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岩手県 台温泉 精華の湯(せいがのゆ)日帰り入浴 体験レポート!

今回は岩手県花巻市にある「台温泉」の精華の湯へ日帰り入浴をしてきましたので、レポートしますね!

台温泉の歴史とは?

台温泉の歴史を調べてみると、開湯伝説では約1200年前に坂上田村麻呂という人物により発見されたということです。

また、史実では約600年前の開湯と記されていて、南部藩藩主も度々訪れたことがあるとか。

しかも天保10年には台温泉が火災にみまわれ、浴場がすべて焼失したといういまわしい過去も・・・。

いずれにせよ台温泉は古い歴史がきざまれて、いま現在もお湯が沸き出ている由緒ある温泉ということが分かりました。行くのがますます楽しみになりました。

台温泉へのアクセス

台温泉へのアクセスは次の通り。

■東北新幹線をご利用のとき「新花巻駅」からタクシーで約20分
■自動車ご利用のとき「東北自動車道花巻I.C」から約10分
■東北本線をご利用のとき「花巻駅」からタクシーで約15分
■飛行機をご利用のとき「花巻空港」からタクシーで約15分

私は自動車でのアクセスだったので、東北自動車道花巻I.Cで下りて約10分走ったところで「台温泉」のカンバンがお出迎えをしてくれました。

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ここからアト1.5Km、もうすぐです。カンバンをくぐって奥に進みます。道も少し細くなり、秘境感が増していきます。

台温泉は花巻温泉郷のなかにあり、約20件ほどの温泉宿が立ち並んで温泉街を形成しています。

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台温泉「精華の湯」へ日帰り温泉に入浴!

今日のお目当ては「精華の湯」です。ほかのお宿でも日帰り入浴はできるようですが、精華の湯は、台温泉にある唯一の日帰り専門の温泉施設だからです。

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本日は天候が悪く雨だったので、自慢ののれんも濡れています。中に入りましたが人がいません。

靴を脱いで上がります。スリッパなどはないので靴下のまま、中へ。

券売機がありました。

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入浴料は大人500円、小学生は250円です。

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「ただいま席を外しております。」という紙が置かれています。券売機で購入した入浴券を箱に入れてと書いてあります。

誰もいませんが、防犯カメラで監視中というシールが。確かに玄関をうつしているカメラが。

ひとが居ないということで、お金を払わないで入浴してしまう人がいるのでしょうか?東北のいいところのひとつは、例え人がいなくてもお金は払うという信頼関係だと思うですけどね。。

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玄関は無駄のないスペースで自動販売機もおいてありました。ちょうど飲み物を切らしていたのでありがたい。温泉に入浴すると多量の汗をかきますから、水分補給はカラダのためにも必須です

発券機で入浴券を買って、浴室へ向かうところに貴重品ロッカーがありました。100円が後から返却されるタイプです。貴重品をここに預けます。

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「をとこ」

一瞬、意味がつかめずスルーして奥へいったら「おんな」ののれんが。あ!おとこ湯かぁ!なんかいい響きですね♪

気になって調べてみました。古語辞典で「をとこ」は次の通り。

男。元服して一人前になった男。成人男性のこと。

成人男性ということは子供は入れない?そんなワケないですよね。小学生の入浴券売っていましたから。。余計な詮索でした(汗)

のれんをくぐって中へ。

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脱衣所です。先客が入浴していました。

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泉質:含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温:95.6度(外気18度)
pH値:8.3

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原泉の温度が95.6度と、ほぼ熱湯に近いほど高いので、さすがに加水はしていますが、循環ろ過・入浴剤・消毒すべてなしです!

ph8.3の低張性弱アルカリ性高温泉。含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉です。

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源泉温度が高いので、源泉の特性をできるだけ損なわないよう、浴槽の手前30cmで加水しているんだとか。

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もうひとつ貼り紙が。

営業時間か朝の6時から夜の10時までってメチャクチャ長いですよね~。それだけ観光客や地元の住人さんに「お湯に浸かってね」というメッセージが伝わってきます。

しかも営業終了後、毎日お湯を入れ替えているのですと!?おどろくことに、浴槽を満水にするのに6時間もかかるのだとか。

ここの従業員の方は、いつ休んでいるの?こんなお風呂が500円(大人)で入れるのが申し訳ない気持ちにさえなります。

では早速、お風呂場へ。

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