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【映画】のだめカンタービレ最終楽章 前編/後編

大好きなドラマ&映画!!とにかく千秋先輩がかっこよくて、それだけでも観る価値大あり♡おまけに登場人物もみんな面白くて可愛くて、何度も観てしまう。

コメディー色でいえばドラマのほうが強くて、もう本当に大好きとしか言いようが無いのだけれど…。ドラマと映画、どちらも繰り返し観ているうちに、映画は映画でなんかかなり深いぞ…と思い始めたので、取り急ぎまとめてみる。

初見では、なぜオクレール先生はのだめのコンクール出場を認めないのか、なぜのだめは急に千秋に結婚してほしいと言ったのか、そしてなぜ旅に出たのか…思うほど理解できていなかったことに気付いた。それもこれものだめのため。のだめは誰かのためにピアノを弾くのが大好きで、ピアノが上手くなること自体に喜びを感じるタイプではなかった(のではないか?)。そういう意味では千秋とは正反対で、1番近くにいる千秋には性格的にいえば理解しがたいことだった。オクレール先生ももっとストイックに、誰よりも自分自身のために、自己中心的に努力して『本物のピアニスト』になって欲しかった。のだめとしては千秋抜きではパリ生活すら考えられない状態だったので、まずはそこからの脱却を願っていた…。オクレール先生、超いい先生だナ…。

けれどそれはのだめにはあまりにも受け入れがたいことで、いつのまにかピアノは弾かされるものになっていた。いつまで頑張れば千秋とコンツェルトができるのか…。年齢的にも時間がない事も頭ではわかっているものの、先の見えない留学生活に、だんだん疲弊していく。

もし今ピアノを辞めたら、千秋はのだめの元から離れてしまうかもしれない…けどピアノを辞めてただ千秋と一緒にいたい。故の『結婚してください』だったんだろうな…と(わかるよのだめ、わかるわかる…)。結局それを冗談だろうと受け流され、ショックを受けたのだめはシュトレーゼマンと初コンツェルトを達成してしまうのだけれど。

音楽の世界って永遠に孤独で、孤独だからこそそれを共有できる瞬間が本当に愛おしく、それを糧にまたその一瞬のために孤独に耐えなければいけない。本当に大変なお仕事…。形のないものを追い求めていると、ふと急にどこに向かっているのかわからなくなったり、自分を見失うことなど往往にしてある。(知ったようなクチきいてごめんなさい!)

元々幼稚園の先生になりたかったのだめ。よく頑張りました…。

もっというと上野樹里ちゃん。のだめカンタービレの後は心労絶えない日々だったろうな。もうこれ以上は望まないから、ただ幸せになってね…(誰)。

(19'06'19追記)

のだめにモデルが…!!?知らなかった!!

【名作漫画『のだめカンタービレ』はこの“汚部屋”写真から始まった】
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190619-00010000-friday-ent

ゆとり世代。自信もなければお金もなく、毎日辛がってます。生きづらい人と猫の味方。