国内で10年生き残れそうな事業? 『米作農業』

米作農業とは、主として米(水稲,陸稲)を栽培し,出荷する事業をいいます。
○  水稲作農業:陸稲作農業

要するに、「米作り」が10年後どうなっているかというのを考えるのが今回の話題です。10 年後に国産の米はどうなっているでしょうか。


若年層の就業者はどれくらい「減る」か。

就業者の減少傾向は防げていないのも現実です。

一方で、メディアでは、
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/3808

というように、「新たな展開」が生まれているようです。

しかし、「都心回帰」が現実です。人口は東京のみが増加しており、他は大阪ですら減少しているんです。

その中で、「米」というのは、「おかず」の対となるモノで、なんだかんだ多くの人が毎日なんらかの形で接しています。唯一の対抗馬は「小麦粉」でしょうか。小麦は北海道でこそ国産されていますが、日本は本来適していない作物です。

改めて、都心では展開されていない農業の中で、食事の多くを担う「米」が、現状の生産量は少なくとも若者だけでは支えられない。ならば10 年後にどれくらい減るか、把握というか覚悟した上で、国産「米」の代替か復興か、はたまた別の展開か、考えておくイメージは重要だと思えるのです。

どうすれば国内の就業者の減少を最大限に防げるか。

米作りに限定していませんが、
https://note.com/takuma_ytr/n/n07fb1e2641f5

そもそも海外の米だけになっていくと何が困るのか。

こちらの記事が参考になります。平成13年のお話のようです。
http://center.ed.kanazawa-u.ac.jp/~hira-mina/kyoudou/kokusai/yunyuu/jiyuuka.htm

約20年前のお話とすれば、結局は「まだ持っている」というのが現実というところでしょうか。

現在の米作りのビジネスサイクルについて。

こちらの記事が参考になります。

また、


米の種類や特徴、制度について(この事業の特徴について)

陸稲と水稲は、圧倒的に後者が多いです。陸稲は「おかぼ」や「りくとう」と呼ばれ、病気などに強く育てる手間がかからないという特徴があります。現在の日本では「茨城県」だけと言えます。

詳細はこちらの記事が参考になります。

お米の備蓄については以下の通りです。

https://www.kaku-ichi.co.jp/media/tips/legal-system/stock-rice


どうすれば?

農業の魅力とか、そういったものを推しても限界がある気がします。
若い人は合理的です。ネットの普及がそうしたのかもしれませんし、この受け止め自体が偏見かもしれません。
しかし、事実として、日本社会が「米作り」がまずいから就農しようと働きかけても、別に魅力があり勝てる要素がなければ米作りへ就農する可能性は減る一方です。

米作りは日本一の農業です。これは国策であったり歴史的背景があったとしても、事実です。

なので、案として、

①土地を整理してでも「機械化」すること

②副業の活性化

この2点が盛り上がれば、米作りが脚光を浴び、もしかすると就業者が上昇する可能性もあるかもしれません。

①は、北海道だけが成立しています。

②は、テレワークというレベルではなく、どのような副業があるのか提案していく必要があります。若い人はアイデアに溢れることができても、マネタイズやビジネスモデルに対する知識がないのですから。

若い人と経験豊かな人がコラボして米作りを盛り上げて行けたら、日本の米の『輸出』が実現するかもしれません。(輸入に対して輸出があまりにも少ないことへの比喩的表現です)

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