CBC杯と次回大会の考察

 次回大会のプニキ杯(仮称)が近々始まるのに前回大会の考察投げたまま放置は人としてあんまりなので軽く考察します。本来は全員のビンゴ達成項目チェックして考察する予定でしたが時間がかかってモチベが上がらないのであくまでも個人の感想になります。
 後半は次回大会の考察を軽くしておきます。役満嫌いな私がいかに他人の役満を潰すか考えただけのチラシ裏なので興味ある人は見てください。

CBC考察

詳しい結果は主催のyngm兄貴がnoteにまとめてあるのでそちらを参考に。

画像2

無題

上が有効記録内での達成状況(yngm兄貴が白票で結果入れているので81%の所は実際は100%)、下が私の事前予想です。
 まず予想より達成者が多かったのは2位以上、七対or対々、一盃口、上段立直、一発ですね。2位以上は3回やれば1回は取れるという感じかな。悲しみを背負う人がいなかったのはよかったです。その他の項目はプレでは東風戦でしたが本戦では半荘になった影響が大きいかな。それにしても一発を半数以上がクリアしてるのは驚きですね。ビンゴ項目達成のために全体的に前に出る展開になったのかもしれません。
 次に予想より少なかったのは混一色、裸単騎ですね。混一色は角の項目なので露骨に狙う人が増えると思ったのですが、配牌に恵まれなかったのかもしれません。裸単騎はなった時点で達成ですが、普段から裸単騎にとることが少ないので慣れておらず狙いにくかったのかもしれません。3副露時に上家から出た和了牌をチーして裸に取る場面があったら面白かったかもしれません。
 項目の考察は以上です。今回は全体的にやさしめに調整されているのでビンゴが多発した感じですね。特に真ん中の9項目がだいたい達成しやすかったのが大きいかな。次回やる際は項目をもっと難しくするとかでしょうか。ハードモードの楓兄貴からの挑戦状みたいにしても面白いかもしれません。初期案のビンゴ表とかかなり難しいので。

bingo 初期案



プニキ杯(仮称)の考察

 ここからはプニキ杯のルールの穴や戦略を考察するだけの記事です。チラシ裏みたいな内容なので読む際には気をつけてください。





紳士協定とチャレンジ制度について

 紳士協定はいわゆる安手禁止のルールです。ホームランを打つ企画なのにヒット狙いをするなというお達しです。またテンパイ連荘でのリセマラで時間遅延を防ぐ目的もあります。チャレンジ制度は主に数え役満の可能性がある場合に偶然役期待でリーチしてあがった際に1回までは数え役満でなくてもペナルティを不問にするルールです。
 ここで考察点になるのがチャレンジ制度ですね。運営からはノミ手や安手でチャレンジ制度を使うのはやめてほしいとありますが安手がどこまでを指すかがグレーですね。おそらく数え役満になる可能性がある場合のみこの制度を使ってほしいという方針だと思いますが、個人の自由となっているので倍満くらいでの和了なら許されそうな感じがあります。また偶然役に関しても定義がされていない(生放送だと裏ドラまでだったかも?)ので裏ドラ、一発、嶺上開花、海底/河底も含んで良さそうです。その影響で数え役満の目が限りなく低いリーチでもチャレンジと称して和了ることができてしまうのですね。
 例えば北3枚抜いたメンホン赤ドラのリーチをした場合、現状倍満ですが、立直一発ツモメンホンドラ4の10翻で裏ドラ北なら数え役満になります。一発の代わりに海底でも良いですね。なので他人の役満を潰す場合には裏ドラや偶然役を都合よく載せて13翻確保すればチャレンジ制度を使うことができる感じがします。これによって暗槓の評価が上がります。槓他家の役満のアシストをしてしまうのであまりしたくはないですが、暗槓してリーチすれば立直一発ツモドラ8の11翻確保できます。あとは適当に2翻確保しましょう。(暗槓してリーチツモドラドラのみだと満貫で安手と見なされペナルティをくらう可能性あり)
 またこれはツモのみ成立しますが、翻数の計算するのは意外と面倒でロンされた場合は数え役満の目がないのにロンしてしまう可能性があります。大会中に指摘するのはまず無理なのでこれは意図的にやらなければとりあえずいいかな。時間あったら個人的に調査してチラシ裏に名称不詳で載せとこうと思います。

 ペナルティに関して

 役満手以外のテンパイの崩し損ねはペナルティとなっています。またチャレンジ制度消失後の数え失敗は重いペナルティになっています。ここでも数え役満の可能性が話をややこしくします。先ほど例にあげた北三枚抜いたメンホン赤ドラのリーチですが海底ツモでも条件達成するため役満テンパイといえます。じゃあ海底チャンスが無かった場合は役満テンパイじゃないからペナルティなのかといえばそんなの咄嗟に判断できないので不問になる可能性が高いです。このように数え役満のテンパイは判断に困るのでリーチした場合のテンパイ連荘はよほど翻数が足りてなさそうでなければ通ってしまいそうです。これを利用することでテンパイ連荘リセマラができそうな感じがします。まあ親連荘が有利かといわれると微妙なんですけどね。
 また役満テンパイならテンパイのまま流局しても良いのでリーチだけして上がらないという選択肢も出てきます。例の北三枚抜いたメンホン赤ドラのリーチですが、仮に一発ツモしても裏が乗るはずがなく、チャレンジ制度を失ってしまうと本当に狙えそうな時に相応のリスクを負うことになります。なので役満テンパイという体を保ちつつあがらないようにして、仮に他家が役満テンパイいれていそうならあがって流すという選択ができます。もちろん他家の役満に振り込む確率が上がるのご利用は計画的に。

その他

親のテンパイ連荘は有利なのか?

 基本的にチーム状況で判断して、役満数が上なら連荘しないほうが良いし、下なら連荘したほうが良いです。問題は同数の場合で親の役満はツモで16000ALLに対して親被りは-16000なので素点的にどっちが有利なのかって話。単純に計算するなら和了の確率は1/3で和了った場合の他家との点差は48000なので48000*1/3=16000で16000点の収入。
対して親被りする確率は2/3で役満を和了った他家に対しての点差は-40000なので-40000*2/3≒-26700で約-26700点の支出になりそうかな。なので素点的には親連荘はしないほうが良いかな。
 また3Round目の条件戦になった場合にあのチームに役満あがられるのは駄目だけど別のチームならヨシの場合があるかもしれないのでその計算もすると、役満あがられたくないチームが和了の確率は1/3で点差は-40000なので
-40000*1/3≒-13400で約-13400点の支出。役満あがってヨシのチームが和了の確率は1/3であがられたくないチームとの点差が-8000なので
-8000*1/3≒-2670で約-2670点の支出。収入と支出を合計するとトントンなので条件戦の場合は親連荘もありって感じでしょうか。
 まとめると、3チームの役満の数が同数の場合は親番は不利。2チームで競ってる場合には連荘はあり。まあ最終的に役満の数で優劣決めるので参考程度に。

中張牌と么九牌の優劣の逆転

 役満のほとんどは么九牌や字牌で構成されるため普通の麻雀に比べて么九牌の価値が上がります。基本的に字牌>19牌>索子の23468>それ以外みたいになります。なので安全牌をもつ場合は2378牌が良いかもしれません。四暗刻単騎やツモり四暗刻兼数え役満チャンスみたいなリーチの可能性考えると生牌は怖いので2,3枚切れの数牌を安全牌にするのが良いかもしれません。なんにせよ普段の麻雀とは価値観が異なるのでそこの切り替えはしっかり。么九牌のカウンティングはサボらずしておきましょう。

 とりあえず考察は以上です。まあこんな細かいこと考えず役満和了る興奮や高揚感を楽しむお祭り感覚で参加したほうが良いです。ルールを守って楽しい役満ライフを。 

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