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【無料】売り抜け日とは?株価暴落を予測する方法

※最後まで無料でお読みいただけます。

上昇トレンドから下降トレンドへの移行は確実にあります。移行するタイミングをピッタシに当てることができればとても良いとは思いませんか?それに近いことがオニール流では学ぶことができます。

できるだけわかりやすく説明していきたいと思います。

オニミネ流に興味のある方は無料discordに気軽にきてください♪
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この考えを学べるのは、「オニールの成長株発掘法」という本になります。

オニール流で有名な大化け株を見つける方法、CANSLIM分析のMの項目になります。Mとは「Market Direction=株式市場の方向」の頭文字に当たります。市場の向き(強気・弱気)によっての考え方を学べます。

75%の銘柄が市場に追随するといわれてます。市場が下落傾向なら4銘柄のうち3銘柄は下落するという考えです。相場の強気弱気を観察し判断しましょう❗️

今回のnoteではその中で「売り抜け」という考えを丁寧に説明できたらなと思います😊


売り抜け??

売り抜けとは機関投資家の株式の大量売りのことを指します。

機関投資家は、何かしらの情報(市場が弱くなるなど)を仕入れ、一般投資家よりも先に株式を大量に売ります。

これは上昇傾向の時に起こるとされています。自ら(機関)の大量売りで、自らの株の株価を下落させることになるため、上昇傾向="投資家がウキウキし買い手が多い状態"の時に大量に売ることで、保有株の株価を落とさずに上手く持株を減らすことができます。

機関投資家の保有が減ることで、機関の買い増し買い支えなどがなくなり、一般投資家だけでは上昇の継続はできなくなり下落が始まります。機関投資家は保有株が少ないため、ショート(空売り)で稼ぎやすくもなります。

そういう理由から、上昇トレンドから下降トレンドの転換点、天井で売り抜けが起こります。

天井を見極める方法

どれくらいの期間で、どれくらいの売り抜け日がカウントされれば転換点・天井になるかを説明していきます。

1つの指数(NASDAQかS&P500)で、4~5週間で売り抜け日が3~5日以上、または2~3週間という短い期間で4日ある場合に、天井が近い(下落の)可能性があります。※多い方を見ればOKです。※ ダウはわずか30銘柄から構成され、機関投資家に操作されやすいこともあり、NASDAQとS&P500を見ます。

売り抜け日には、増加・減少ルールがあるので説明します。

🔹売り抜け増加ルール🔹
・株価指数が前日より-0.2%以上& 前日以上の出来高で追加。
出来高が増加(または前日出来高の100%〜95%)したが、価格はあまり動かない場合でも追加。(失速日)

🔹売り抜け減少ルール🔹
・売り抜け日追加から25営業日経過で、その売り抜け日はもはや関連性ないとして1日減少。
例:
1月1日売り抜け1日追加→1月26日売り抜け0日

・売り抜け日の終値から5%以上の上昇で、その売り抜け日はもはや関連性がないとみなし、1日減少(5%ルール)
例:
1月1日売り抜けを追加、終値$100→株価が$105まで上昇で1月1日に追加した売り抜け日は無くなる。

・売り抜け日が蓄積し調整相場になると、売り抜け日はリセット(0日)され、調整相場の間はカウントしません

🔹売り抜けカウント始め🔹
フォロースルーDAY(上昇へのサイン)がくると、売り抜け日のカウントをまた始めます。
※フォロースルーDAYについては後日説明したいと思います。

このようなルールで売り抜け日を確認します。売り抜け日が増えていくと、売買に対して警戒心を強める必要があります。

過去の事例

オニールのくまのTwitterの方で売り抜け日のカウントをやっています。それを見ながら売り抜け日と株価推移を見ていきます。

上のチャートはS&P500です。これを見ながら確認してください。

売り抜け日 1日 (白線 左1本目)
売り抜け日 2日 (白線 左2本目)
売り抜け日 4日 (白線 左4本目)

このように売り抜け日が蓄積されました。

調整相場入り (赤線 左1本目)

そして調整相場入りしました。調整相場入りをしてから警戒するのではなく、売り抜け日のカウント数を見ながら警戒することが大切です

フォロースルーDAY‼️(青線 左1本目)

1月31日にはフォロースルーDAYを迎え、上昇相場入りをしました。ですが、これで下落が終わりませんでした

・2月23日には再び調整相場入り(前日までの売り抜け日はS&P500で5日)。

・3月16日に上昇相場入り

・4月22日に調整相場入り(前日まで売り抜け日はS&P500で6日)。

と、繰り返しながら大きな下落になりました💦

このように売り抜け日が蓄積し、大きな下落が始まることが分かります。

ピッタシとまではいきませんが、天井付近で警戒を強め、大きく資金を失うことを避けることが可能です👍

IBD(Investor's Business Daily)では無料で、NASDAQ、S&P500の株価・出来高・チャートを見て売り抜けの確認もできます。

※有料版では売り抜け○日と記載されています。

⬇️リンク⬇️
https://www.investors.com

IBDトップページ
トップページのNASDAQをタップすると見れます。
トップページのS&P500をタップすると見れます。

売り抜け日が増えた時の対処法


天井を見極める方法で説明した通り、売り抜け日が蓄積していけば警戒をする必要がでてきます。その対策について話していきます。

新規の買い付けには慎重に行う。
もし、新規で買うならファンダメンタル・セクターが良い銘柄を選ぶようにする。

保有株が順調か注視する。
保有株に弱気なサインがないかを確認、またセクターも確認する。

・利益を確定する。
保有株に利益が出ているなら、利益を確定するのもありです。含み益を損失に変えないのが大事です❗️

・含み損銘柄を整理する。
すでに含み損がある銘柄を優先的に売ることをおすすめします。

利益確定や損切りをし、ポジション(保有株数)を小さくしていきます。大きな下落の初期に保有株が0や少ない状態にするのがベストだと思います😊

最後に

売り抜け日のカウントや市場の状況については、オニールのくまのTwitterの方で、米国市場が閉まったあとに毎日ツイートしています。

売り抜けは、オニール・ミネルヴィニ流以外の方も、投資法に組み込まれることをオススメします。

底付近で積極的に売買するためにも、天井付近で資金を守り、心のゆとりを持つことも大切になってきます。

ベア相場では勉強や、先導株を探すなどに時間を使い、ブル相場で稼ぐ準備をしてください😊

最後まで読んでいただきありがとうございました✨ハートマークをポチっと押してくれたり、Twitterでリツイート等で広めて貰えれば大喜びしますので、お願いします😍

これで以上になります🐻‍❄️ではまた♪

出典:オニールの成長株発掘法
出典:Investor's Business Daily


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