第3回 リトルマーメイドミュージアム イベントレポ in福岡
2018年6月22日(金)
リトルマーメイド(福岡公演)終演後に行われたオフステージイベントのレポをまとめました。自分の過去のツイートや殴り書きのスマホのメモ帳などを元に記憶を呼び起こしつつまとめていますので、俳優さんの発言などは一言一句同じではありません。なんとなくこんな感じ、という脚色を含むものですのでご了承下さい。
イベント概要や画像は以下のリンクからご覧になれます
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出演俳優
館長(司会進行)田島亨祐
パペットコーナー補佐:嶺山秀平
その他実演&解説
緒方隆成 谷原志音 野村数幾 西田ゆりあ
光田健一 劉昌明 名児耶洋 白石拓也 権頭雄太朗
1.技術スタッフによる衣装ヘアメイク解説
(1)衣装さんによる、恋してるナンバーの衣装の解説
海外の◯年代のステージ衣装がモチーフとかなんとか。
1人分で5000枚くらいのスパンコールがついていて、全て手作業でつけてるよっていう話。スパンコールのことを田島さんが最初に「プラスチック」と言っていて笑った。
(2)ヘアメイクさんによる人魚達の髪のお話
人魚のウィッグは人毛。今のカラー剤は発色いいよねという話。
アリエルは海外とかだともっとしっかり真っ赤な髪だけど、日本人は赤が似合わないので黄色や茶色をベースに(?)オレンジを混ぜたりして作っている。
人によっては赤が強めだったり黄色が強めだったり変えていて、その人に1番似合う色にしている。
ちなみにトリトンのカツラは人毛ではなくなんと水牛(田島さんは初耳だったらしくめっちゃ驚いてた。何度も水牛………って繰り返してた)トリトンのウィッグも人によって色が違うそうです。(これは田島さんも知ってたっぽい)
2.舞台監督によるフライング装置解説
フライング装置を見せてくれる。
ワイヤーは普通シルバーだけど反射しないように黒に塗っている。
体重200キロ以上は耐えられる。
3.俳優によるフライング解説
【アリエルの志音ちゃん】
【フランダーの緒方くん】登場!
(質問)
苦労、大変なことは?
(答え)
【緒方くん】
「ハーネスに慣れなくて大変だった」
「ちょっとした付け位置で変わるので飛ぶ以前に、泳ぐ以前にハーネスをつけることが大変だった」
というような話をされてました。
【志音ちゃん】
「皆は誰かがやってるのを見て、こういうもの、というのをわかった上で挑戦できたと思うが、自分は初演メンバーでどういうものかわからない状態からだったので(未知なので)それが大変だった。倉庫みたいなところで練習した。初めて飛んだ時に思ったより高さがあって怖かった。アトラクションは足元があるけど、これは足元がないから自分でバランスを取らないとくるんってなっちゃうから怖かった」
というようなことを仰ってました。
その後実際にバーを使って実演してくれました。
骨盤をバーに乗せて、鏡を見ながらしっかり泳ぐ練習をするそうです。
緒方くんめっちゃうまかった。バーの上で泳いでるように体を斜めにして動かすのがすごい。倒しすぎると体が前に回ってくるんとなってしまうし、倒さなすぎると泳いでるように見えないから加減が難しいみたいです。
客席もどよめき、そして拍手。
常にこの動きを意識しないといけないので…という話で
田島「電車の吊革に捕まりながら気がつくとクネクネしちゃう」
これには緒方さんも同意してた。(めちゃくちゃ不審者wと盛り上がる)
田島「この動きにはいいこともあって……お腹周りに肉がつかない!!」
と言うと緒方くんが無反応だったので「そう思わない?!」って田島さんが志音ちゃんに振る。
志音ちゃん笑いながら「思わない〜〜〜😂😂」って即答してて笑った。
まじでこの顔だった→😂
「でもアリエルやったら確かに前は割れてなかったのにいつの間にか腹筋が割れてきたから…!」って一所懸命早口でフォロー(?)してて可愛い。
その後舞台上でどんな稽古をしているのか見せてくれる流れ。
練習用のフライング装置(本番用と違う)を志音ちゃん装着。
「地上では、足か頭どちらかからスタートしてウェーブを作り始めるけど吊られているとそれができなくなっちゃう。最初の頃はそれでバタバタしちゃう。ここ(中心)をスタートとして、それから足、1、2、3、ってなるようにする。」
志音ちゃん語りながらフライング実演。田島「自慢の娘です」
久々の公演の時は、角度や泳ぎ、これ以上いったらくるってなっちゃう、みたいなのをしっかり試しているそうです。
練習用のハーネスは本番用より動きもなめらかではなくやりにくいらしくて、練習用でここまで優雅に泳げるのはすごい、と田島さんが言ってました。
あとハーネスつけ続けるとあざになるそうです😨
4.俳優によるパペットの実演&解説
【嶺山くん登場】
「こんにちはぁ〜〜」っていう挨拶からしてほわっとしている嶺山くん。
パペットにおいて何か苦労はあるのか?
という田島さんの質問に
「本番中、実はパペットに触ってないので色々な人に聞いたんですけど…」
という衝撃発言で客席にどよめき。笑
ダンスキャプテンなので、パペットリーダーらしい。
しかしパペットに触れていない。
パペットを扱う人に聞いたところによると、という前提で答えてくれる。
・いかに生きているように見せるかを大切にしてる。
・上も下も泳ぐのでパペットからは目を離さず常に動きを感じることが大切。
・やってる人が目立ちすぎない為に、必要以上に動きすぎない。
・足音にも気をつける(すり足)
ざっとこんなことをあげていたと思います。
(それぞれが誰の発言なのか聞きたかったな)
あと皆さんも黒子じゃなくて「青子」と呼んでいるみたいで私、安心。
解釈一致。(知らないけど勝手に青子って呼んでた)
ここから少しずつパペットを紹介していく流れに。
①ランタンフィッシュ
おいで〜!
と、田島さんが呼ぶとランタンフィッシュが2匹登場!
(だがしかし嶺山さんが解説してる間に泳いではけてしまう)
「明るいとよくわからないけど、光ってるんですよ。見えにくいので照明暗くしてもう一度出てきてほしいな…」と嶺山さんが呼ぶと、ランタンフィッシュが出てくる場面の音楽突然が流れて再び登場。
1匹(光田さん!)増えていて美しく泳いでました。
田島「かわいい〜。これ俺が怒る場面だよね?」
客席爆笑。「アリエル〜!💢」って怒るところも再現してくれた。
再び泳いで行ってしまったのですが
「先程パペットをやっていただいた3人をお呼びしましょう!」となり
まず登場したのがーーーー!
【野村数幾さん】【西田ゆりあさん】【光田健一さん】
光田さん!!!!
嶺山さんが主に解説。
最初明るい場面では2匹だったのが、暗くなった場面では3匹になっている。実はストーリーがあって、物語の途中で子どもが生まれてる。田島「おめでと👏」
昨日ウィキホニャララで(嶺山さんが)調べたところによると、光る理由は群れの中で繁殖するペアを作る時に…みたいな意味がある、みたいな豆知識を披露。
私知らなかったです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
小さいランタンフィッシュ、作りがよくできてるね!って話の流れで、嶺山さんが突然光田さんに「なんかやってて難しいな、ってところはありますか?」と質問を振ったんだけど、それがめちゃくちゃ優しい声のトーンでほっこりした☺️
(光田さんは赤ちゃんフィッシュ担当)
光田さん、「あー………」って少しのまがあって、その後少しずつ言葉を紡いでてもう私の心は…心は…心は……🙏
なんかみんなが応援してた。多分全世界が初めて光田さんの話す声を聞いた瞬間だった(そんなことはない)
でもこういう場で光田さんが何かを自分の言葉で発信するのはなかなかにレアなことだと思う。全世界が見守った。会場のみんなが見守ってた(気がする)
話を戻そう。
「あーー…………そうですね、」と言葉を切った後にゆっくり言葉を紡ぐ。
光田さんによると、あかちゃんの魚は繊細に動かない(小さくて動かし方が大変)だそうです。
こっちに行く時に、こういう風にするとこうなっちゃうので…みたいな。
頭から動かしてこうするといい、みたいなことを実演しながら語ってくれました。
周りのみんな(客席も)思わず全部に相槌を打ちたくなる優しい世界。
ダメな例だと動きがカクカクしてて、頭から入って後ろを動かすとちゃんと泳いでるようになってた記憶です。一生懸命泳ぐ小刻みな感じ。
光田さんの説明に、客席、今までで1番反応いいんじゃないか?っていう。
客席の相槌も大きかったし、なるほど〜ふうーむ〜みたいな納得の声がダダ漏れでした。
嶺山さんが光田さんにありがとうございました〜!って言うと、会場もめっちゃ拍手だった。
これめちゃくちゃ私の脳内補完が働いちゃってるのかもだけど、でもなんか皆が見守ってて、言い終わった光田さんに大拍手で、なんかもうとにかく暖かい空気でした。日本語を母語としない人が少しずつ丁寧に言葉を選びながら紡いでいる、っていう感じはあったもんね。
嶺山さんがその後いい感じのフォローをなんか言って、光田さんがハニカミながら「はい」ってうなづいたのが忘れられない。
パペットの3人ありがとうございました〜!で、再度拍手だったので、さっきの拍手は前客席が光田さんに向けた拍手だったのですね。
ひと仕事終えたね。もう出ないよかな?
お疲れ様、ありがとう。
と、思いました。この時は。(笑)
「では一気に登場してもらいましょう!」ってなって
アンダーザシー流れる。パペットいっぱい出てくる。
その後皆はけて、また少しずつ呼んで紹介していく流れ
②シルバーフィッシュ
群れで泳ぐ魚にも色々いるけど、特にこの魚の種類は決まってないとのこと。
いかに群れで動くかが大事。
…とか説明してる間に泳いではけていってしまう。
止まれないからしかたないねw
ずっと動いているようにという指示があるそうです。
(止まると魚が干物みたいになっちゃうんだよね)
群れなので一斉に反対方向向いたり、切り替えなきゃいけないのが大変だそうです。
そしてパペットの2人を呼ぶ。
【西田ゆりあさん】【名児耶洋さん】登場!
・女性には重い。力入れないと魚がななめになってしまうので大変。
・水流とかで瞬発的に動きを変えなきゃいけない場面がある。
・うまく瞬間的にやらないと1匹だけ向いてくれないみたいなこともあったり。
というお話をされていました。
③エイ
次に呼ばれて登場したのは「エイ」
胸ビレを動かして泳ぐのが特徴。
パペットの中で1番軽くて簡単そうに見えるかもしれないけど、意外と難しい。
うまくやらないとひっくり返ちゃう。
UTSで嶺山さんは稀に襲われそうになるらしい(笑)
そしてパペットの2人を呼ぶと…………
【劉さん】【光田さん】登場です!!
光田さん!!!(再)
この2人の組み合わせは東京LMで何度も見ていて、本当に本当に大好きなんです。もうこの2人はペア。セット。シェフナンバーの2人の目配せも大好き。船長と副船長って感じ(私が勝手に言ってるだけ)
【劉さん】
棒とエイが繋がっているところをちょうど良い良い距離にしないと、ひっくり返ったりいい泳ぎにならない。流れ?を感じてタイミングをはかる。(職人のようでした)
【光田さん】
加えて、「エイはスピードもすごく大事…」みたいなことを言ってました。
「遅くなったり早くなったりするから…」とか「スピードを守りながら体も……踊る感じ…へへへ(照れ笑い?!)」
みたいな感じでいやん語尾濁さないで😂っていう。
客席にというよりなんだか嶺山さんに向かって話してる感じで可愛かった(笑)
嶺山さんがしっかり相槌やリアクションをとりつつフォローすると
「そうですそうです!」みたいに光田さんものるし
嶺山さんが「いかに気持ちが通じ合えるか…ですね」みたいなフォローしたら光田さんはにかんでるしなんかもう最高です。優しい世界。ありがとうしゅーちゃん(誰)
はいお2人ありがとうございました〜!👏(はける)
「では次をお呼びしましょう…」
(すぐ出てこない)
「次……ちょっと準備が……」「大丈夫かな…〜〜?」
みたいに田島さんと嶺山さんが話しながら繋ぐ。
福岡でしか登場しない魚です、と紹介されて切ない。
カサゴは東京の魚のイメージが強いので切ない。
(この頃もうひとつの名古屋はトロピカルフィッシュだった)
(私はカサゴのファンなので光田さんが福岡で嬉しい)
カサゴの方が軽くてまだ名古屋より扱いやすいらしいです。
もう一度呼ぶと…………
カサゴの登場です!!!!
④カサゴ
この辺で客席もあれ??てなる。笑
そうです。既にお察しの通り、カサゴも光田さんです笑
もう私の心はしんどい通り越して死。やばい。
こんなイベントあっていいのか。無理。これが天国か?
走馬灯が見えた。
いや、これが走馬灯なのかもしれないーーー
話を戻しますw
そしてパペットの2人を呼ぶ
【白石さん】【光田さん】登場!
光田さん!!!!!(再再)
田島さんが思わず「光田くん…すごいね〜」と感嘆。
もしかして光田くんがパペットマスターなんじゃない?って話になる。
一回もパペット触ってない人(嶺山さん)もいるのに、彼みたいにいっぱいね…
わからないことはもう全部光田くんに聞けばいいねってなる。
光田さんにこにこ。
【白石さん】
自分ではなく魚が主役になるように意識して、魚に意思を持たせるようにしている。
「じゃあ、ずっと扱ってる光田さんは??」
と質問をふられる。待ってました!!(私が)
(光田さんは初演キャストな上に大連投してた上に毎年記念日にも出てた上に私自身カサゴで好きになった特別な人なので!!ほんとに!!私は!!聞けて嬉しいです!!神イベントでした!!まじで!!!)
【光田さん】
カサゴってアリエルと一緒に動くことが多いので、、、
アリエルの動きを大事に…してます(ハニカミ笑顔)
あははぁ〜と、嶺山さんがふわぁって笑ったのめっちゃ覚えてるし
客席もお花畑になった。癒し。2人とも癒し。
気をつけないと危ないからあまりアリエルに近づきすぎないようにしてるとも言ってた(光田さん)
でも以外と近くにいるよね!っていう嶺山さんのフォロー。
最後に、全員登場しましょう、!!
ってなってファンサービス()のお時間
UTSの曲が流れ、いっぱい出てくる。
パペットでのファンサ。衣装じゃなく俳優としてパペットを使ってのファンサは貴重すぎる。客席、わぁああとかぉおおおとか歓声がすごい。
私の席には光田さんはきてくれなかったけどね(笑)
いっぱいいっぱい楽しかった!
⑤クラゲ
時間がなくて紹介仕切れなかったのかな?
最後にクラゲの方〜!って呼ばれて【権藤さん】登場l
クラゲは8キロある。上げ下げが大変。
嶺山さんが以前触らせてもらった時、真っ直ぐ上にあげるのが大変だった。
ナナメの動きはもっと重くなる。
という話をサクッとしていました。
最後に
(ここでメモが終わっているので他に何か話してたか、紹介してたか、記憶が定かではないのですが)
全員が出てきて横に並んで終了でした。
可愛いね〜微笑ましいね〜☺️
立ち位置特に決まってなかったのかな?
なんか端にいた光田さんを周りが誘導してこの位置になってました笑
なんかもうなんか空気があったかい。
素敵なカンパニーですねほんとに。
こんな特別な日(BD)に推しのいる舞台を観劇した上、更にイベントまで。
初福岡、初1人飛行機、思い出深い人生最高の日でした。
素晴らしいイベント本当に本当にありがとうございました。
福岡は幕間でも全然イベントの受付してたし
思ったよりイベントの席埋まってなくてもったいなかったな。
東京LMでもこういうのやってほしかったし、色々もっと早く聞きたかった情報満載でした。初演キャストが語るリトマはやばいです。
他の演目で長い間東京にいる作品(アラジンとか)もこういう機会があったらいいのに。って思います。
3年越しにようやく雑なメモをまとめられました…
古いスマホのメモ帳消えてなくてよかった…
道のり長かった……🙏
最後に補足ですが
光田さんのボーダー?Tシャツのポケットに隠れているワンポイント刺繍がオレンジの小さなお魚さんで、まさに今回の赤ちゃんランタンフィッシュのようでした☺️
(ほんとはカクレクマノミ)
(実は…Twitterでも騒げずずっと言ってなかったんですが)
(実はまさにこの日の開演前にクロークに差し入れしたものでした)
(たまたま選んだデザインとイベント内容が合ってたからだと思うけど)
(こんなことってある?)
(終演後わざわざ着替えてくれたということ…?)
(奇跡のような巡り合わせに涙)
(そういうとこもうほんとずるい)
(そういう人です……)
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