ほるひすカップ牌符検討⑤

 今回は2回戦です。与兵衛兄貴主催の麻雀大会の予告がきましたね。私は仕事で参加できませんが参加兄貴達が頑張ってください。とはいえ大会に関われないのもさみしいのでまたあょ兄貴の牌符検討やろうかな。

同卓者の紹介
あょ兄貴:エロゲRTA走者となり無事動画BANもくらった兄貴。守備に重点を置いているので今大会のルールにマッチしている。過去大会から何度も酷いことしてきたのでそろそろ私に勝ってトラウマを克服して欲しかった。
な神無兄貴:ソフトバンクファンなので本当に阪神関係ない兄貴。正直オリてる所を見たことないくらの全ツァー系雀士。親リーに対しても全くひるまず自分のペースで打つので対策しないとペースに巻き込まれる。

2回戦A卓
東家 音響戦士
南家 な神無
西家 あょ
牌符はこちらから

東1局 0本場

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 8p切り立直。段位戦なら立直でも問題ないですが今回はダマのほうが良いですね。理由はな神無兄貴が押してくるのでカンチャン一気通貫より両面待ちの平和のほうがめくり合いに強いからです。今回だと365s引きで両面待ちに変化し、8sでのダマテン和了もできるのでダマで良いと思います。

東1局 4本場

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 6s切りダマ。これも段位戦なら即リーでいいですが、北2枚抜いたな神無兄貴がオリるわけもなく、あょ兄貴はベタオリしそうなのでな神無兄貴とめくり合いになります。七対子は和了牌が最大3枚しかないのでめくり合いにくっそ弱い役なのでダマテンにして躱す方が得だと判断しました。

東1局 5本場

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 8s切り。2s切りもあるけどどっちがいいかは微妙。まず字牌を切らないのは、この手は役牌を鳴かないと速度が足りないし、テンパイできるかも怪しいです。また役牌を他家に鳴かれると速度で勝てなくなります。なので字牌とターツを除くと打牌候補は2sか8sになります。
 2sと8sの比較ですが、ここでは絶好の牌を引いた際にどっちが有利かで判断してます。結局次巡有効牌引いたら切るので瞬間の良さが重要です。まず2s切りの場合は7s引いて両面になるか8s引いて重なるケースですね。7s引きに関しては45sと78sの両面で6sが二度受けになるのが気になるところ。
 対して8s切りはドラ3sと2s引きですね。特に3s引きは2345sになり横伸ばししやすく打点が上がるのが利点です。2s重ねに関してはドラ表示で1枚見えているので8sに枚数で劣っているのは無視できないところです。
 これらのことから私は8s切りですね。単純に一番浮いてるの8sだから8s切った感じする。

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 下家の9mポン。これポンしてよかったかは疑問が残る所です。理由は終盤なのに待ちのドラ筋36sが一枚も見えてないからです。ドラを他家が固めて持ってなおかつ6sも余らない、おまけに457sも全然見えてないってことは3~7sを一盃口形で使っていそうな感じがします。その場合ダマテン満貫や跳満に放銃するケースが多いのでポンテンだからポンして全ツっていうのは無用心すぎる気がします。今回は親なのでポンして良さそうですが、子ならポンせず9m連打してオリも賢明な判断かもしれません。

東1局 6本場

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 3s切り立直。あょ兄貴対策の立直ですね。段位戦なら1m切りで良いです。今回はあょ兄貴が私の立直に対してはかなりオリてくれるのでそれ期待の立直です。なので純カラでも立直打ったと思います。最初の牌符でのな神無兄貴の対策と相反する理由ですが、な神無兄貴は么九牌ばかり切っていて前巡やっと2pを切ったことから手が良くないと判断できるためこの局でな神無兄貴を対策する必要はないでしょう。
 ちなみにあょ兄貴に普通にあがられたので対策は無意味でした。

東2局 0本場

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 8p切り。1s切りとの2択ですね。私は一気通貫の変化の為にソーズを切りたくなかったので8p切りにしています。1s切りはドラ8sや69s引いた時の変化が嬉しい一打です。ちなみに4p切りは5pに加え3p引いた時の裏目、5s切りはドラ8s引いた際に面子が不安定になりドラ8sをうまく使いきれないので微妙な感じです。

南1局 1本場

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 9p切り。これは凡ミスですね、2s切りの方が良いです。こういう初歩的なミスが失点に繋がるので凡事徹底は大事です。

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 4s切り。かなり微妙な選択ですね。素直に5s切った方が良いです。まず9m切りですが、これは点数がない時の選択かな。負けている時は一般的に広く構えて攻めるのが基本なので目一杯に構えだほうが良いでしょう。今回は点数があり、対面からリーチが来た際に安牌がなくて放銃するケースが最悪なので安牌は持っていた方が良いと思います。また巡目が深くなるほどダマテンでの放銃の危険があるので今リスクを負った方がまだマシかもしれません。
 次に4s切りですが、ドラを絶対に切りたくないなら4s切りになります。要するにドラでの高い放銃のケア+自分の打点の確保をしたいなら4s切りになります。ただしこの選択は枚数が多い裏目でドラ周辺の危険牌36sを引いた場合それを勝負するかオリるかの選択に迫られやすいので、押し引きの難易度が上げるだけになることが多いです。
 5s切りは今勝負する選択です。ポンテンが取れなくなりますが両面両面で安牌持っているので一番バランスが良いでしょう。欠点は打点が安いことかな。

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 9m切り。対面がオリ気味なので下家の安牌で1sのフォロー牌になる2sを残す方が得そう。4,5巡前は2s切った方が得だったけど今は対面の打牌から2sを残した方が得になるっていうのが麻雀は面白いと思う。実際は対面が1シャンテンなので読みは間違っていたけどね。

南1局 2本場

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 今大会で唯一の放銃。正直めくり合いで勝ちすぎているだけで本来はこんな風に放銃するのが普通だと思う。

南2局 0本場

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 南切り。ミスですね中切りの方が良いです。単純に鳴かれやすさで南>中なので鳴かれにくい中から切るのが一般的です。テンパイと1シャンテンは天と地ほど差があるので切る順番は大事にしましょう。


 2回戦は以上です。正直配牌やめくり合いに助けられていただけでミスは多めでしたね。特に立直判断があれで正解なのかは疑問です。(大会参加者の2倍立直してる)

 次回は3回戦です。3回戦は条件戦になるので条件を軽く意識しながら打っています。なのでそれ関連のミスが多めでしたのでその辺を振り返っていきたいと思います。
 あと私は大会の3回戦で爆発したり、邪神の大災害に見舞われたりしたので3回戦が荒れると思っていましたが、今回は2回戦で来たんだなって思っていましたし、大会参加者もこれ以上はないだろうって思っていたと思います。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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