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経済編入と法編入の違い〜経済編入編〜

みなさんこんにちは!

編入生ライターのスマトラです。
大学編入試験において、門戸が一番広いのが経済学部および法学部です。そこで、編入を考えている皆さんに向けて経済編入と法編入について解説していきます。

・一般入試で悔いが残り編入したいけど、どの学部に編入したいかが決まっていない受験生

・自身の得意な分野を効率良く活かしたい受験生

・編入したいけど何から始めたら良いのか分からない受験生

の皆さんはこれを読んで理解を深めていただけたら幸いです。

※この記事では、経済編入についてお話ししていきます。法編入についてはもう一つの記事をご覧ください。


経済・経営学部


経済学部の学問の面白さ
世の中の経済とモノの動きとを結びつけて考えることができます。私たちは普段買い物をするときに財やサービスを購入しますが、それは全部お金という貨幣を使って購入しており、そこでは消費者と企業が密接に絡み合っていることがわかります。

インフレと失業率がどのように密接に関わっているのか、デフレは人々の消費や所得へどのような関連性があるのか、他には経済的な側面から貧困や環境問題などの社会問題について考えることができる点に面白さがあります。これらの課題の解決や支援は、将来の社会と経済のバランスを考えながら、いかに地域活性化への貢献に繋げていくことができるかについて考えられるいう点でとても面白いです。

経営学部の学問の面白さ
モノが売れる戦略(コストリーダーシップ、製品差別化等)について詳しく学ぶことができます。また将来起業したいと考えている人は、良い経営を成り立たせる方法を歴史や現代企業論から学ぶことができます。

他には、アルバイトをする時に雇用形態や就労条件などの疑問に気づくことができ、自分で判断ができる点も面白さの一つです。

「どうしてあの店長になると、仕事に対するモチベーションが下がるのか」「どうしてこの店長になると売上が落ちるのか」など日常の出来事も全て経営学と密接に関連しており戦略論や組織論、マーケティングなどから理解を深めることができます。

向いてる人
・数学が得意な人(理系など)
・プログラミングが得意な人
・合理的に物事を考えることが好きな人
・世の中の経済の動向に興味がある人
・金融系の職業に就職したい人
・将来起業したい人
・アルバイトで何らかの疑問を抱いている人

経済編入のメリット

・法編入より受験者が多いため、編入に関する情報交換がしやすいです。
・数学が得意な人は馴染みやすいです。
・演習に使用できる問題集が多く、独学しやすいです。
・毎日新聞(経済系に関する部分)を読んだりニュースを見たりしていると、政策への理解の幅が広がります。
・就職を金融系の企業で行いたい場合、経済学部で身に付けた知識が活かされます。ex.年金アドバイザー、証券アナリスト

経済編入のデメリット

・近年、経済編入の受験者が増加しているため、競争率が高いです。
・数学から逃げられません。

経済・経営の編入対策

経済学部の編入では、経済学科と経営学科への編入があるケースが多く入学後に所属するゼミによって決定することもあれば、出願時点で記載を求められる大学もあります。

ただ経済学科と経営学科共通して言えることは、編入試験対策に限らず編入後においても、数学から逃げられない場合があるという点です。実際、経営学科なのに大学によっては経済学の必修科目を取らされ、数学で大変な思いをする文系学生は少なくありません。そのため、文系で習う範囲の高校数学はできないと辛いです。また、数Ⅲの微積の学習は必須で、微積は特に重要です。

【経済学】
入門編(経済学が初めての人)

・経済学が初めての場合は、10時間で学べるシリーズ一読

初級編(受験生全員)
・らくらくミクロとらくらくマクロで経済学の基礎固め
・らくらくミクロマクロ計算編で練習

中級編(MARCH、中堅国立大学以上)
・計算が出ない場合は、芦谷ミクロを何回か読んで、練習問題は解かなくて良いです。計算問題が出題される大学を受ける場合は、練習問題もしっかりやりましょう。
・中谷マクロを何回か読む
・中谷マクロを読んだら、スタディガイドマクロ(大竹)(ちなみに新潟大のマクロは、この教材に載っている類題がちらほら出題されます)

上級編(旧帝大志望者向け)
・ミクロ経済学演習(奥野)
・ニ神マクロ

【経営学】
入門編
・経営学を10時間で学べるシリーズ一読

初級編(受験生全員)
・公務員Vテキスト
・経験から学ぶ経営学入門(有斐閣)

中級編(上位国立大志望者)
・ゼミナール経営学入門

【小論文】
・速攻の時事(最新版)(時事の前提知識を入れる用)
・小論文の型の定着(独学の場合は小論文の本が必要です)
・日経新聞を読む(1,2面、社説は必須)
・(受ける大学に限らず、多くの大学の)過去問演習

解き終わったら、大学教授などの専門家に絶対添削をしてもらいましょう。周りに添削できる人がいない場合は、Twitter上で編入合格者が稀に添削してくれる場合があるので探して見てください。

ちなみにオンライン編入学院では、難関大学に合格したアドバイザーが添削してくれます。

オンライン編入学院のHPはこちら

小論は書きまくって練習あるのみです。

【経済数学】
初級編
・やさしく学べる微分積分
・やさしく学べる線形代数

中級編
・経済学で出る数学はやっておいたほうがいいです(特に、経済数学を課す大学は必須テキストと言っていいぐらいだと考えます。経済数学を課さない大学でも、時間があるならやった方がいいです。計算を課さない大学のみ受験する場合は不要です)
・マセマ
・YouTubeヨビノリ動画該当範囲(微積、線形代数)(★1〜3個)

上級編
・YouTubeヨビノリ動画該当範囲(★4個〜)

【過去問の使い方】
過去問は7月頃から!

・日東駒専以下の大学から編入: 地方国公立大の大学から取り組みます。→徐々にレベルを上げて、東北大、横国、神戸大等でも練習をしていきましょう。

・MARCH、国公立大学から編入: 旧帝大、その他難関大学の過去問に取り組みましょう。

・高専から編入: まずTOEICのスコア次第です。⑴の方が安心だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は経済学編入について詳しくまとめました。かなり経済学編入を網羅した内容であると思います。

まだ、受験する学部学科を決めていない学生のみなさんはぜひこの記事を判断材料にして、後悔のない選択を取ってください。

次回は法編入について解説していきます。経済学・経営学部に編入しようかなと検討している学生にオススメなのが、オンライン編入学院です。経済・経営の編入試験に特化したアドバイザーが多く居ます。そして現在1年生を含めた約90名の編入生が在籍しています。このコミュニティーを上手に使って合格への切符を獲得しましょう!

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