HPVワクチン

2023.9.14
HPVワクチンについて接種対象者の28%がワクチンを「知らない」と答えているという新聞記事を目にしまた。TVCMでも流されているので低い認知度に少しビックリしました。


子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)は主に性交渉で感染するため、初めての性交渉前のワクチン接種が大切です。

定期接種対象者: 小6 中1 中2 中3 高1

キャッチアップ対象者:H9年度生まれ〜H18年度生まれの女性 かつ過去にHPVワクチンの合計3回の接種を完了していない方(キャッチアップ制度の期限は2025年3月31日迄)

接種は公費(無料)接種期限が過ぎると(有料)任意接種となります。

当院ではシルガード9(HPV型により日本人子宮頸がんの88.2%をカバーします)を取り扱っています。1回目にシルガード9を接種した場合にはその後の接種においてもシルガード9を接種して下さい。


接種スケジュールは年齢によって異なります。15歳になるまでに初回接種すれば半年後の2回接種で済むワクチンになります。9歳以上での方は1回目の接種2ヶ月後に2回目、1回目の6ヶ月後に3回目の接種と計3回の接種となります。

ワクチン接種後は30分間院内で安静に過ごしていただきます。

持ち物は 母子手帳 健康保険証


シルガード9は子宮頸がんを100%予防出来る訳ではありません、ワクチン接種と合わせて20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受ける様にしましょう!


セクシャルデビュー後であっても、まだ感染していない種類のHPVの型への感染を防ぐ効果が期待できるとも言われているので可能な限り早くのHPVワクチン接種をお勧めします。

当院での接種を希望される方はまずはお電話でお問い合わせ下さい。