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退職~失業保険~開業届を提出(おまけで屋号付き銀行口座開設)まで

私はかなり特殊なパターンですが、参考までに流れを書いてみようと思います。

①前職の退職

・もともと契約期間が決まっていた

官公庁系の事務パートだったので、半年更新&契約更新は5回までと決まっていました。
なので3年で契約期間満了で退職です。
従業員数と勤務時間の都合で社会保険は扶養から外れています。
(でも給与から考えると、ぶっちゃけ損でしたが、厚生年金に入れるのはありがたかったです。)

・年度末で退職

無事に契約期間満了で退職いたしました。
余談ですが、職員さんたちから惜しまれつつだったのは少しうれしかったです。3年よく頑張ったな…私。

・社会保険の手続き

社会保険は自分で入っていたので、会社の健保から資格喪失の書類が届きます。
これを持って市役所へ向かいました。
旦那の扶養に入ってもよかったのですが、国保へ加入しました。
フリーランス向けの社会保険もあるようなので、あまりに負担になってくるようなら、そちらへ入ることも検討しています。

・離職票の到着&ハローワークへ

会社から届くこの離職票、会社の都合で届いたのが退職から3週間以上経っていました。
余談ですが、これが届かないようなら、ハローワークへ相談するとよいようです。
私の場合はこうなることが分かっていたので待っていましたが、念のため会社に確認の電話を掛けました。
ようやく届いたら、それをもってハローワークへ。
混んでいないことを祈りながら・・・。


②失業保険の手続き

・離職票提出

ハローワークへ着いたら、まずは総合案内で「失業保険を受け取る手続きしたい」と伝えました。
ちなみに、ハローワークへ行く前に求職の申し込みをしておくと、かなり便利です。
そのまま求職担当の窓口で少しお話をして、支給関係の手続きを別の窓口へ。
ラッキーなことに待ち時間15分程度でした。
そこで思わぬ形で支給額が多いことがわかりました。

・会社都合の退職だった

契約期間満了で退職だったため、会社都合の退職でした。
しかも35歳なので支給期間150日。
待機期間は最初の7日間だけ。
かなりラッキーでした。この待期期間がかなり重要です。
というのも、自己都合退職の場合は開業届の提出タイミングを誤ると後ほど出てくる再就職手当の受給もできなくなります。
私の場合はこれが何も心配ない状態でした。

③開業届提出前日

・開業届を出すことになった旨伝える

ハローワークの窓口で「明日開業届を出すことにした」と申し出します。
この申し出で「自営の準備を始めた」ということになります。
案外普通に受け取ってもらえて、話はスムーズにいきました。
ただし、あまりないケースなのか、ベテランっぽい係員の方に代わってしましたが…。

・申し出前日までの失業保険の給付

私のケースだと申出した前日分までの失業保険は確実に給付できます。
ちなみに自己都合退職だと基本給付を受けずに再就職手当を受けることになるかもしれません。
(申し出してから3日程度で指定口座へ振込されてました。あまりの早さにびっくり。笑)

・再就職手当の手続き方法

就職の場合は会社に書いてもらう書類ですが、開業の場合は自分で書きます。
そして、提出は本来1か月以内と決まっている書類となります。
しかし、開業の場合は「事業の継続ができると判断できる場合」となっています。
ある程度収入があり、継続していけると判断できる資料を集めて持ってきてください、と言われました。
開業届の控えはもちろん、入出金のわかる資料、業務委託契約書のコピーや請求書等などが該当だそうです。
あと、名刺や事業のホームページなども該当するそうです。
「関係ないかも?と思っても、とりあえず全部持ってきてください。必要かどうかはこちらで判断します」と言われました。
開業した直後だとこういった資料をすぐには提出できないと思うので、2~3か月後でも大丈夫です、とも言われています。
なので再就職手当に関しては今資料を集めている最中です。

※ちなみに。。。
法人を立ち上げて、雇用保険をかける立場(人を雇用する立場)になった場合は、大量の資料提出はないそうです。
個人事業主だと若干手続きが面倒かも?と個人的には思います。

④開業届提出

・税務署が何やら変わっている…?

さぁ!税務署へ直接持ち込んで提出だ!と意気込んでいたのですが…
税務署の開庁時間を確認しようとサイトで確認したところ、何やらこんな文言が。

名古屋国税局では、令和3年7月から、一部の税務署を対象に、複数の税務署の内部事務(※)を専担部署(業務センター)で集約処理する「内部事務のセンター化」を実施していることから、下記の事項について、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、内部事務のセンター化は、納税者の皆様の所轄税務署を変更するものではございません。

(※) 内部事務とは、例えば、申告書の入力処理、申告内容についての照会文書の発送などの事務をいいます。

https://www.nta.go.jp/about/organization/nagoya/shokai/naibujimu_center.htm

【書類の提出先】
内部事務のセンター化の対象となる税務署に、申告書・申請書等を提出する場合は、以下のとおり御対応いただきますようお願いいたします。
● e-Tax(データ)により提出する場合は、所轄税務署へ送信願います。
● 郵送により提出する場合は、業務センターへ郵送願います。
(注1) 税務署の窓口及び時間外収受箱へ提出することも可能ですが、その際は、所轄税務署に提出いただくようお願いいたします。
(注2) 書面の申告書・申請書等を、業務センターへ直接持ち込むことはできません。

https://www.nta.go.jp/about/organization/nagoya/shokai/naibujimu_center.htm

私の提出する先は名古屋国税局の管轄内で、提出先の税務署はこの内部事務センター化していました。
窓口提出できるようでしたが、はて?よく分からない…。
ということで、一度検討していたオンライン提出に切り替えることにしました。

・オンライン提出

どちらにしても、確定申告はオンライン提出をする予定しています。
(65万円控除は大きいので…)
その練習だ!ということで、さっそく登録。
マイナンバーカードは去年、一家全員で取得しています。
そして、手続きはものすごく簡単でした。
登録から提出まで30分もかかりませんでした。
正直に言うと、提出した感覚があまりないです。
(いろんなブログ等も拝見しましたが、直接持ち込みもあっさりしているようですね)

提出にはfreee開業を利用しました。
作成から提出まで楽々でできるので、これから提出を予定されている方は利用する価値がありますよ!
マネーフォワードのクラウド開業届も良いと思います。

まとめ&次回予告

こんな形で退職後の流れをまとめてみました。
私の事例は特殊例なので参考にはならないかもしれませんが、なるほどね!と思っていただければ幸いです。

次回は保育園・小学校の話をしたいと思います。
働くママにとって壁になりがちな保育園、そして小1の壁。
私が乗り越えられたのか、ぶち当たったのか?
そして学校や行政のサービスを活用できるのか?

このあたりをまとめてみたいと思います。





最後のおまけ:屋号付き銀行口座開設

・楽天銀行で開設
屋号付きの銀行口座がほしかったので、開設しました。
もともと楽天銀行は口座を持っています。
こちらもスムーズに手続きができました。

◯5/18申し込み
◯5/22楽天から郵便物
 中に返送用封筒が入っているので、開業届の控えとオンライン提出した時にくる通知を印刷し即日返信
◯5/27開設完了のメール

個人事業主が屋号付きの銀行口座を作ることができない銀行もあります。
その点、楽天銀行は大変スムーズでした!
屋号付きの口座を検討されている方は、楽天銀行も見てみてくださいね。


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