雀魂に採用されているローカル役考察
今回は雀魂のローカル役考察です。楓兄貴の大会がローカル役ありなので考察していこうかなって感じです。
1翻役
燕返し(ツバメガエシ)
他家のリーチ宣言牌でロン和了した場合に成立する。
狙ってあがれるものではないので狙わなくていいでしょう。ただしこの役が存在しているだけでリーチの宣言牌にリスクが生じるので、できるだけ安全な牌でリーチしたいですね。特に追っかけリーチ等の危険牌を1牌押してリーチする場合、通常よりリスクがある点には注意。感覚的には一発と同じ感じです。
槓振り(カンブリ)
槓をした直後の打牌に対してロン和了した場合に成立する。
今が旬の魚ですね。感覚的には嶺上開花のロンverという感じでしょうか。こちらも燕返しと同じく狙うものではないですね。楓兄貴の大会のルールでは明槓、加槓でも暗槓と同じく槓ドラが即乗るので、この役も相まって槓する側のリスクが高まっていると考えられます。
十二落拾(シーアルラオタイ)
4面子すべてを鳴いて単騎待ちで和了した場合に成立する。
通称裸単騎ですね。基本的にはどうして和了たい場合に狙う役でしょうか。何回か狙おうとした時の体験談としては、まず4面子鳴く前に面子ができます。リーチが来ると手牌が短いので危険です。あがっても1翻なので他の役と複合させないと安いです。加えて安いのでリーチ来た時の押し引きが難しいです。待ちが単騎固定で他家からもそれが確定するので七対子より和了率が低くなりがちです。酷いことしか書いてないですがそういう役です。
メリットは他の役と複合させやすいことでしょうか。どうしても1翻欲しい時に狙うと良いかもしれません。
2翻役
五門斉(ウーメンチー)
萬子・筒子・索子・風牌・三元牌を全て使って和了した場合に成立する。
見た目が綺麗でローカル役で一番好きですね。鳴いても2翻なので混一色みたいな感覚で良いと思います。なので混一色と同じく役牌やドラを絡めて3翻以上にしてあがりたいですね。七対子の場合トイツ7つで構成されるので五門斉が狙いやすい利点があります。またこの役があるので他風牌鳴くケースが想定されます。他風牌鳴いて混一色ぽくない河であれば五門斉を疑ってみましょう。
三連刻(サンレンコ)
連続する3つの刻子を作って和了した場合に成立する。
三色同刻の連続形verでしょうか。三色同刻が全然あがられていないことからまあ察してください。一応染め手狙った際に偶然なってたパターンがあるくらいでしょうか。ちなみに4つ連続すると四連刻というローカル役満があるのですが、雀魂では採用されていないです。
3翻
一色三順(イッショクサンジュン)
同じ種類の同じ数の順子を3つ作って和了した場合に成立する。
これ和了れるの?一応考えると、まず11222333から1を鳴く場合チーじゃなくてポンでいいですよね。三連刻は食い下がり無しで一色三順は食い下がり1翻なので変わらない。純チャンと複合させるならありかなあ。
狙わなくていいんじゃないですかね。
満貫
一筒摸月(イーピンモーユエ)
海底で引いたツモ和了牌が一筒だった場合に成立する。(五翻)
ほんの少しだけ1p待ちになりやすい123pの価値が上がる感じですね。また単騎待ちするなら1pもありだなって感じでしょうか。それでも単純計算で1/34、約3%なのでガチャでSSRを引く感じです。
九筒撈魚(チューピンラオユイ)
河底で打牌された九筒でロン和了した場合に成立する。(五翻)
先ほどの一筒摸月と同じく789pの価値が少し上がる感じです。これは海底で切る人がケアしないといけない役ですね。なので海底番で9p切るのはよほど安全でない限りやめたほうがいいでしょう。
ちなみに撈魚は日本だと「ろうぎょ」と読んで魚をとるって意味らしいです。
役満
人和(レンホウ)
子が自身の第1ツモ以前にロン和了した場合に成立する。
考慮しなくていいと思いますが一応採用していることは頭に入れておきましょう。
大車輪(ダイシャリン)大竹林(ダイチクリン)大数隣(ダイスウリン)
面前で2~8の筒子(索子,萬子)のみで対子を7組作って和了した場合に成立する。
待ちが両面、3面張になるので安めだと倍満になったりする。それでも十分すぎるけど。あくまで面前のみなので鳴いて大車輪はない。
石の上にも三年(イシノウエニモサンネン)
ダブル立直した状態かつ、海底撈月または河底撈魚を複合させた場合に成立する。
今までの麻雀人生で見たことないんですけど。和了拒否してまで狙う必要はないです。逆に海底番の人は放銃できないので、海底がまわってきそうなら前順に危険牌通して海底番では安全牌切るようにした方が万が一がないと思います。
ダブル役満
大七星(ダイチ―シン)
字牌7種をすべて使って七対子を作った場合に成立。
雀魂君ですら説明文で「成立」のあとに「する」が抜けるくらいレアなダブル役満。字牌が最大28枚でその内の半分の14枚を使用することになるし、小四喜や大三元いった方が早いのでこの形になることがないです。あと字一色が必ず複合するので実質トリプル役満なのかなあ。役満大好きな楓兄貴なら知っていそうなので気になった人は聞いてみてください。
雀魂に採用されているローカル役は以上です。正直なこと言うとローカル役狙いにいってバランス崩す恐れがあるので過度に狙うのは控えた方がいいでしょう。ただし五門斉は自然と狙いにいける場合があるし、燕返しのような偶然役が増えているので知識として持っておいて、ケアした方がいい場面ではケアしましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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