自作曲ライナーノーツNo.1『Mudai』

花園伊丹です。ポケモンだとヤドンがすきです。
曲を作りました。

【タイトル】…『Mudai(無題)』
【製作期間】…約2週間
【使用機材】…KORG Gadget for Nintendo Switch

・人生初の自作曲。
アプリを買ったのは2年前なので、丸々2年積んでいた事になる。
ひとまず本来の用途が果たせて安心。

・拙いながらも自分のやってみたい試みが盛り込まれている。
 ・いきなしサビのソロから入って次第にパートが増えてくヤツ!
 ・メロディのみで締めようとするヤツ!
 ・最後にドドドドン!ってドラム打って終わらせるヤツ!
 ・ピコピコ!チップチューン!
…と云った具合にツギハギしてどうにか完成した。

・実は教則本みたいなものも買って参照していたが、
結局書いた内容が完全に理解出来たのは
「実際に曲を作り終わった後」だった。
何を言ってるのかわからねーと思うが本当の話だ。
(その点については別の入門書兼ライトノベルで見事に指摘されていた)

・本来はサビのメロディを別音源で鳴らすパート等も作りたかったが、
普通にどうすりゃいいのか分からなかったので断念した。
これは今後の課題に繋がるだろう。

・「まずは各スケール毎に曲を作ってみて響きとか学んでいこう」
と思い立ってから作った曲でもある。従ってこの曲はCスケール。
以降は順々に作っていく事になるはず…なるはずなんですが…

・ファミコンみたいな音を使って作成される曲の事を
『チップチューン』と称す。今回目指したのはソレ。
ぶっちゃけるとゲームみたいな曲を目指して作成していた。
これにはちゃんとした理由があって
 ・ファミコン時代は3音のみ(+ノイズ一音)で作られていた
 ・それに倣えばパートに悩まなくていい最低限の曲が出来る
 ・しかも音の方向とか強さとかも表現しきれてなかった(曲もある)
 ・つまり余計な事考えなくて済む!弄らなくて済む!完成に近付く!
 ・おあつらえ向きに専用音源まである!

…と云う事でチップチューンを作成したのだった。
そもそもよく聴いてて馴染みも深かったのでぴったり。
上記の理由から初心者の方は、
最初の曲にチップチューンをオススメ致します。

・肝心要の題名についてなのだが、この時は特に思いつかなかった。
本気で曲を象徴する様なタイトルが思い付かなかったので逃げた。
この時ばかりは使用シーンに合わせて「STAGE 1」とかの
タイトルが付いちゃったゲームBGMが羨ましく感じた。

・他にも実際に作ってみて分かったのは…
「各パート毎に作るのめちゃくちゃしんどい」
「何よりベースとかの入れ方が分からない」
「つーか何一つ分からない」
「出来てくるとたのしい」
「取り敢えず何か打ち込んで考えろ」
…分からない事ばかりで困る。

とまあこの様な感じで自身の作曲人生が幕を開けたのでした。
例えるなら勘を頼りに水脈を掘り当てようとする度、
ブ厚い岩盤にブチ当たる様な体当たり(無計画)作曲だけど…
これからもどんどん作っていくので、どうぞお付き合い下さい。
ここまでお読み頂きありがとうございました。

To be continued...

【参考文献】
『作りながら覚える 3日で作曲入門』

(どのようにして曲が構成されているかが分かり易く段階的に綴られた本。
ドリルをこなしてバッチリ制作!しかも音源+ソフト(domino)付き!
しかし怠け者が作れたのは2年後(約243倍)の年月が経ってからだった。
その上先程述べた様に完全に理解出来たのは仕上げてからだった。
オリジナルのメロディや構成は自分で作って考えなきゃなので…)

『作曲少女~平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話~』

(教則本ではなくライトノベル。
ただ作曲初心者や何かを始めたてのワナビ人間の
心構え・指針を授けてくれる良書。女子高生フィーヒヒヒ!
「教則本の内容が作ってから分かった」
「初心者にはゲーム音楽の打ち込みがオススメ!」
と云った記事の内容は当書からの受け売りだったりする。
webマガジンで作後のインターミッション的連載も読めるので
そちらもぜひオススメする。
オタクなので普通に作品を好きになって推してしまった。)

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