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4年以上レスだった夫にできた理由を聞いてみたら、レスだった時も確かに愛はあったのだと思えた

長年悩んでいた夫とのセックスレスを解消しました。と言っても、急に毎晩やってますとかいう話ではないんですが。

結局は気持ちが楽になったというのが一番の救いと安心感で。セックスしてないなーって常に考えていた辛さから解放されたことが嬉しいという話です。そこで、夫になんでやる気になったのか聞いてみました。夫曰く「解放されたから」だそうです。

どういうことかというと、自分の精神力と体力は有限で、その中で、仕事や育児、家事や実家への配慮、そしてセックス...と自分のリソースを配分して少しずつ使わなければいけないと考えていたそうです。また、何か有事の際にいつでも動ける体力も取っておかなければならないものだから、大変です。

それはもう必死で温存しておかなければならないわけです。でないと死すら隣り合わせの恐怖。そんな中で毎晩妻は「なぜ抱いてくれないのか」とせがんでくるわけです。いや、殺す気か!ってなるんでしょうね。初めて夫の気持ちがなんとなくわかる気がしました。

上記でも伝わるかと思うのですが、うちの場合は、私がしたいのを夫に拒まれるという構図だったのですが、前述の話を聞いているうちに、私の問題だと思っていたことは、そのまま夫の問題でもあったのだな、と思いました。

で、その節約思考の夫がなぜ節約に迫られる気持ちを緩め、身も解き放たれてセックスを楽しめるようになったか。

そのポイントがいろんなことからの解放なんですって。夫の解放は大きくは以下です。

・仕事を辞めた

・私と娘との別居

・生活していた賃貸アパートの解約&必要最低限以外の私財の断捨離

・実家の両親との決別

大まかにあげてみてもすごい大きなことばかりに思えますが、この大小は人によって感じ方も様々なんでしょうね。

これを受けて私なりに考えたんですよね。上記を夫が堅く守っていた頃、私は夫に対してどう感じていたかというと「上記を優先して私のことをないがしろにしている。キーっ!」

つまり、愛を実感できていなかった。私の欲しい形での愛の示し方=セックスがないがために、夫の愛は無いって決めていたんです。でも夫はというと、愛する自分、私、娘を守るために、上記の様々なことをまず優先しなくてはならない。

人それぞれ愛の表現って違っているんですよね。残念ながら。だからコミュニケーションの行き違いが起こる。

夫にとっては

・仕事をする

・私と娘と一緒に暮らす

・生活環境を整える

・実家の両親と私たちとの調整

これらすべてが愛している私と娘のためであったのだとしたら。

「ありがとう」とは思いました。あと、「いや、そこだけ必死に遵守されても(笑)」

コミュニケーションの取り方って本当に人それぞれ。離婚の原因で『価値観の不一致』とはよく言ったものです!要は愛の表し方の違いってことなんですね。これに尽きますね。忙しい中で、手いっぱいの状況で、やらなくちゃいけないことがたくさんあって、しかもどれもやらないと死んでしまうかもしれない。って思っていたんですが、一気に色々辞めてしまっても死にませんでした。それでも何ヶ月も生きている、一年くらい生きているってことがわかりました。

やらなきゃいけないことが無いって状態にできると、一からまた何かしたくなります。そんな時に「これはチャンス!」と思って私は夫に言ってみました。

「今夜どう?」

それで夫は解放されて何かしたくなったことのひとつに、セックスを入れてくれたんだと思います。

言ってみるものですね!ぜひ試してみてください♡



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