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はじまりのストーリー

こんにちは。オノリナです。
私は普段、「世の中に知られていないワクワクや価値ある情報・もの・サービスをわかりやすく言語化して広め、選択肢を豊かにする」をミッションに、企業や経営者、アスリート、研究機関の伴走者となり、情報発信やコンテンツ制作を支援する会社を経営しています。

そんな私がなぜ、有機還元葬に関心を持ったのか。
今日は、そのきっかけを記録しておきたいと思います。


「死んだあと、狭い墓石の中に入りたくない。自由でいたい」

元々、天文に興味があって大学・大学院と地球宇宙物理学を専攻していた私は、「死んだら宇宙に散骨する宇宙葬がいいかな〜」なんていう話を家族にしていました。

そう漠然と思っていたときに、偶然「有機還元葬(堆肥葬)」の記事に出会い、雷に打たれたような衝撃を受けます。

我が家では生ゴミコンポストをゆるく続けていたので、「ええ、人間もコンポストできるの!?」と、それは衝撃でした。「死んだら火葬するのが当たり前」でほかに選択肢があることなど考えたこともありませんでしたし、環境に配慮した「堆肥葬」で土に還り地球の一部になれたら、こんな素晴らしい「かえりかた」ってないのではないかと思いました。(宇宙葬は、宇宙に行くまでに莫大なエネルギーを使うし、全然エコフレンドリーでないなと)

そこから興味をもって調べ始めると、海外ではいろいろな葬送スタイルがある一方で、日本は火葬率99.9%の火葬大国で、火葬による環境負荷問題、墓地不足・無縁墓増加、多様化する家族の形と従来の墓制度のミスマッチなど、死や葬送をめぐるさまざまな社会課題があることが見えてきたのです。

平成22年人口動態統計月報年計によると、平成22年死亡数は119万7066人(ちなみに、出生数は80万人割れ)で死亡数は毎年増加しています。

高齢化社会の次に訪れると想定されている「多死社会」で、死や葬送にもっと多様な選択肢があってもよいのではないか。

その問いから、私の探求が始まり、この度あるプロジェクトをスタートすることになりました。詳細は、近日中に公開予定♪

このnoteでは、「有機還元葬(堆肥葬)」について、「有機還元葬(堆肥葬)」を日本で実現するために調べ、勉強したこと、実現に向けたアクションの記録を綴っていこうと思います。長い道のりになりますが、ゆるりとお付き合いください。

合同会社カレイドスタイル 代表。企業や経営者、アスリート、研究機関の伴走者となり、情報発信やコンテンツ制作を支援しています。堆肥葬を知り「自分もいつか利用したい!」という思いからをリサーチ&勉強をスタート。2024.4.14DEATHフェスPJ共同代表のひとり。