2024.1.25の日記 現代ボカロシーンがどこにあるのかがもう分からない

・2024年が始まってもう1ヶ月が経つ。2023年の総括らしきものが自分の中で出来ていないまま2024年の始まりを終えようとしている。

・現代ボカロシーンに追いつき続けたい、昔ボカロが好きだった人になりたくない、という話を言い方を変えて何度かnoteに書いているのだけれど、正直もう私には現代ボカロシーンがどこにあるのかがさっぱり分からない。わかんないのがつらいな~~もう私にできることはなんにもないな~~と嘆いていたら何年か経ってしまっている。最近はずっとそんな感じだ。どうしたらいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

・ごちゃごちゃと落ちの無い話をします。

・2018年くらいに、「大沼パセリや傘村トータなど、ニコニコでは"次に伸びる人"として扱われている人が、知らない間にYouTubeで伸びていた。ボーマスで大沼パセリのブースを見に行ったら行列が出来ており、私の認識では5000再生くらいの人なのになぜ?と思ったらYouTubeで伸びていたらしい。ボカロの原曲をYouTubeで聴くなんてこと考えたことなかったが、これからのボカロシーンはニコニコだけでは追えないのかも」なんてことを言っていた。そこからもう6年経つ。毎年同じようなことを思っている。DECO*27とナユタン星人がYouTube限定公開の曲をやりはじめたとき。プロセカ楽曲がニコニコに公開されなかったとき。初音ミク16周年記念のPVにニコニコ動画の姿がなかったとき。

・ニコニコ動画 対 YouTube という構図がそもそもおかしくて、普通音楽は動画サイトではなく音楽アプリで聴くものだという気付きを得たのは去年の頭だったか。私にとって音楽とはボーカロイドのことで、インターネットで人間の音楽を聴くなんていうのは違法アップロードを聴くカスのやることで、だから音楽が好きな私はボーカロイドが好きでニコニコ動画が好きだったのだけれど、確かになんかもうなにもかもの前提が違う。音楽とはボーカロイドのことではないし、インターネットでは人間の音楽が聴ける。

・であれば、現代ボーカロイドを知るためには「spotifyなどの音楽アプリで音楽を知り音楽を好きになり、その中でひとつの選択肢として合成音声音楽に出会い、そこからレコメンドなどで趣味を広げていく」をやらないといけない。のだと思ってからも、もう1年くらい経っている。

・最近気づいたんだけど、これ、出来ないんだよな。

・私にはもう「音楽に出会う」ことができない。音楽を好きになることができない。それはもうやったから。今から「私って、音楽のこと好きだったんだ…」って思うことは出来ない。現代ボーカロイドをただしくとらえることが出来ない。

・新曲を聴いてることに意味なんてなくて、おじさんがいくら若い私の好きだったボカロ曲を聴いていても「良い曲じゃん!最近はこういうのが流行ってるんだね。おじさんの若い頃もシティポップが流行っててね、~~」とか言ってたらダメなんだよ。いやダメじゃないけど、いいんだけど。ボカロを聴けてない。そのおじさんはボカロじゃなくてボカロを通してシティポップを聴いているだけだ。

・私は、現代ボーカロイドを通して古いボーカロイドを聴いている。

・それで現代ボーカロイドを知った気になっている。そんなんじゃダメで、私は、ちゃんと毎日イマのボーカロイドと初めましてをしないといけない。

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