資産ポートフォリオの正体

わたし、書店にずらっと並んでいる「株」の「投資本あるある」、実はこれにハマっていたうちのひとりです笑 最近 資産ポートフォリオの正体について、嗚呼なるほどな、と思ったことを書いておきます。

余剰資金で株を買って「配当金」と「株主優待」をゲットして経済的な自由へ近づく為どうすればいいのかというお題に対して、この10年は色々やってきましたが、結局のところ「年間利回り2%」の金融商品で自分がよくわかっているものを選んで、金額を積み上げろというのが超サマると私の方針でした。簡単に言うと1億円積むと年間配当200万円、2億円で400万円、というように年間いくらの水準の生活をしたいか決めて、それに必要な金額をなるべく早く積み上げる戦法です。

この戦法、あかんやつでした笑
まず有事の際、またはその後、それが常態化した時に手持ち資産は大きく目減りしてしまい、いくら使わないお金とは言え、現金化も出来ない塩漬けとなるリスクが激烈に高いこと。リスク分散という点では多様化で回避できますが、それでも落第点ということを理解しました。それを補うのが「リバランス」です。但しこれが一体何を意味するのかをこれまではよく理解していなかったと思います。その神髄部分は「シャープレシオ」でした。投資初心者らしいですね私 笑 

シャープレシオとは投資効率のことですが、字面を眺めて分かったつもりになりそうなやつですね。簡単に言うと自分の資産の評価価値がどこの時間の断面で切り取っても大きく目減りせず(変動幅を抑える)に引き上げられてるかです。つまり高配当率が重要なKPIではなく、資産が大幅に目減りするような状況を発生させない為に株、現金、債券、コモディティの比率と内訳をリバランスする。この運用優劣を判断する指標がシャープレシオと理解しました。ファンドマネージャーでない限り、この手の知識やノウハウは不要と思う方々が多いと思いますがとんでもないことです。逆にこれを知らないことには人生歩いていけません笑

と言うことで今週末はポートフォリオのレビューを行い実態把握、ターゲットとアクションプランを策定したことで、スッキリしました笑 ファンドマネージャーの人達って本当に優秀なんですね。日本人と比較すると米国では投資が盛んで株の売買は、誰でもやっているのに所得格差が開く理由は、根本的に市場を読む力というよりも、根本的な運用と戦略部分にあると思いました。早々に「高配当ヴァカ」を卒業したいと思います笑

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