中国人と日本の保守、似たもの通しの大喧嘩

・ブログに2010年11月15日公開した文章の転載
 
日本が20世紀前半に中国に対してとった行為はなんの悪い点も無い、非難される点はないとしながら、中国のチベットやウイグルに対しての行為を非難し続ける日本の保守。
日本の中国に対する行為は非難しておきながら、自分たちがチベットやウイグルに対してとった行為はなんの問題もない、非難される点はないとする中国の政治指導者たち。
中国の政治指導者と日本の保守は、自己中心的で幼児的なところがよく似ている。
お互いに嫌いあい、憎しみ合っているようにみえるが、おそらくは近親憎悪、自分自身を見ているようで一層憎しみがわくのだろう。

20世紀前半は日本が、国益のためにはなにをやってもいいという考えにおちいり中国や中国の民衆のことを無視して、彼らの怒りを買う行為を平然とやってきた。
1世紀後には、今度は中国が自分たちのことしか考えず、日本も含む国際社会のことを無視した行為を取り続けようとするのだから頭の痛い話である。
せっかく日本は、国際法を遵守する平和的な国家になったが、周辺の国家がかつての日本のような「ならず者国家」ばかりだったら、平和主義などといった考えは多くの国民から非難を浴びるようになるだけだろう。
  
[追記]2011年1月10日
「日本は侵略国家ではない」と言っている日本のウヨクが、中国のことを侵略国家と非難している姿って笑えるよね。

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