夏休みにひたすら動詞の活用形を唱えてた話
あれは確か大学2年生の夏休み。
毎日のように一心不乱に動詞の活用形を覚えるために勉強していました。
ところで、スペイン語は動詞の活用がめちゃくちゃ多いのを知っていますか?
スペイン語だけではないんですが、フランス語・イタリア語・ドイツ語などなど…ヨーロッパ系の言語は動詞の活用形がめちゃくちゃ多いんです。
なぜって?
主語を置かないからです。
主語によって活用形が違うので主語を置かなくても、主語がわかります。置かない方が自然です。
もちろん、協調したい場合や、主語がわかりにくいときは言います。
という感じで、主語を文中に置かないのです。
となると、スペイン語になじみのない人からはこんな疑問が出るでしょう。
「ってことは、全部の動詞でいちいち活用形変えるの?」
はい、そうなんです。
下記図のように、全部の時制で6種類活用します。
※不規則動詞除く
で、さらに、時制がいくつあるかざっと表にしてみました。
主語6種類×41種類
=しめて246種類+不規則動詞
※厳密に言うともっとありますが、今回は代表的なもので。
不規則動詞とか、「もしも構文」とか入れたら300はいくのではないでしょうか。
で、この動詞の活用がなかなか難しいので、
大学の同じクラスの受講生も軒並み昇天するわけですよ。
私の場合は「みんなできない今こそチャンス!」ばりに、
夏休みに毎日のように唱えて覚えました。
ずーっとやっていると、ある程度パターン化がわかってきます。
数学得意な人が「公式覚えちゃえばあとは当てはまるだけだよ」
というのに感覚似てるかもしれませんね。
基礎は大事なので頑張って覚えましょう!
…というありきたりな締めではなく、ここでワンポイントアドバイス。
英語以外の第二言をを始めるのに、<中国語 or スペイン語>で比べられることが、しばしばあるのですが、
「活用形さえ覚えちゃえばいいんでしょ?楽しそうじゃん!」→スペイン語向け
「活用形覚えるのダル…それよりは文法勉強するわ」
→中国語向け
ですね。
スペイン語ってわりと語順フリーダムなので、活用形覚えてしまえば、
文法とか語順ガバガバでも結構いけます。
逆に、中国語は語順に忠実でないといけません。
私はスペイン語→中国語、で勉強を始めたので結構苦労しました。
スペイン語は活用形をきちんと覚えれば周りとの差はつけられますよ♪
とういうことで、今日は大学時代の思い出を語りでした。
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