たまねぎについて(12/10)

「星野ニア Advent Calendar 2020」12/10(木)、私の順番ですね。

本日のお題は「たまねぎ」
さてこの食材、食卓でよくみかけ、外食すればそれとなく料理に混ざっており、 普段何気なく食している野菜ですが実はとても体にいい食材です。
 本日は「たまねぎ」に含まれる薬効について少しだけお話することにします。 

◆その1:動脈硬化、生活習慣病を予防してくれる!! 
結構有名なお話ですが、液をサラサラに保ち動脈硬化防止効果を持っているとされています。
この効果をもたらしてくれる「ケルセチン」は動脈硬化の原因となる活性酸素を減少させる効果があります。 
ちなみにですが、「ケセルチン」はたまねぎの皮(茶色いところ)にたまねぎ本体の20倍近く含まれており、 水に溶けやすいので皮を煮出してたまねぎ茶として飲んだり、煮出した汁をカレーやスープにして摂ることで効果が高まります!
是非試してみてくださいね! 

◆ その2:ビタミンB1の吸収効果増加!!
スタミナ維持にも!! たまねぎにはもちろんビタミンB1が含まれていますが、「硫化アリル」にはビタミンB1の吸収を高める作用を持っており、ビタミンB1豊富な食材と食べ合わせることで非常に効果が高まります。
ちなみにビタミンB1はエネルギーの産生と皮膚・粘膜系の健康維持を担い、また、スタミナ維持に大切な栄養素です。
 ビタミンB1の多く含まれる豚肉の生姜焼きや、レバーと野菜の炒め物など、お肉との相性もばっちり!!

◆ その3:のどのイガイガが治まる!!
 「硫化アリル」には殺菌消毒効果があり、更に炎症を抑える働きもあるため、たまねぎの匂いを吸引することで 喉の痛み、イガイガ感が治まるそうです。生の玉ねぎをスライスして、枕元に置いて眠ると、いいそうですよ。

 余談ですが、風邪をひいてせきが出るときにネギを首に巻くとおさまるというのは上記の理由からです。民間療法もすごいですよね!
喉に良い食べ合わせは意外にも「はちみつ」!みじん切りにしたたまねぎをはちみつに漬けることで はちみつの保湿効果とたまねぎの殺菌効果が喉に効く!!
あなたの風邪はどこから??

※たまねぎを大量に摂取すると胃や腸に負荷がかかるので、胃もたれや腹痛、吐き気を引き起こす可能性もあります。 たまねぎの摂取のしすぎには気を付けてくださいね

 以上、「たまねぎ」の薬効紹介でした! 良い食べ合わせの例はいろいろあります。それはまたの機会に紹介でもしますね。

 それでは、よいたまねぎライフを!! 

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