HUNTERCITY 進撃のWEEK [Day2ビジネスモデル構築]
わかりやすい事例の価値はハンパない
今朝も7:00-30分、進撃のWEEKに参戦。今は奈良へ移動中です。
今日の内容はビジネスモデル構築設計について。
戸村さんの「シリバレシップ」という、シリコンバレーの企業とインターンシップを探す学生をつなげるサービスを事例にビジネスモデル構築のプロセス、考え方を学びました。
このサービスは、シリバレシップのコンセプト"世界で戦える日本人を増やす"を実現するため、シリコンバレーにやってきたけれど、何をどうしたら成長できるのか、成功できるのか途方に暮れている学生をターゲットに、シリコンバレーの現地企業へ斡旋するビジネス。
ペルソナは、当時の戸村光さん本人。シリバレシップのアイディアドラフトも共有してもらいました。
ビジネスモデルの検証も実際のシリバレシップを題材にフレームにしたがってわかりやすく共有してもらえました。
世の中には、有名なサービスや企業のビジネスモデルを見ることができますが、今日の学びで大きかったのは、戸村さんの会社であるhackjpnにとってシリバレシップはリーンスタートアップ(的)な存在であり、その後、インターンシップ先の企業のCEOインタビューを行って掲載していくうちに、「素晴らしい記事だね、うちにその情報提供してよ」とオーダーがあり、サブスクで提供を開始。
「Datavase」という大手企業が軒並み顧客になっていくような年間1000社の企業の評価データを提供するサービスが生まれました。
そして、理念を軸に、HUNTERCITY、SEVENコミュニティなどが次々と生まれて行きました。
私にとって、めっちゃわかりやすい事例で、自分で事業を構築してきた人のプロセスがフレームにおちていて、それを元に伝えてくれることの価値はハンパないなと実感しました。
eightの現在のビジネスモデル
ここまで書いて、乗り換えしながらですが、京都に到着。奈良に着くまでに書き終わるかなー。
eightのビジネスモデルですが、
法人向けに、育児期女性向けキャリアデザイン研修、管理職向けのマネジメント研修やイクボス研修、最近では男性従業員向けの育休取得セミナーなども実施。
個人向けに、ママながら起業塾や個別相談を育児期女性向けに。最近ではキャリアモデル開発を男女問わず個人向けに実施。
行政さんからの委託事業で、プロボノとNPO団体をマッチングする事業や、起業講座やビジネスコンテスト、事業所向けの研修などを行ってきました。
一生懸命、誠実に、質の高いプログラムを提供することはもちろん、1人1人が創造的で豊かなキャリアを築いてほしい、その結果として企業の成長や地域の発展があると思って取り組んできました。
豊田市という企業城下町で男性の方が人口の多い地域での取り組みだからこそ注目されたり評価されることもありがたいことに増えてきました。
「自分サイズのママ起業」というテーマで、テレビで特集されたこともありました。三女がまだ1歳くらいかな。可愛い後ろ姿が❤︎
こうした評価や注目を浴びて仕事もより多くいただくことが増えてきましたが、でも根本的なことはあまり変わっていないな、女性が起業して自立したり、会社で重要なポジションを担うことって、もちろんちょっとは増えているんですが、あまり変わっていないのです。
今年度、豊田市主催のプロジェクトの中で、ビジコンを企画しました。本気で社会のため誰かのために事業を立ち上げて行動している女性がいることを知ってほしいと思ったからです。「主婦のお遊びでしょ」とか「夫の稼ぎがあるから好きにやれるんでしょ」とか、言われ続けてましたので、そうじゃない人もいるんだよって伝えたかったんです。
eightのこれからのビジネスモデル
企業や個人に研修やコンサルティングを労働集約型で提供し対価をいただいているのがeightのビジネスモデルです。
いろんなプロジェクト、プログラムを行政さんから受託して、その度に女性の起業、男性もプロボノや複業という多様に活躍できるということを伝えたいと頑張ってきました。
でも、先に書いたように、根本的なところ(風土とか文化とか、日本とかこの地方に受け継がれてきた無意識のバイアスとかとか)が変わっていないな、なんか限界を感じるな、という思いもここにきて大きくなりました。
今回HUNTER CITYのプログラムに参加して、まっさらな気持ちで学び、今までやってきたことを振り返りアウトプットしていく中で、この3年踏ん張ってがむしゃらにやってきたけど、スタッフさんにもしんどい思いをさせてしまっていたよなぁとか、何よりも自分にどんどん余裕がなくなってきて、不義理をしてしまったり、大事なお客様、起業塾の卒業生(仲間達)のことが気になっていても、挨拶すら行けなかったりして。モヤモヤしていたことが溢れてきました。
ビジネスモデルを変えたい、強く思いました。
とりあえず今日の時点でのビジネスモデル検証のフレームは、このように書いてみました。急に考え出したので、なんだかイマイチですが、でも、こういう方向性でやるぞという意思表明ができたかなと思います。
捨てるを実行せよ
さて、もはや今名古屋でございます。日中、奈良で目的を果たし、オンラインの相談もコワーキングスペースを見つけて無事に終えまして。奈良→京都→名古屋→知立、それぞれ30-40分の細切れ乗車で書き続けています。。書くの遅い…
見出しの「捨てるを実行せよ」ですが、戸村さんが何度か「捨てるの大事」と言っていて、私にとってもテーマになっているので響いていたことでした。
昨年はスタッフさんにも宣言するくらい「会社がコロナで潰れないよう何でもやる」から「やらないを決めて、フェードアウトするぞ」と、いくつか、小さいことから少しずつやめることを増やしてきました。
けれども、ここにきて、ビジネスモデルを考えるにあたって、私が捨てなくてはいけないことは、小さいことじゃないぞ、ということに気づきました。
めちゃくちゃ大きいことを捨てる決断をしなくてはいけないっていうことです。
実は昨年、法人営業のスタッフさんがパートナーの海外転勤に伴って2人退職してしまいました。研修を提案する人がいなくなってしまったこともあって、限界を感じています。これまでの研修事業を捨てて、労働集約型ではない新たな法人向けのサービスをつくること、これが私の大きな捨てる決断の1つになりそうです。
ビジネスモデル構築は、トライアンドエラーが大事
今、前方後円墳型のお弁当箱を再度商品化するべく動き出しています。奈良で事業をしていた時、「子どもたちの未来のために」という自分理念を掲げた私は、小学生が0から商品開発をして販売までするというプロジェクトを実施しました。
「自分たちで決めて、決めたことをやり切る」
「自分たちが考えて決めて、生まれた商品で身近な人に喜んでもらう」
といった体験を通して、これからも自分のキャリア(生き方)を自分で決めていく、そういう自信をつけたい、と思ってのプロジェクトです。
2013年に生まれた、このかわいいお弁当容器は、その後古墳イベントなどで飲食店さんや施設の方が活用してくれて在庫は無くなりましたが、ずっと、8年も心に残っていました。
他にもこうしたプロジェクトを行なってきました。
他にもキッチン、アプリ、居酒屋メニューなどを企業さんと一緒に商品化してきました。
しかしながら、作って、一度販売して終わり、というのがいつものパターン。毎回、キャリア教育、起業家育成のために取り組んできたものの、本当に世の中に受け入れられるモノやサービスにできたのだろうか、自信がありませんでした。
そこで、もっと本気で商品を世の中に出して、子どもたち、女性たちと考えて生み出した商品やサービスがしっかり役に立つんだということを証明したいと思いました。
長くなりましたが…こうした経験、思いが積み重なって、今回まずは古墳弁当をしっかり世に出そうと動いています。これができたら、今回再構築したビジネスモデルにトライしたいと思います。
トライアンドエラーを繰り返してこれまでもやってきて、でもこうしてちゃんとトライアンドエラーを生かしてビジネスモデルを進化させていくこと、大事だなと実感しました。
やってみて、お客様の声を聞いたり、自分の思いを確認しながら、ピボットしたり、捨てたりしていきたいと思います。
結局、豊田に着いてしまいました…。
そういうわけで本日は奈良の古墳弁当容器を作ってくださる木工作家さんに会いにいってきました。
出来上がり、楽しみにしてください!
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