周りも巻き込むほどの強い力を持ちます。
蠍座の強さは、無邪気な支配力です。

個人的に思うこの支配力は、小さな子供と言うのは周りを巻き込みながら遊びます。どうにかして自分のやりたいように、したいように事を運ぼうと無邪気に大人の力を借りて成し遂げようとしますよね。

ある意味それは、無邪気さを武器に周りを自分の思いどおりに動かしてお山の大将となっていくと言うこと。

それを大人の世界に持ち込む。

誰と誰をここに持ってくれば、めちゃくちゃ良い方向に行くんじゃないかとか、こことここを繋げば、こんなことが出来る!!とか。

蠍座は、人の心理に働きかけることが得意です。
売りたいものがあれば、こんな風にすれば、こんな色を使えば、こんな宣伝文句を使えばなど、そうやって人の心理面に働きかけて、購買意欲を持たせて、経済を動かすんです。

5と言う数字。
五感を刺激する、などと言いますね。五感と言うのは牡牛座の領域のこと。
要は、この蠍座は牡牛座の五感を刺激するんです。牡牛座は、心地よいものを手にしたい、『買いたい』と思うんですね。

牡牛座はお肌を綺麗にしたり髪の毛を綺麗にしたり手触り良くして、そしてそれを他者に認めさせたいんです。キレイだと。

それに対して蠍座は、雰囲気で心理面に働きかけます。セクシーさを醸し出すんです。そしておびき寄せて自分の物にしていきます。

美しくて神秘的なものに引かれ、『手に入れたい』と思うのが牡牛座です。

そんな商品が目の前にあれば、買っちゃいますよね。
そして、蠍座はお金を手に入れる。

牡牛座と蠍座のラインは、グルグル循環していますので、出せば入る、入れば出ていくの繰り返しなんです。
それが、経済が回ると言うことですね。

牡牛座14度(15度)
【マフラーと粋なシルクハットを身に付けた男】
『経済活動の恩恵を受け洗練されていく』

働くことで得られる恩恵を受けとる。

この度数も蠍座同様に牡牛座の力が発揮されます。

欲しいものを手に入れるために、コツコツと働いてお金を稼ぐと言う度数です。

牡牛座と言うのは、ものを見る目、価値を見抜くことに優れます。
本当に欲しいものなら努力してお金を貯めて手に入れます。

この本当に欲しいもの。
蠍座の差し出すものが本当に欲しいものか、価値があるのか、じっくりと見極めます。

お金を出してまで欲しいもの。

食べるもの、身に付けるもの、それが肉体を作り、見た目を作る。口にいれたもの、身に付けたあと、その先を考える。

牡牛座は、じっくりと味わいどんなものかを確かめます。
焦らず、今手にしているものをこれからどう活かしていくのか考えてみること。価値観を変えると言うのは、新しくなにかを取り入れるだけではないです。今、持っているものをどう生かすか。

生まれ持った才能、持っているだけではだめなんですね。循環させないと。
才能はお金。
お金は出さないと欲しいもの買えません。

この出す買うの世界は金星のお金の世界。
愛と調和の世界は、金星の愛の循環の世界。 
出せば同じものが入ってくる。

与えられてばかりではダメだし、与えすぎてもダメ。

平等でなければならない。それが、調和の世界。

生きる世界線をどこに合わせるか。
それを過去に戻りながら、お金と愛の見直しをやっていく。
5/6以降、2つの世界を行ったり来たりしながらじっくりと、前に進めていきましょう。

5/20牡牛座新月の幸運のありか


5/20の牡牛座新月では、PoFが土星とともに魚座のアセンダントにぴったりと重なります。

土星が努力して形にした幸運が、自分の世界に出てきます。

魚座6度です。
サビアンは7度【岩の上に横たわっている十字架】
魚座の優しさが広がっていくような度数です。
良心と言うものを軸にする生き方が始まっていく。

土星が形にしたのが十字架でしょうね。

善と悪の間で、どちらを選択したかで背負うものが変わります。

善ならば土星の課した十字架は、良心という土台になって優しさの世界で生きることになるし、悪ならば十字架は心に重くのしかかって、苦しみの世界で生きることになる。

新月は、牡牛座28度
サビアンは29度となり、なかなかヘビーな度数です。
過去と未来の間で揺れる度数。

善か悪かも、天使と悪魔の囁きのように人の心を揺るがしますね。

ですがこの度数、牡牛座29度というのは、愛と調和の星、プレアデス星団がある位置となります。

牡牛座29度は、凶兆と言われています。
それは、女性エネルギーが強すぎるということもあります。
ですが、それは昔のことですね。これからの世界は女性性のエネルギーが必要となってくると言われています。

揺れやすいと言うのは、牡牛座29度の次が双子座だからです。
牡牛座を終わらせなければいけないという葛藤がそうさせるわけですね。

このように、牡牛座新月は揺れる気持ちが強くなりますが、蠍座満月でのメッセージとして、金星の愛と調和を軸にするということを覚えておくと良いですね。


地球物語~miroku~


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