FB3初視聴感想
ファンタスティックビースト3~ダンブルドアの秘密~
映画初視聴感想です。
…と、いうものの、女史がインタビューにて語ったアルバス・ダンブルドアは同性愛者でのゲラート・グリンデルバルドに恋をしていた発言から、10年以上強火ゲラアルShipperだったので、二人の関係性語りが大半になってしまったため、ざっくりと
①ゲラート×アルバス感想
②その他感想
って感じで好き勝手に語りますが、全て個人の感想と解釈ということで、宜しくお願いします。
①ゲラート×アルバス感想
視聴後真っ先の感想はアルバスの孤独な人生に咽び泣きたいでした。
なんせ私(視聴者)は、アルバスが世界のために死を選び、ゲラートはアルバスのために死を選ぶという、究極の最期を知っているんだもの…
そしてアルバスは先に命を落としゲラートのそんな最期を知る由もない。
彼の人生は、万人の愛を得て尚、生涯愛する人の愛は与えられなかったままで…もう何かアルバスが一人街を歩いて去るラストシーンは、あまりに今迄とこれからの彼を想起させて情緒おかしくなったよね…
振り返ると、まず開始1分業火ゲラアル砲。
"待ちあわせ"しているアルバス。(これは夢?)きっと来るのは彼しかいないと胸が高鳴る。登場したその姿から、アルバスに呼び出され、久々に会うのを心待ちににしていた雰囲気を感じる出で立ち。二人の間に流れるで唯一無二の空気感たまらん。
「もうお互いを解放しないか?」
「一緒に世界を変えようとしたのは君だ」
「君に恋していた」
ずっと妄想し続けていたシーンが前作よりさらに踏み込んで実写化されて怖いよう…
二人の関係はアリアナの事件時に終わっていたのだろうけれど、繋がりは誓いによって結ばれたままで、そいの繋がりを断ち切り決別しようとするアルバスからの別れの言葉からの告白。
それに対し、
「あぁ」
と、答えるゲラートおま____
知っていたよと言いたげな言い方に反して、完全にかつての恋人への未練の哀愁漂っているのはゲラート、君だよ★
女史曰く情熱的に愛し合ってたらしいし、アルバスも前作で兄弟や親友以上だったと言っていたけれど
①付き合っていたがアルバス→ゲラート片思いだった。
②付き合っていて両思いだった。
③付き合ってないがアルバスの気持ちを知ってて利用するためにそういう関係があった。(アルバスも利用されてると分かっていても好きだから拒めなかった)
どれなのかこの点は結局謎のままなのでまだ妄想の余地は残されてるかな。①か③が濃厚だけど、(ゲラアルShipperのエゴかもしれないけど)野望の為の利用云々の意図はあっても、血の誓いをしたことやゲラートの最期を考えると、どのルートでもゲラートもアルバスが誰より唯一無二な存在だったと思う。(寧ろアルバス以上に拗らせていたらより性癖です)
<血の誓い>
本作のメインはゲラートを倒すべくお願いされたアルバスが情を断ち切り、この血の近いペンダントを破壊することが目標って感じのストーリーだったけれど、
効果:"互いに傷つけられない"
しかも、二人の血を混ぜて契約を結ぶんだよ。本当エモい魔法だよね。
首筋がうずくゲラート(えろい)。ほらこれだって前作でゲラートがもってた誓いペンダントニフラーがとってきたから、今ダンブーの手元にあるけれど、それまでずっと何十年も身につけてたんだからゲラートの方がやっぱりある意味拗らせてるよね?
役者の交代については、ジョニデ降板の時からえぇぇぇ折角2で本領発揮してきて馴染んだのにその後役勤まる人いるの?マッツくらいでは??って思ってたらマッツになったので、安心感でした。
一言で言うと
デョニデはセクシー
マッツは色香がある
似た意味だけど何かニュアンス違う感じ。
ジョニデゲラートが圧倒的カリスマ性で何を考えているのか分からない、誰も信じてないだろう、言葉巧みに人を虜にするタイプで、(話の進行的にも)アルバス→ゲラート感が強かったのに対し、
マッツゲラートは所作が美しく、奥底に様々を秘めている瞳が怖い紳士で、ジュードと並んだビジュアルも自然だし、アルバスが身を引こうとしているのに対しゲラート→アルバスの想いが漏れ出ていた印象でした。
そして、終盤のゲラアル決闘(1ラウンド目)シーン
決闘により血の誓いは壊れ、アルバスを縛り付けていた互いに傷つけない契約は解かれる。
スローモーションの間の異空間ゲラアルバトルは数分だけど凄まじくて、だけどやっぱり殺せはしなくて、心臓掴み合って見つめあう数秒間は二人だけの世界で………。
また妄想が一つ公式実写化された瞬間でした
「君を愛してくれる者が他にいるのか」
「これまでも、今も、敵ではない」
この2つの台詞はもうゲラートの"愛してる"ですよね😢
最後に今回のゲラアルまとめ
あらゆる対比が私の感情決壊性癖を貫いてきた作品でした。
<二人の内面の対比>
これは言わずもがな麒麟が示した善と悪の対比
正直麒麟がアルバスに跪くとは思わんかったよなぁ~ハッハ~(何せ彼も色々とあるので)(笑)って、視聴後友人と語り合った時、でもそういやニュートに「大事なのは正そうとする努力が大事~…」的なことをアルバスが語っていたシーンの回収じゃねという案が出てなるほどと思いました。
つまり色んな過ちも失敗も過去にあったアルバスだけれど、悔やみ正そうとする努力をしてきたアルバスの善を麒麟が感じ取ったというような。でも本当私は途中でフラグあったから麒麟はジェイコブに跪くんじゃないかと思ってましたが、跪いてもそこから先ジェイコブじゃ何もできんと突っ込んでもらい、大笑いして確かにね★と思いました。
<過去と今の対比>
ゲラートがクリーデンスを殺そうとし、アバーフォースとアルバスが二人で守る構図は、アバーフォースとアルバスがやりあってアリアナを死なせてしまった過去の構図の対比のように感じました。
あの時は誰のか分からない(ひっそりゲラートじゃね?と思っているけれど)流れ玉がアリアナに当たりたった一人の妹を死なせてしまった二人が、新たに判明した家族(アバーフォースの息子でダンブルドアの甥)を命がけで守る姿
その瞬間、家族を二の次にして、恋に溺れた結果結んでしまった誓いも破れたことからもそんな感じがしました。
<二人の始まりと終わりの対比>
これはまぁ今回の映画の、と言うことでなく、ゲラアルのエモ全てが詰まっている原作既出で、記事の最初にも書いたことですが、
二人の天才が血の誓いを交わした"あの夏"と二人の最期の対比
アルバスはゲラートへの愛故に、ゲラートはマグル界を手に入れる故に、あの夏を共に過ごし、
アルバスは魔法界とマグル界の平和の為、ゲラートはアルバスへの愛の為に、死を受け入れた。
と、ということです。更には、その間に二人は決闘の上、ダンブルドアが倒すことも知っている。それを知った上でファンタビを見始めている者がこの映画を読み解くと、パンフレットにも書いてあったけれど、「かつての親友であり、ライバルであり、恋人であった者を失った哀愁、切なさ」「仲間に囲まれていても孤独を感じている。同じ寂しさを共有している」二人のストーリーだったと思います。
②その他感想
ここからは、ゲラアル以外の感想です。変わらず好き勝手言ってます。怒らないで…。
○ダンブルドア兄弟
"私は間違いを犯した
弟愚かにも杖を抜いた
私も愚かにも杖を抜いた
ゲラートは笑っていた
誰のが当たったのか分からない……"
ニュートにアリアナについての過去を告げるアルバス。笑うゲラートの異彩さ…本当サイコパスだよね
アブーとの関係は思いの外良好で、ホッグズ・ヘッドを宿として提供もしてくれるし、飯は不味そうに見えて上手いし協力的だし、既にこの時二人の確執は一体どこへ?
クリーデンスはアルバスと闘うけど、アルバスは余裕で軽くいなしてるかんじだったし、そもそもハリポタ軸のアルバス知ってるから死なないし負けないとわかってるから(笑)安心して見てた
そしてクリーデンスはまさかアブーの子どもで、アルバスの甥とは意外なとこいきなり来たなと思いました…。アブーキャラ的に本当まさか過ぎる……
ところでヌルメンガード城の鏡とホッグズ・ヘッドの鏡と繋がってるの?アブーの鏡と言えば両面鏡を思い出す。でもだったら顔も互いに見える筈?あの魔法の鏡の仕組みは何かしら
○スキャマンダー兄弟
テシウス英国闇祓い局長なのに弱すぎよね?😂どこまでダンブーの計画なんか分からんけど、リタの仇見つけて深追いしての凄い早いあっけない退場に笑ってしまった。エリートぽんこつ感あるテシウスが好き。
兄弟仲も、前作フィニート共闘してからちょっと和らいだかな?元々悪くはないけどぎこちなかったし、パーシーと少し似てる箇所もちょっぴりあったし(魔法省のエリート役人頭)、ダンブが前作でミスリード誘うから悪サイド行かないか心配だったけど、この調子のままだと善サイドいそうだし良かった。
○新キャラたち
カーマやユーラリーやバンティたちでこぼこチームだけど、自分に刺さるキャラは今回いなかったかな
そんなにその人物一人ひとりの内面に迫った描写ないからかもだけど、出番も見せ場も少なく感じたので可もなく不可もなくでした※個人の感想だよ
バンティの渡された紙にダンブーの計画の全貌が書いてあったということだね。ユーラリーは強くてさばさばしてて呪文学の先生でもあって好感はあったかな。
ユーラリー役のジェシカさんが「この話は面倒な元彼に悩まされているダンブルドアの話」ってインタビューで言ってて、ダンブーが悪い元彼に振り回されてる扱いにウケました。
○ジェイコブとクィニー、ニュートとティナ
クィニーは根が良い人だし、戻ってくるか死んでしまうかどっちかで、でもジェイコブが唯一ノーマジの不幸せ似合わないキャラだから戻ってくるかな?と思ってはいたものの、今作で早くも戻ってくるとは、しかもさらっと戻れるとは(笑)しかもまさかの結婚エンド。ジェイコブとお幸せに!
ティナは何??ヒロインじゃないの??ってくらい出てこなかったね??最後の戦いとか大事なとこで来るのかと思いきやまさかの出番あれだけとは😂撮影予定合わんかったんか?と思ったくらいw
今回のメインカプは本当ゲラアルだった(ぇ
○魔法生物
麒麟が善の統率者だけに跪くとか、通った人みんな思ったと思うけれど、十二国記でしかなかったよね。
ニフラーとボウトラックルの愛らしさと有能さは健在
結局この映画何か主人公(ニュート)の身に起きたときに魔法生物の不思議な力や賢さのおかげでクリアするところが、他でもないタイトル回収(ファンタスティックビースト)だよね
○次作への展望
1が賢者の石と同じく世界観の紹介のようなプロローグで、
2がゲラートが頭角を現し力を持ち、仲間も何人も失ったり向こう側についていってしまう終わり方で、
3は、ゲラートに唯一対峙できるアルバスが誓いを破ってゲラートは終われる形でこちら側優勢に終わって、
5は、ほぼ間違いなくゲラートとアルバスの最終決闘だとすると、4はもう一盛り上がり何か、ゲラート優勢の絶体絶命の壁が立ちはだかる展開かな…このままだと、魔法力も周りの支持も仲間のパワーバランスも(気持ちの面でもw)圧倒的にアルバス優勢だし…。
後、ハリポタと絡めてくる何かもまた出してほしいね。
特にナギニはいったいどこへ行ってしまったんだ…。
ゲラートとアルバスの最終決闘の時、トムリドルはWikiの生まれ年計算的には19歳?くらいだから、4でホグワーツ卒業したての17~18歳のトムが出てきてもおかしくないよね…。
後、トムにしてもセブにしてもダンブーにしてもハリーにしてもキーパーソンは家族からの愛が乏しい影あるキャラが多いから、ゲラートの出自についても気になるし出たらいいなぁ。ダームストラング退学案件も詳しく知りたい。
他、時間軸的には、ブラック家だとアルファード、オリオン、ヴァルブルガ、シグナス辺り、マルフォイ家もアブラクサスがホグワーツ在校~卒業したてって感じだよね…ジェームズの父フリーモント、セブルスの母アイリーンとかの時代でもあるけど流石にこの辺りは出ないかな…。
…と、語り始めたら止まらないので、この辺で!もっかい今度は吹き替え版見に行こうっと。字幕で一回見ただけなので、勘違いや見逃しあったらすいません!
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