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南海コラボデーツアーに参加してみた

1.南海コラボデーツアーとは

2023年1月7日(土)に実施された、南海電鉄×堺ブレイザーズのコラボ企画の1つとして実施された観戦ツアー。
内容としては、堺ブレイザーズの応援団長のなおきさんと昨年同チームを引退された佐川翔さんと一緒に電車に乗りトークが出来る。
その後大浜体育館で選手のロッカー見学、そのロッカーにメッセージカードを貼り付けられるというプラン。
代金は観戦チケット無しプラン5,000円、スタンドチケット付きは8,300円。
先に言うと、これで5,000円は安すぎると思う程楽しかった。最高。

2.チケット購入と当日まで

このコラボツアーが発表された瞬間に行くことは決めていた。当日のチケットはすでに確保していたし、何より昨年引退され、今や一般人となった佐川翔さんに会える機会なんて早々ないからだ。
迫田選手が推しとはいえ、ブレファンをしていて佐川翔さんを嫌いな人はいない(自論)。いつもブレを盛り上げてくれていた、オモロかっこいい素敵な選手で大好きだった。そんな翔さんのトークが聞けるなんて絶対行くしかないと決めていた。
とはいえ、これまではタイミングが合わずこういうツアーは参加したことが無かったので、チケットの入手難易度も全く不明。定員50名!?少なくない!?取れるの!?と震えながらチケット発売時間にすぐ申し込み、無事チケットを手に入れた。
(チケットシステムでのチケット確保かと思ったら、メールフォーム+振込というアナログ形式で驚いた)
数日後、南海電気鉄道から工程表が郵送されてきた。
郵送物に「推し選手 迫田郭志選手」とデカデカと書かれていたのはちょっと面白かった。

3.行程とレポート

8:15  南海本線なんば駅集合、受付

朝早いよ。
遠征でもない大阪在住の私が文句を言ってはいけないが、いつも試合の日は10時とかに起きていたので8時15分受付は結構頑張った。そして案内状に書かれていた「筆記用具持参」を完全に見落としており、集合時間前にコンビニでボールペンを購入。(持ち物!ってでっかく書いててほしかったな…)(小学生の遠足?)
受付にてネックストラップ(ツアー客の印)と南海電鉄グッズ、そして推し選手のサイン入りグッズを受け取る。
私は当日までこれを貰えることを全然知らなかったので(案内読めよ)こんなものもらっていいんですか!?と混乱していた。
駅名モチーフのキーホルダーが選手仕様になっているだけでも可愛いのに、サインまで……。マジで…?

裏面には直筆サインが書かれている

「5,000円の元取ったわ」
受付の時点でこうだった。

8:35  特急サザンに乗車、出発

サザンの前になおきさん登場。
なおきさんの場合はいつも会場にいるので馴染みがあってそれ程驚きはしなかったが、おはようございます!と挨拶をもらう。
サザンに乗り込むとすぐ中に佐川さんがいた。
しかもスーツ。スーツです。思わず「エッ!?」と声を上げてしまった。
車両に入る入口の前で爽やかに挨拶をしてくれて、なんとか「オハヨウゴザイマス」と絞り出す。
フォロワーさんと一緒に入ったが、フォロワーさんが大きなキャリーを持っていて、大きいですね、大丈夫ですか?ここ置きましょ!とアテンドしてくれる佐川翔さん格好良すぎ。

座席は受付時に配られた番号の席に座る形式なので、一緒に受付をしたフォロワーさんと連番になれました。
番号はある程度受付順で前から詰めていく方式らしい。

8:40  オープニングコント+プチトーク

南海電鉄のスタッフさんから諸注意事項の説明があった後、
前に立ったなおきさんと翔さんのオープニングトークもといコントが始まる。
タイトルコールするだけで1ネタ繰り出してくる2人、流石すぎるし息が合いすぎていて翔さんって芸人だったっけ…と錯覚。
トーク部分では、引退後に日鐵で働く翔さんから、
・仕事ではスーツを着ないから久々にスーツを着たらお腹周りがキツイ
・同時期に引退をした元ブレイザーズの小池さんと同じフロアで働いており、相変わらずうるさい
という話が聞けて楽しかった。相変わらずトークが上手い。
そしてすぐに翔さんが各座席を回りはじめ、なんと1席ずつ写真撮影をしてくれることに。その間にもなおきさんとトークをしてくれて、撮影待ち時間も楽し過ぎた。
撮影と同時に、受付で配られたメッセージカード3枚(選手のロッカーへ貼り付けるもの)への記入もしなければいけなかったので、
揺れる電車内でなんとかカードを記入……ただ配られた3枚全てを書き終えることはできなかったので、取りあえず迫田選手への1枚だけを書いておいた。
   
8:50  堺駅着 下車
到着早いよ。
知ってた。なんば⇔堺をサザンで移動するなんて一瞬だってこと。
もう降りるぞ~!のなおきさんの声かけの中、いそいそと下車。
(一般車両もあるので、下車で遅れたら大変)
修学旅行ばりの連係プレーでなおきさん、佐川翔さんと共に無事下車。
なぜか過ぎ去る電車に手を振り(なおきさん発案)見送ってから、翔さん引率で堺駅南口へ移動。
南口には山本智大選手のパネルが飾られているので、そのパネル前でまた翔さんの写真撮影会が開催された。優しいな翔さん…。
その後も翔さんとのツーショット撮影が出来たりと、サービス精神ありすぎな翔さんとなおきさんでした。

撮影に応じてくれる佐川翔さん

9:00  一時解散・フリータイム

一通り翔さんとの撮影を終えてから堺駅で一旦解散をし、次の大浜体育館の集合時間までフリータイム。
1時間半ほど時間があったので、大浜近くのカフェで時間つぶし&メッセージカードの続きを書いた。
このカフェの飲み物の提供が遅くて(40分くらいかかったような)私は5分で飲み切り、フォロワーさんはテイクアウトに切り替えることになったが、メッセージカードを仕上げる時間があってよかった。

10:00 大浜体育館集合(各グループにより時間差あり)

ツアーの参加者を6グループくらいに分けて時差で集合。
1グループは5~6人くらいで、大浜体育館に集まった。
そこから普段は行かない道を通り、選手ロッカーへ。
前のグループが出てくるのを待っている間も、スタッフの方が
・普段は(ロッカーを)こんなに綺麗にしてないそうですよ
・佐川さんのロッカーもまだあるらしいので、聞いてみてくださいね
・お写真も全然撮ってもらっていいので
と色んな話をしてくれて楽しい時間だった。

10:05 ロッカールーム見学

待ってましたロッカー見学。
普段選手が使っているロッカーを見ていいなんてこんな機会はあまり無いだろうと楽しみにしていた。
ロッカーは思ったよりかなり狭い。え、ここに180オーバーの割と屈強なアスリートが20名弱入ったら密度やばくない…?という印象。
以前試合前の気合入れをしている動画を見た時も狭い場所でやってるなと思ったが、あれはロッカーだったのか…
1人1人の荷物置き兼座る場所があり、イメージ通りのバレー選手のロッカーという感じ。
わかりやすいようにか、ロッカーに選手のポスターが貼られていた。
綺麗に何も置いていない選手から、あえて私物を放置してメッセージまで残してくれる堀江選手まで様々。

樋口選手のロッカー

ちなみに迫田選手はTシャツを置いてくれていて、ご丁寧に迫田選手着用済みと書かれていた。(堀江選手が書いたらしい)

迫田が追田になっている…w

ここでも翔さんが色々なことを教えてくれた。
・ロッカーの並びは、初めて大浜体育館が出来た日に自然と決まったのが固定になっている。
・翔さん、山本選手、松本選手あたりは端っこが好きで、端っこのロッカーを確保していた
・前日に堀江選手からLINEが届き、自分のロッカーの写真を添付して「こんな風に翔くんをいじらせてもらっていいですか?」と書かれていた(LINE画面まで見せてくれた)「あいつ可愛いでしょ?」という翔さんと堀江選手の関係性、相変わらず素敵だった。

堀江選手の翔さんいじりコメント

自由に見学をしたり写真を撮りながら、書いたメッセージカードを選手のロッカーに貼り付けていく。
最後に記念にとロッカー内で記念撮影をし、見学終了。
5分という時間だったが、全てのロッカーをしっかり見て十分に楽しめた。

10:10 体育館内見学

そこからは体育館内をぐるっと回る見学の時間。ここは普段観客として歩いている場所でなじみ深かったが、試合前にコートで打ち合わせをするスタッフが見れたりと新鮮みも感じた。

10:20 解散

見学のあと、体育館入口で解散。
開場までは時間があったので、一度体育館を出て駅まで戻ってランチをしたりする時間があって良かった。ただ、大浜体育館の周りにそれ程お店がないので、駅まで戻ったりと大変ではあったが…。
(朝8時から何も食べずに試合だと辛いと思ったので戻った)

4.総括

5,000円は安いよ。(主観)
翔さんとなおきさんのトークだったりロッカー見学の希少さをどう感じるかにもよるかもしれないので、試合ついでのオプションツアーとしては妥当なのかもしれないが……大満足の一言だった。

強いていうなら、サザンでなんば⇔堺は時間が短すぎるってことと、メッセージカードを電車内で書かせたらせっかくのメッセージカードの字が歪むよってことくらい。

でもそんな事気にならないくらい貴重で楽しい体験が出来たので、もし来年もあったら是非参加したいなと思う。






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