ラッシュボール終了
またしてもご無沙汰しておりました…。今週から会場の設営がはじまり、ラッシュボールが今日終了しました。ステージ他、大部分使いまわすので（ネタ的には「お借りしてる」と言った方が面白い節もある）、ここから引き継ぎ１週間後に向けて準備を始めていきます。
一昨日金曜から自分も現地に行きましたが、その日は結構な大雨。何とか水を抜きつつも、場所によってはかなりぬかるんで相応の靴を履いてないと厳しい足場でした。土曜も途中結構な雨に祟られつつ降ったりやんだり、夕方には夕陽も見え何とか最後まで天気は保ち、今日は曇り一時雨の予報が実際は曇り時々晴れ、絶好の野外日和だったと思います。さすが持ってるイベントは違うなー。（持ってないイベンター談）
迫ってくると天気のことばかり考えてしまいます。「野外イベントは天候に恵まれれば８割方成功なのである」と身に沁みて思います。天気予報に一喜一憂、サイト毎に癖があるのも分かりました。プラス志向のサイトと悲観的なサイトがあって、予報がかなり違い翻弄される。お客さんの10倍は天気予報見てる自信ありますね。東シナ海の熱帯低気圧もすごーーーく気になる。どうか台風くんに変わりませんように（祈、念、願）
先週は近しいプラムチャウダーさん主催「ロックロックこんにちは！」という、この世で一番秀逸なイベント名が付けられた（昔「ルクルックこんにちは！」という朝の有名全国ネット番組があり、司会の岸辺シローさんが失踪した時に「これだ！」とチャウダーさんが閃いたらしい。どんな閃き方やねん笑）、Spitz先生が若手〜同世代を集う素晴らしいイベントが3日間Zepp Nambaで開催。続けて「奏でまShow！」という『優れたミュージシャンは即興（ギャグ）センスも抜群なのである』ということを証明するイベントもあり、奥田民生先生、YO-KING先生、山崎まさよしさん、岡崎体育くん、あいみょんさんが凌ぎを削ってお題に対し即興で演奏する、前代未聞なイベント内容。その中でYO-KINGさんが「なごり雪」の替え歌で「台風で中止になったイベントの歌」を披露、音泉のことを思い計って頂いたその歌詞はとてもありがた、、、、くないわ！「トイレが全部飛んでった」って歌詞、まんま伝えた話が歌詞にされてお客さんリアクションに困ってましたやん！ホンマワルい先輩！うそ、弄ってくれてありがとうございます。今年台風来たら、プレゼントとしてレコーディングして貰おう♪
合計4日間のうち、音泉魂に出て頂く方が３組。ロックロック初日はMy Hair is Bad。いや、いつ見てもドキドキさせられる（→50のオッサンが言うと気持ち悪い節）。というか、正確には「ドキドキ」というより「ヒリヒリ」させられる。ステージで３人が向き合って、音が出る瞬間の緊張感が他のバンドには無い、いつでも全力全霊で演奏してるのが伝わってくる。アリーナでも100人のライブハウスでもこの感じ変わらないんだろうなぁ、これとても凄いこと。加えて椎木くんの「本当のこと」しか歌わない歌詞に最近結構ハマっている。普通のこと歌ってるかと思いきや、どんでん返しで本質をつかれると「ドキッ」とするし、ええかっこせずホントのことだけを歌う姿勢にとても共感が持てる。
ロックロック2日目にはフレデリックも出演。最近ライブがとても安定している。「落ち着いてる」って意味ではなく、個々鳴らす音がメッチャ攻めていてバンドの音となり、切れ味が鋭い。ドラム、ベースがほんとにヤバいグルーブ感出すし、ギター隆児くんは自由に独創的な音色を出すし、ボーカル健司くんはグッとくる。Spitz先輩に呼んで貰える存在になってオジサンは自分のことのように嬉しかったです。またひとまわり大きくなった気がした。
「奏でまShow！」は後半即興コーナー前にソロの演奏15分づつだったので民生さんは３曲。３曲だけど、決める時はキめる。なんやかんや言って、どんなライブもココぞって時に「キ」めてくるのです。もう数え切れないほどライブ観させて貰ってるけどがっかりしたこと一度も無い、毎回グッとくる瞬間があります。今週も弾き語りで、それも1万人規模ながらその瞬間は必ずある筈。せっかくなので若い世代の方に何かを感じて貰えると本望です。
３組とも今週『野外』で観れるのが本当に楽しみ。
ラッシュボール終わって思ったのは「野外で音楽聴くってやっぱりイイなぁ」ってことです。こないだとゆーてることちゃうやん、、、、いや、それはそれで気持ち良いのはずっと思てます。今日みたいな天気「風弱め、曇天に太陽チラホラ、30度程度で暑くない」絶好の日和だと余計。
そんなこんなで土日が楽しみなのと、終わって欲しくないのと、やることてんこ盛りな焦りと、早く終わってホッとしたいのと、複雑な主催者心情ではありますが、何とか暇見つけてまた書きたいと思います。言いたいことまだあるし。
あー、その前に天気予報見なきゃ！