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定休日はどう決める?設定時のポイントと注意点をご紹介

自営業やフリーランスとして働く場合、自分で休みを決められるのが魅力のひとつ。しかし、定休日を決めた方が良いのか不定休にするか迷ってしまう方も多いはず。今回は、定休日を決めるメリットや設定時のポイント、注意点をご紹介します。


定休日or不定休どちらが良い?

自分で自由に営業日を決められるのはうれしい反面、お客様のことを考えると何がベストなのか迷ってしまう方も多いでしょう。定休日と不定休、どちらにもメリットがあるので、自身のライフスタイルやネイルサロンのコンセプトに合わせた選択をしてみてください。

定休日を設定するメリット

定休日を設定することで「自分や家族との時間を大切にできる」「お客様に認識していただける」などのメリットが得られます。

一般的に営業時間が長ければ長いほど売り上げが作りやすいので、とにかく売り上げを作りたいと考えるのであれば、なるべく休みは作らないようにするのがおすすめ。

しかし、自宅サロンやフリーランスのネイリストとして頑張りたいと考えている方の多くは、自分や家族との時間を大切にしたいと考えているはず。定休日を設置することで、営業日はしっかり働き休日は楽しむといった、メリハリをつけた働き方ができます。

また、大切な人と過ごす時間や好きなことをする時間は気分転換や自己投資になるだけでなく、お客様との会話のきっかけにもなるでしょう。

お客様に定休日を認識していただけるのも定休日を決めるメリットのひとつです。

不定休のサロンは一見親切に見えますが、裏を返すといつ営業しているのかが明確に分かりづらいと感じているお客様もいらっしゃるかもしれません。定休日を設定することで、「◯◯(サロン)=◯曜日が休み」と認識していただけるので、予約をしていただきやすくなります。

その上、予め決めた営業日にのみお客様がご来店されるので、集中して施術ができるのもうれしいポイントです。

不定休のメリット

不定休には「お客様に合わせたスケジュール管理ができる」といったメリットがあります。

例えば、月曜日=定休日と決めてしまうと、その日にお仕事や用事がありご来店できなくなってしまうお客様が出てきてしまいます。しかし、不定休ならお客様の都合に合わせて予約を受け付けることができます。

また、スタッフを雇う場合は不定休の方が売り上げを多く作れる場合も。ただし、お客様のご来店がなく、人件費や電気代・水道代などのランニングコストが売り上げを上回る場合もあるので、注意が必要です。

定休日・営業時間を設定する時のポイント

定休日は、お客様を混乱させないためにもサロンのオープン前に決めるのが基本。また、営業時間も併せて決めておきたいものです。ここでは、定休日や営業時間を設定する時のポイントをご紹介します。

立地条件や競合をチェックする

まずはサロンの立地条件を把握し、同エリアにある競合のリサーチから始めましょう。例えば、駅前や繁華街のネイルサロンは夜遅くまでオープンしている場合が多いです。これは、仕事終わりや学校帰りなどにご来店されるお客様が多いため。一方でサロンが住宅地にある場合は、朝〜夕方にかけてご来店を希望される主婦層がメインターゲットとなるため、オープン時間が早めに設定されていることが多いです。

同エリアのネイルサロンをいくつかリサーチすると、大体同じような時間帯に営業していることが分かるでしょう。そこで、重要となってくるのが競合との差別化。競合の定休日や営業時間をリサーチし、あえてその曜日も営業する、閉店時間を1時間遅くするなどの工夫をすればお客様のご来店に繋がるかもしれません。

ペルソナの行動をリサーチ

ペルソナ(ターゲット層)の行動をリサーチするのも重要なポイントです。ペルソナの行動は時間帯や曜日によって変化があります。例えば、メインのペルソナを「働く女性」としている場合、平日よりも土日の方がご来店されるお客様が多くなることが予想されます。

また、数ヶ月間にわたりサロンを経営していると、お客様の来店動向もある程度分析できるようになってきます。当初の予想と大幅に異なる場合もあるので、まずは定休日や営業時間を仮設定し、フレキシブルに対応するのもひとつの方法です。

定休日を変える時の注意点

すでにサロンを経営している方の中には「定休日を変えたい」「定休日を設定したい」と考える方もいるのではないでしょうか。定休日を変えることで、少なからずお客様にご迷惑をおかけすることになるので、誠意をもって対応するようにしましょう。ここでは、定休日を変える時の注意点をご紹介します。

コロコロ変えない

定休日がコロコロ変わるとお客様は混乱してしまいます。そのため、来店動向が予想と違った、気分が変わったからといって定休日をコロコロ変えないようにしましょう。

定休日を決めかねている場合は、プレオープン期間を設け、その期間中は不定休で営業し、来店動向を確認した上で定休日を設定するなどの方法もあります。

早めにお伝えする

定休日を変えることが決まった場合、新しく定休日を設定する場合は早めにお客様にお伝えしましょう。

急に定休日を変えてしまうと、お客様にご迷惑がかかってしまうため、変更後の定休日を早めにアナウンスしましょう。この際、可能であれば理由や今後の影響についてもなるべく丁寧にお伝えすると良いでしょう。

無理のないスケジュールに

最後に、自分自身の体調や精神状態を考慮し、無理のないスケジュールにすることを忘れずに。

いくらお客様に喜んでいただけても、いくら売り上げが作れても、無理をしていては元も子もありません。しっかりと休むことで、心身ともにリフレッシュでき、それが良い接客や施術に繋がるはずです。

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自身の体や心を優先した選択を

今回は、ネイルサロンを経営する上で知っておきたい定休日の決め方をご紹介しました。定休日と不定休、どちらにもメリットがあります。大好きなネイルを長く続けるためにも、無理は禁物。自身の体や心を優先しながら、お休みや営業日を決めてみてください。


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