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ソトノバライタークラス第3回 「ソト写真の撮り方を学ぶ」

(写真:並河みき)

「ソトに関する思いや、気づきを少しずつ発信していけたら」と考えてクラスに参加した、感想レポート担当の並河です。
7月のある土曜日、ソトノバライタークラス第3回が開かれました。今回はいつもと違う教室(広くてオシャレ)で、写真の撮り方に関するセッションでした。が、この日の暑かったこと!

そしてこの暑い日のゲスト講師は、アツいフォトグラファー、山下貴久氏。今日の流れは、前半講義で写真を撮るための事前準備についての説明、その後の1時間は、実際にソトに出て写真を撮影、そして、後半講義では、直前に撮った写真の選定と調整の仕方を学ぶというものでした。

まずはお約束。前回の振り返り

今日は生徒7人、講師及びボランティアスタッフ計6人でのスタートとなりました。まずは、お約束の前回授業と宿題の振り返り。今回は授業の間が2週間あいておらず宿題も2つあったので、まだ提出していない人もちらほら散見されました。私は「いいなと思える記事を見つける」という宿題に手間取ったため、周囲の人に日頃からチェックしているウェブサイトがあるかや、どんなサイトが人気があるのかなどについて聞いてみました。しかし、みんなも特に思い入れのあるサイトはないようで、ソトノバの記事から選んだそう。私たちの情報収集力はまだまだ発展途上?


今日のテーマは伝わる写真の作り方

「写真を作る」とは変わった表現ですが、撮るだけでなく、事前準備や撮った後の選定や調整の作業も含めて、伝わる写真を作り上げていくプロセスがテーマでした。

まず、撮影機材はスマホだとやはり画質が限られてしまうことと、暗さやズームに弱い面があるので、デジカメで撮りましょうということでした。そして、撮影のための事前準備をしっかりしておくと、実際の撮影がとても楽ということで、これは前回授業のインタビューにも通じるところがあると気づき、何をするにもしっかり仕上げるには事前準備が大事だと、妙に納得しました。
カメラで撮る際のレンズの種類などについては、誰も一眼レフを持参していなかったため、飛ばされましたが、後学のためにも質問しておけばよかったかもしれません。

そして、いよいよ撮影となったら、「なんとなく撮らない!意図を持って撮る!」という、耳の痛いお言葉。意図を持って撮るにはやはり事前準備が欠かせないと二重に納得。

(写真:並河みき)

1時間の撮影タイムはあっという間に

さて、この後は1時間のフリータイム。ではなく、撮影タイム。私が「事前準備」している間に多くのクラスメートが屋外へすでに去ったことに気付き、私もようやく外へ出ました。はぁー、アツい。暑い。

私の戦略は(近くの)国連大学で開かれているマーケットを歩道橋の上からと地上からの2つの視線で撮り、後はマーケットの人々にズームインする、というものでした。

数分後にマーケットに到着。写真を撮り始めると、お店の人たちに話しかけられることに気づきます。こちらも質問したりして会話がはずむと、買い物をしているような雰囲気に。そんな状況で、適当に会話を切り上げながら、何も買わずに失礼する勇気が必要となります。それを何セットか繰り返し、ようやく撮影終了。というか、暑いので撮影打ち切り。

でも、40分ぐらい余ってしまったので、土曜日の午後を楽しもうと、キャットストリートへ足を伸ばします。スマホで地図を確認しながら、入り組んだ裏道を歩いていると、素敵な建物や素敵なみどりに出会い、これらを写真に収めます。キャットストリートはもうすぐだけど、なかなかたどり着かず、アイスラテを買って再び歩き出したとき、ようやく見つけました。

わあ、人がいるいる!これなら、人の写真を撮っても文句を言われないだろうと思うぐらい、若者たちがあっちにもこっちにも。しかし、残念ながらここで時間終了。あとはかんかん照りの中を一目散に教室へ戻ります。

(写真:Fumika Tomonoh)

後半講義では写真の選定とLightroomを使った調整方法を学ぶ

さて、1時間のあいだに伝わる写真を4枚撮るという課題でしたが、何枚撮りましたか。と山下氏。打率は10分の1ぐらいで良いそうなので、この場合、40枚ぐらいで良かったということでしょうか。

さっそく、4枚の写真を選定します。もう少し近寄れば良かったなとか、もう少し光が欲しかったなとか思いながらも、ベストの4枚を提出しました。みんなが提出した写真の中から、山下氏が2枚選定し、調整の仕方をAdobe Lightroomを使ってデモンストレーションし、学びます。

そして最後に、今日まだ話していない人と組んで、撮影の振り返りをしました。お互いの写真を見せながら、その意図や苦労を共有しました。

(写真:並河みき)

本日は暑いなか、山下氏、他の講師、スタッフの皆さん、そしてクラスメートの皆さん、お疲れさまでした。

次回はまたいつもの教室でお会いしましょう。

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