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【ゲーム依存 治し方】ゲーマー語録解説 その4 煽り ファンメ

ライブでアーティストが煽るのと、ゲームで人を煽るのは全然違いますよ、というお話し。

こんにちは。今回はゲームとそうじゃない時で使われ方が全然違う言葉の解説をします。

煽りとは


元々ライブの時にアーティストが観客に対してノッて来てもらうために
「声がたりねぇぞ!」とか「行くぜー!」みたいな感じで
観客に対していろいろ言ったりしますよね(`・ω・´)


元々はそういう盛り上げるためのポジティブな行動だったのですが
ゲームの世界では全く逆のネガティブな言葉となってしまいました_(:3 」∠)_


ゲーマーの煽りは相手をイライラさせるためのもので忌み嫌われる行為


この煽り行為にはいろいろ種類がありますが、共通して言えることは相手をイライラさせる行為であることです

本人がそういう意図を持っているかは関わらず、おちょくられているように感じるので、
知らない人に対してするのはご法度です。

そもそもしていい場面は存在しません。


多くの人にとってゲームは楽しむものであり、
人を馬鹿にしたり、おちょくったりするためのものではありません。


煽り行為などで優越感に浸りたいのならCPU戦(コンピュータ戦)をするべきです。

煽り行為の種類


煽りにはいくつか種類が存在しますので、分類をしていきます

放置系

チーム戦でよく見かけるのが棒立ちで放置するタイプのプレーヤーです。
これを煽りというかは微妙ですが、ご法度な行為であることは変わりありません。

基本的に放置をするプレイヤーはチーム戦でよく見かけられ
「味方に対しての不満の意思表示です。」

まぁ味方のせいにして棒立ちするくらいだから、放置しているプレイヤーはそれ以下になりますが…


最近のe-sportsの業界では、「一回やられたら終わり」というタイプの他に
「やられても一定時間経てばスタート地点で復活する」というタイプのものも増えており
やられても戦場にもどって挽回できるよ!ってのが戦闘システムの中にあります。


しかし、その一方で、やられた後に復活地点で棒立ちするというプレーヤーがおります。
これが放置系になります

また、ゲームそのものにも「放置に対するペナルティ」は存在していて、
一定時間操作がない場合は強制的に試合から追い出されます。

それを防ぐために、
復活したところで歩いたり、復活してきた味方に対して攻撃をする、と言う行為も発生します(味方撃ち)。

これによって、真面目にプレイをしている人が不利益を被るというわけですね。道連れ行為です。

こうやって、「お前のせいだぞ」という主張をしたいのでしょうが、
残念。試合を投げたあなたのせいです。

ってことを教えてくれる人が周りにいないのがオンライン。

これに嫌気がさしてゲームを辞めるプレイヤーもいるのです。


他のスポーツでは、そういう紳士的でないプレイヤーには指導があります。
なんなら拳で身体に叩き込まれて叱られた人もいるのではないでしょうか?

逆にそんな無法地帯だからこそ、鍛えられる人間性や精神性はあるのかもしれませんね。



上下運動系(通称屈伸)


これは相手を馬鹿にする意味を込めて行われる行為です。

「ほらほらかかってこいよ!」と言っているようなものですが
これはすでに相手を倒した後に行う行為ですので

煽っている側は安全なところから相手を馬鹿にしている、といえます。

放置系と違って、対戦相手への行為になるので、相手の精神状態を狂わせるという働きがありますが、
これもモラルがないので絶対にしてはいけません。

ちなみにゲームセンターなどでこのような行為を知らずにやっていたら
怒られる、あるいはゲーセンからつまみ出されて
鉄拳制裁を喰らいますww

オンラインは誰からも殴られることもなければ相手との言葉でのコミュニケーションもほとんどありません。

だから野放しにされているという状態です。

どれもこれもプレイヤーを不快にさせる煽り行為とされていて、
これらを通報することもできますが、
多少通報されたくらいで、プレイヤーに罰則は与えられません。


そんなプレイヤーは相手にしない
というのが正解ではありますが、
ランダムで対戦相手が決まるオンラインという性質上防ぎようがないことも事実です。

ブロック機能も任天堂Switchではたったの100人までしかブロックできません。

※ブロックとは、登録したプレイヤーとゲーム上で一切出会わなくなる機能です。



メッセージや名前系 ファンメ

これは、直接プレイヤーに向かってメッセージを送って煽る行為ですね。


直接文句を言ってくるタイプですね。

対戦中に何かしらの意思表示ができるゲームでは、通信メッセージなどで煽る行為が横行しています。


例えば、負けたのに「いい連携でした」とか
「助かりました」など。
また、何も送ってないのに、特定のメッセージを連打し続ける行為などもあります。「了解です」をずっと連打してたり、「カモン」や「ナイス
」を連打し続けたり…

これは非常に耳障りで尚且つ目障りで、試合中にずっと音が鳴ってたり、視界にずっと同じ文字が出てくるのです。


また、ファンメと呼ばれるものも存在します。

ファンメールの略なのですが、対戦後にわざわざ、フレンド申請で名前を攻撃的な名前にしてフレンド申請を送って
文句を言いにくるパターンですね。

しかし、
そんなわざわざメッセージまで送ってくるなんて、
この人は自分のファンなのかな?

と言えるくらいの粘着質なプレイヤーなので、それを揶揄して
ファンメールと呼ぶようになりました。

そんな文化がゲームの世界では生まれるわけですね。

実際にあったファンメールの例(Switch)

こんな感じで試合のあとにプレーヤーネームで相手への攻撃的な発言を入れて申請を送るという手口です。


中にはこんな文才に溢れたファンメもww


怒りのあまり隠されていた文才を発揮するプレイヤーも時々いて、
これがきっかけでネットユーザーたちがこのファンメを書いた人のファンになるケースも発生します(なんでもありだなこの世界


特に人気のファンメ ハッピーセット兄貴
俺の方がすげーぞというマウントを取りたい人。マウンティングモンキーと先生は呼んでますw
もはやこれは遊んでいるとしか…ww


なんと世の中にはこういったファンメをまとめたブログなんてものを書いているアホ(褒め言葉)な方もいらっしゃっるようですねw



最後に

ファンメで少し笑えるものもあるのですが、
基本的にプレイヤーが不快になるようなことは厳禁なのです。

勘違いしないように!(´。ω゜)


とはいえ、いい年の大人がこんなことやってるのか、
はたまた何もわからない子供が怒っているのか…

オンラインという顔も名前も居場所もわからない人と遊べるといういい面もありますが、
こういった迷惑な人も痛い思いをすることなく人を罵倒したりできます。

ゲームに限った話ではなく、人の悲しむようなことはしない。

いたって当たり前のことをゲームの世界でも守って楽しもうよ!ってことですね。

子供が幼稚園の同じクラスの子をいじめたりしていたらそりゃ子供を泣かしてでもごめんなさいを言わせないといけません。


一応通報システムで迷惑プレーヤーに制裁を加えることができるゲームも存在する


今年リリースされた「ポケモンユナイト」というゲームは
通報をされたプレーヤーはフェアプレイポイントなるものが減少していき、これが一定以下になると

不利益を被ったり、最悪オンラインでプレーができなくなる、
という制裁が加えられます。

個人的にはこういう制裁システムはどんどん積極的に他のゲームでも採用してもらいたいものですね。

幼稚園で親に叩かれたり、家から追い出されて泣きながら謝ってお家に入れてもらったりして
「こんな痛い思い、悲しい思いをするなら、もう友達をいじめたりするのはやめよう(自分がその後痛い目に会いたくないから)」

と思うことが他者の理解の第一歩なのかもしれませんね。


というわけで語録解説の割にかなり長くしっかりしたnoteになってしまいましたが、
お付き合いありがとうございました٩( 'ω' )و


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