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働くって何だ?

皆さんにとって働くって何ですか?生きるためであったり、スキルアップであったり、自己実現のためであったりします。ここ数年働くって何だろうという事を考えるようになったきっかけを書いていきます。

ヨーロッパで働いていた時の話

1年半ほど前、私はイギリスで働いておりました。働いていた時に居住者特権を使い、何カ国か旅行で行きました。例えば、スコットランドとかフランス、ドイツなど。そこで色んな博物館や美術館などに行ったりしたのですが、そこで良く発見したのが「産業革命」周辺の物や芸術品。そこで当時の絵画などで「産業革命時に余暇を楽しむ姿」が良く描かれているのを発見しました。

人間が高い生産性を手に入れた結果

これは、「産業革命以降生産性が急速に向上した結果土日を休んでも生命維持に必要な食べ物や生活品が社会全体で十分賄えるようになった」という証明でもある。「なるほど」と思ったのも束の間、そこで新たな疑問が湧きました。現代、当時の比にならないくらい生産性向上しているはずであり、土日どころがもっともっと休んでも「社会に含まれる人間一人一人の生命維持に必要なもの」は生産できているはずじゃないか?もしかしたら、働かなくも生きていける人も出てきているはずである。(実際いらっしゃる

再度考える、働くという事

でも未だに人は働いています。それは何故か。きっとそれは生命維持に必要な物以外の別の価値を生産し社会へ提供しているのではないかと思うのです。つまり、過去とは「働く」というものの意味合いが、今は変わってしまったのではないかと思うのです。もちろんミクロの視点で考えるとお金稼いで衣食住を満たすというのが第一目的ではありますが、社会全体から見るとそれ以上の価値を提供する事を求められているような気がします。

生産、提供する価値

産業革命のように毎日一生懸命やってた事が、突然やらなくても良くなったり価値が下がったりする事が断続的に起きている現代。今この瞬間、自分が生産する「価値」について、もう少しフォーカスしてもいいのではないかと思います。

あなたにとって「働く」ってなんですか?