オータムサ(ン)マーカップ振り返り③

 今回はRound3です。私はこの時のポイント状況を知りませんでしたが、上位陣はかなりのデッドヒートになっていたそうです。ちなみに私は8位です。素点不足が大分足引っ張ってます。

同卓者の紹介と印象
 waddyhot兄貴:初代カービィRTA走者。ツイッターで初めてフォローされた兄貴で、フォローされてなかったらかんにゃ杯等に出てなかったかもしれないので大変感謝しております。雀風はねりものコミュでは珍しい守備型で、三麻では放銃率驚異の8%。点棒持たれたらなかなか吐き出さないので先制されないように注意。
 ジョンさん兄貴:対局するたびにキャラが変わるイタコ姉さん。大会では生放送枠開いて打っているので、タイムシフトでジョンさん兄貴の打牌を見ることができます。イタコ姉さん可愛すぎる。雀風はバランス型で段位戦だと攻撃よりで、大会だと守備型に寄ってそうかなって印象です。楓兄貴のガバレージ見たらリーチ率42%てあるんですが。

 戦略はとにかく先制リーチ打ちましょう。守備型の人はリーチを特に警戒してオリてくれるので、その間にツモる算段です。

東家 ジョンさん
南家 waddyhot
西家 音響戦士

牌譜はこちらから

東1局 0本場

秋夏カップ32

 配牌の時点からあった2sをかんにゃ。色々とひどいミスです。子がイーシャンテンで槓は四麻だと一般的なのでよしとします。ただ槓するなら重なって嬉しいドラ9mを持ってる時にしましょう。なんで1m引いて槓しようと思ったのか、コレガワカラナイ。

秋夏カップ33

 ツモ運が無さ過ぎて河がひどいことになってた。

東1局 1本場

秋夏カップ34

 カン8sテンパイですが私は9s切ってテンパイ外しました。流石にそれは無いですね。ダマのまま西切って一巡後にリーチが正解です。何故一巡後かというと西がドラなので、鳴かれるか鳴かれないかでリーチ判断が変わるからです。
 鳴かれた場合、満貫、跳満確定した相手に2600点のカンチャンリーチはリスキーすぎるのでリーチせず、ひょっこりツモを狙いつつ、頃合いを見てオリましょう。
 鳴かれなかった場合、手変わりが薄いので即リーチしましょう。

東2局 0本場

秋夏カップ35

 5s引いてツモ切りしましたがミスですね。白切りましょう。私としては白のポンテン狙いで5s切ってますが、その理論だと3sもいらないので安全そうな9mと交換しておくのが良いです。つまりどっちもミスってことです。三麻では連続系の形が良く来るので受け入れ牌や枚数を正しく覚えておくと上達しますよ。私は思い切り1-4,2-5-8sの受け入れを見逃して平和を逃した模様。4巡の内に3回もミスる雀士がいるらしい。

東3局 2本場

秋夏カップ36

 上家が北二枚抜いてることからスリムに構える為に8p切ってますがミスです。9mか白切りましょう。今回は単純にブロック数が足りてないです。
ピンズで2ブロック、ソーズで2ブロックなのでどこかで1ブロック盛る必要がありますね。なので8p残してくっつき辛い9mか白を切りましょう。

秋夏カップ37

 例えばこういう5p引いたら8pを雀頭にすることでピンズ3ブロック、ソーズ2ブロックにすることができます。5ブロック打法は麻雀の基本なので疎かにしないようにしましょう。和了率が下がりやすい原因になります。

秋夏カップ38

 例えばこの場面、6p引いてペン3s待ちですが、自分が一枚ドラ表示で1枚あるので残り最大2枚の3s待ちでリーチドラ1の3900は4600点のテンパイです。流石にリーチし辛いうえに手変わりもきついですが、先ほどの5ブロック打法を意識して8pを残していると

画像8

 こんな感じの手になって、1s切ってリーチ、あるいは平和狙いでダマテンといった柔軟な選択が取れるようになります。安易に安牌を抱えようとすると却って自分を苦しめる展開になるので基本に帰りましょう。(BTB)

南1局 0本場

秋夏カップ39

 ソーズ危険そうだから先に9s切ったら放銃した場面。ここは仕方ない放銃ですね。87pと切ってるから両面崩してソーズ集めている状態でイーシャンテンが濃厚かなと思ってました。理論的にはトイツ落とし後は手出しが入るまで比較的安全という理論を応用した感じです。それでも当たるときは当たるものだ。

南2局 0本場

秋夏カップ40

 初手8s切りしてます。本線が七対子でトイツが暗刻になったら面子手目指す方針ですね。でもカンチャン7sを見切る必要が無いです。素直に3p切りが正解です。

秋夏カップ41

 ジョンさん兄貴が發切った同じ巡目に發待ちに出来るという絶好のテンパイになりました。ここは3択になると思います。リーチするか、ダマテンか、一巡だけ黙ってリーチかのどれかです。私はずっとダマにしました。どれが正解かはわからないので好みでどうぞ。
 リーチのメリット。場況があまりにも良すぎます。ワディ兄貴はポンも、合わせることもないので発を持ってないか、ジョンさん兄貴への安牌として1枚抱えている可能性がありますが、だいたい山に眠ってます。また明らかに七対子の河でも手牌がまとまってきたら切らざる得ないのであがりやすいです。また、恒例になった点棒状況の確認をします。2位のワディ兄貴とは-44800点差。3位のジョンさん兄貴とは-48200点差です。ここで大事なのがワディ兄貴とジョンさん兄貴の点差が4600点差な所です。ワディ兄貴がここで満貫振り込むと3400点差のラスに落ちます。そうするとオーラスで不利な状況に陥ってしまいます。その為親でもオリてくれる可能性があります。
 デメリットはジョンさん兄貴をおろしてしまうことです。ラス目のジョンさん兄貴の視点で考えた時、トップ目からのリーチが来た場合、満貫を振り込むと2位と10600点差で跳満か6400点以上の直撃条件になります。対して満貫ツモの場合は2600点差に縮まります。だとすれば、自分の手によほどの価値が無い場合オリが有利になります。こうなると困るのが私で、ワディ兄貴の親流せばだいたいトップなのに親とタイマンになってしまいます。
 一巡だけ黙ってリーチはジョンさん兄貴の發切りがトイツ落としだった場合だけダマで打ち取って、そうでなければリーチするってだけです。即リーに比べて、1巡だけとはいえ親が自由に打てる巡目が増えてしまうのが難点です。
 ダマのメリットは誰も發を警戒しないので出和了しやすいことと親からリーチが来た場合にオリられることです。あとはリーチのデメリットがメリットに、メリットがデメリットなるだけです。


 Round3の振り返りは以上です。やはりミスがあるのでなるべく減らしていきたいですね。次回は全体の振り返りと三麻で意識していること書くとおもいます。個人的には大会前からいまいち調子が悪そうなキラキラさん兄貴やワディ兄貴の牌譜検討をして復調の手助けをしたいですが、許可取ってないので許可もらえたらやろうかなと思います。雀豪に毛が生えた程度の雀力なので手助けになるかはわからん。

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