かんにゃ杯⑦(事前予想の結果)

今回はかんにゃ杯の事前予想の結果振り返りになります。今回のデータの9割は主催のyngm氏が作成されたものです。改めてyngm氏に感謝致します。

Q1.かんにゃptに関して 本当に得なの?

A.得だけど、すごい得ではないかも。
3位以下はかんにゃ1回で順位が変わるほどの接戦だったのでかんにゃptをどれだけ稼げたが順位に表れていると思います。

順位表3

 じゃあなんでかんにゃptトップの兄貴が中間の順位なのか。これは基礎スコアにはマイナスがあるため、かんにゃptより差がつきやすいことが原因の1つだと思います。例えば今大会でかんにゃptトップ、基礎スコア最下位の場合トータルが+11.2に対して、基礎スコアトップ、かんにゃpt最下位の場合トータルが+182.8で優勝します。(かんにゃpt0だと2位)正直これは優勝したNoral兄貴が凄かったに尽きますが、上位を目指す場合素点を確保しながらかんにゃptを稼ぐ必要があると考えられます。

Q2.各かんにゃptに関する予想 どうやってかんにゃpt稼ぐの?

A.局数を増やして槓のチャンスを上げる。

局数とポイント

 上の表はかんにゃptの順位と局数の多さの順位です。かんにゃptが多い人は局数を増やして槓できる可能性を増やしています。私の予想では暗槓や大明槓を狙うべきというものですが、着眼点からまちがっていました。また、四槓流れはptを稼ぎながら安全に局を終えられるため狙えるなら狙っていきたいですね。
 以下各かんにゃの割合と各かんにゃptの上位陣

画像3

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Q3.リーチ率って上がるの?

A.下がります。
 通常でのリーチ率として与兵衛兄貴主催第四回大会(3Roundでの合計スコアで競うチーム戦)を参考にしています。第四回大会のリーチ率は約19.8%に対してかんにゃ杯でのリーチ率は約13.6%。だいぶ下がっていることがわかります。これには3つの要素があり、かんにゃの為に副露率が上がっていること。リーチできても安いならかんにゃの為にリーチしないこと。(あがれても見逃す)全員が前のめりであり、ダマが警戒されにくくなっていたこと。以上3点があげられます。
 1つ目はまあ、そうなるなって感じです。平均すると約43.9%です。
 2つ目はあょ兄貴、原田克己兄貴、wanashi兄貴が実践していましたね。有効だったかはわかりませんが、かんにゃ杯らしい判断でグッドだと思います。
 3つ目は優勝者のNoral兄貴がnoteに書かれており、確かにその傾向はあったなあと思いました。槓ドラが増えると、頭がテンパって自分の手牌をみてしまいがちなので他家への警戒度が下がりやすいように思います。

Q4.かんにゃptと順位点てどっち優先すべき?

A.基本的にかんにゃpt優先。2着順ダウンなら順位点優先
これは微妙なところなのでとりあえずカンすれば間違いは少ないと思います。仮に大明槓して捲られても順位点のマイナスを-2ptに抑えたと考えれば得といえます。順位点が2着順以上ダウンする可能性がある場合は流石に痛すぎるので順位点を優先しましょう。


 以上でかんにゃ杯の事前予想の振り返りは終了し、私のかんにゃ杯に関する一連の記事も終了となりました。ここまで読んでいただいた方がいらっしゃれば、誠にありがとうございました。
 最後に、本大会の発案者となったあょ氏。大会を企画し、運営していただいたyngm氏。集計役を兼任されたコールス氏、waddyhot氏。そして大会を盛り上げてくれた大会参加者兄貴達、改めて大会お疲れ様でした。

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