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4/6天秤座満月星読み

天秤座新月から6ヶ月たち、その結果を受けとる満月。

2022.9/26に、天秤座新月でした。

この時の新月は12ハウスです。

サビアンは、
【新しい日の夜明け、全ては変わった】
古いものに執着しないで新しいものを受け入れていくこと。

12ハウスは、心の内側。見えないところです。

自分の心の中にある古いもの新しいものが見えてきましたでしょうか?

離れていった人たち、手放した物事など、新しい環境に身を置くことになったりなど、4月はガラッと変わったことを感じそうですね。


4/6天秤座満月


天秤座満月、月は3ハウスに位置しています。

身近な存在、環境です。

そこから新たな自分を見出だしていく。

天秤座は、相手の目に映る自分をみて自分を知っていきます。

月は、天秤座16度(17度)

この度数は、向かい側の牡羊座の資質が流れ込んできます。客観的視点に主観が混ざります。

17度では、その流れ込んだものをプラスに変えていきます。

牡羊座は、自分目線で突き進む星座です。

天秤座からしたら、もっと周りも気にしなよ…と感じますが、17度では、その自分目線を使用して、自分と向き合うことをしていきます。

サビアンは、【引退した船長】

16度では、スマートに対応していく天秤座に、牡羊座の資質がまざることで、スマートさをかき乱されて、いつもの他者目線に戻れなくなったんです。

それによって、強制的に自分と向き合うことになりました。

15度までは、他者目線の自分を守って、スマートに優雅に装っていましたが、それが度を越すことで自分と言うものがなんなのかが分からなくなっていったんです。

そして、今回のサビアン17度『引退した船長』では、他者目線で生きてきた過去に戻れなくなった船長が、陸に上がって自分と向き合うことになったんですね。

ある意味で、かき乱された天秤座は、スマートさを失ったわけなので失敗したことになるんです。

そして、引退を決意する。

海を漂う船ですから、無意識領域を漂流し流されたことで、船長は休むことが必要だ…と感じるんです。

無意識領域とは、ホロスコープでは12ハウスを示します。

9月の天秤座新月は、12ハウスで起こりましたね。

6ヶ月かけて、この無意識領域を漂流してきて、引退の決意をしたわけです。

そして、引退して自らの無意識領域という海が穏やかではないと言うことを初めて知ることになるんです。

天秤座の船長は、今までの他人目線で生きてきたスマートな自分には戻れない、全てが変わったことを受け入れることになるんです。

このサビアンから、私達は誰かの目線で生きてきた世界から、自分を生きる世界へと変換したことが分かります。

太陽は、牡羊座16度(17度)

9ハウスで、木星と重なってます。

木星は、9ハウスの射手座の支配星なので居心地良い場所ですね。

木星の拡大発展のエネルギーがしっかりと発揮されます。

9ハウスは、3ハウスから見てレベルをあげた世界です。向上心を持って高みを目指す場所。

これから二週間は、自分をレベルアップさせる意識が強まります。

サビアンは、牡羊座17度

【二人のしかめっ面の独身女性】

天秤座の客観的視点が、牡羊座に流れ込みます。

その要素をプラスに変換する度数です。

主観で生きてきた牡羊座に、他者目線が流れ込むことで、『他の人』という他者が見えてきます。

牡羊座は、人間で言えば赤ちゃんのような星座です。

15度までは、自分と母親に境界線がなく一心同体だと思っています。

16度では、天秤座の客観的視点がもたらされることによって、自分と母親は違う存在だと理解し始めます。

同じだと思ってたのに…本当は違った…その事に対してしかめっ面をしている。

そんなサビアンとなります。

自分に近い親しい存在が、自分と全く違う考えだったら少しガッカリしたりしますね。

そんなことが起こりやすい時期だったりします。

これは、過去の自分と今の自分に置き換えてみると良いですね。

天秤座の月は、自分に向き合うことをしてましたね。

それによって、過去の自分と今の自分の考え方が変わってたりして、前の状態には戻れないわけなので、過去と分離するということでもあります。

自分と向き合った結果、もう過去の自分には戻れない、前に進むしかない。

今までは、やりなれたルーティーンの中で、決められた通りにやれば良かったけど、これからはそこから抜け出した世界になっています。

赤ちゃんで例えれば、泣けば母親がミルクを与えてくれて、オムツを変えてくれていたけど、もうそこから分離して自立していくわけなので、もうそれは当たり前ではなくなった…。

当たり前だったから気づかなかったけど、自分でやれていたと思ってたことが、実は違ったんだと思い知らされるようなこともあるかもですね。

不安感と欠乏感。

この度数は、この不安と欠乏感というものを炎に変えて、自分に足りないものを補っていこうとする強い精神力を発揮します。

天秤座の他人と比較するという資質を使って自分に足りないものを補っていくんです。

牡羊座は、負けん気が強い星座ですから、自分と分離した一部を補うために、負けん気を発揮してその隙間を埋めるんです。

9ハウスですから、未来を見ています。

過去と分離して、未来へと進む。木星がそのサポートもしてくれています。

アセンダントは、獅子座20度

後半度数の獅子座なので、乙女座要素が出てきます。

自分だけの世界で自己表現してきた獅子座が、現実的に日常で自分の世界を表現する、挑戦することが始まります。

サビアンは、獅子座21度

【中毒したニワトリ】

不可能を可能に変えるパワーを発揮する。

積極的に取り組む度数となります。

この度数は牡羊座の闘争心を使って挑戦していくことになります。

『やりたい!』と思ったらすぐに行動を起こす。

この獅子座21度は、人生を切り開く力があります。

端から見たら、そんなの無理でしょ!?と思うようなことでも、楽しみながらやってのけるパワーを持っています。

やりたいことがあるとすぐに行動を起こすことで、自分の望む体験をたくさん積み重ねていくことができます。そうすると自然に自分の望む人生を創造していくことができるんです。

自分の人生を自分でプロデュースする。

自分で自分の神話を作っていくこと。

サビアンのニワトリは、空を飛ぼうと羽をバタつかせていることを表しています。

本来ニワトリは飛べたようですね。

改良されて飛ぶ力を失ったようですが、本来ニワトリは飛べるんです。

できもしないのに奮闘していると周りから思われても、果敢に挑戦して成功させることで人々に、飛べるんだという概念に置き換えることができるのです。

そして、ニワトリは太陽の使者でもあります。

朝日がのぼったら鳴いて知らせてくれますね!

夜明けを知らせる鳥です。

9月の天秤座新月のサビアンは、新しい日の夜明けでしたね。

アセンダントは、太陽が上る場所。東の地平線です。

空を飛ぼうと奮闘するニワトリが、新しい世界が訪れたことを教えてくれています。

空を飛ばないニワトリが、空を飛ぶニワトリになる世界。

不可能なんて言い訳は通用しない、世界は変わったのです。

もう、挑戦していくしかない!!!

運の入り口でもあるアセンダントです。

挑戦することで、道が切り開かれます。

アセンダントは、太陽と木星にトラインという良い角度になっています。

牡羊座の負けん気の炎が獅子座に調和しています。

MCは、牡牛座15度。
天王星が重なってますね。

今までの仕事という世界から、離れていくことが現れています。

仕事でありなが、仕事でもない。

それは、自分の魂の求める方向へ向かって生きることを示しています。

目標であり、目指す場所。

サビアン牡牛座16度

【神秘を暴こうとする老人】

16度は、真反対の星座の要素が流れ込む度数です。

16度というのは、足りないものを補おうとする度数です。

牡牛座は、足りないものを自分の努力で何とかしようとしますが、蠍座は、他者の力を取り込んで何とかしようとします。

この蠍座の要素が流れ込むことで、牡牛座に新たな視点がもたらされます。

牡牛座は、欲しいものがあればお金という物質を使って手に入れてきました。

ですが、この度数で新たな気付きを得るわけです。

お金で買えないものがある…。

それは、蠍座の水の要素が教えてくれるわけです。

感情という目に見えないものを満足させること。

蠍座は他者と深い絆を結ぶことで、一体化します。

相手を信頼して、この人は裏切らないと信用して初めて心を開くのが蠍座です。

お金ではこの信用は買えませんね。

私達がこれから目指していくのは、この信用や信頼を得ていくことになります。

お金では買えない体験をしていくこと。

人との絆を結んでいくこと。

MCですから、目指していく目標です。

これから二週間は、ここを目指していくわけです。

そのために、無理だと思うことにも挑戦していくことです。その体験は、お金で買うことはできない貴重な体験となります。

その目的は、過去から分離したことで切り離された部分を埋めていくことが目的です。足りないものを補うためにいろんな体験をして埋めていくんです。


そうやって、私達の現実として分かりやすく現れてくる現象が、他者目線で生きてきた過去からの引退、自分と向き合い、自分を生きる世界へ向かう。

という流れとなります。

この天秤座満月、次の牡羊座新月の始まりのために必要なプロセスとなる満月です。

4/20の牡羊座新月では、魂を肉体にセットすることになります。

具体的に形にしていくスタートとなるので、自分と向き合い、自分の世界を生きる方向へのシフトをしっかりやることが大事です。

不安に思うこと、足りないと思うことを補強しておく。

体験を通して自分の物にしていくこと。

他者の力をうまく使うことも必要です。

天秤座や、蠍座というのは、他者との関わりが必要な星座です。

牡羊座新月の前に、山羊座下弦の月が4/13にあります。

この下弦の月では、ICに月と冥王星が重なり、そして太陽がディセンダントに重なります。

ディセンダントの太陽は、新しいスタートを切っている感じですが、月がまだそこに辿り着いてない。

高みを目指すために一旦底に沈んでいる状態です。

そして、冥王星がそこで揺さぶりをかけてくる感じがあります。

軸となる土台を古いものから新しいものへと変えたことで、仕事で社会貢献してきた山羊座に、仕事以外での場所で生き甲斐となるものを見つけて貢献していく、自分の軸としていくよう、今までとは違う方へ向かわされる、そんな流れとなってきそうです。

土台が揺さぶられますので、この土台を補強しているかを問われます。

それは、蟹座に火星が入ったことで蟹座のことをやっているかを試される感じです。

家族や仲間との絆を固めていますか?

もし、壊されるような衝撃があったら脆く壊れるような土台ではないですか?

火星は牡羊座の支配星です。

牡羊座期間は、火星のことも大事になります。
蟹座の家族の安全を守る行動。

IC冥王星なので、災害があったときのことなどを話し合っておくのも良いかと思います。

離れていた場合のこと、集まる場所など、先を見越した広い視野と先の流れを読むことで、ピンチを避けれることになります。


以上、4/6~4/20牡羊座新月までの参考となればと思います。

地球物語~miroku ~

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