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行きたいときに行きたい場所に行ってみた〜香川 高松編〜

2月23日・24日に香川県高松市に行ってきました。

目的は、芸術士®︎まつりに行くこと。

以前から興味があった芸術士®︎という活動。
日本で初めてこの活動を取り入れたのが香川県高松市を本拠地として活動をしているNPO法人アーキペラゴという団体。そこに所属している芸術士®︎さんがその日集まると知って、これは絶対行かなきゃ!!と思い弾丸旅してきました。

高速バスに揺られること約3時間半。香川着!!
高松駅から琴電琴平線に乗って二駅の瓦町駅近くのビルが会場。
(自分の名前にも〝琴〟の字がついてるのでテンション上がりました。笑)

いのち  

会場に着いて興奮しているとウェルカムスープを頂けました。

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なんと烏骨鶏のスープ!!!
嫌な臭みもなく濃いめの鶏ガラスープみたいで美味しく、生姜も入っていたのでポカポカになりました…!!

さらに驚くことに、このスープを美味しくしてくれた烏骨鶏は、芸術士®︎さんが昨晩絞めたそうで…その工程の写真も貼ってありました。
そこに書いてあった一言。

足を縛って、絞めて屠殺します。それって残酷?可哀想?

すごく考えさせられるな、と。
『絞める』という行為だけ見れば残酷なのかもしれない。動物だって生きていたのに、可哀想。とも言えるかもしれない。でもこのスープになるまでの姿を見ながらスープを飲むことによって、より大切に飲もう、残さず飲もうって感じるんじゃないかなと思いました。変に守らなくていい。こんなリアルでいい。リアルを子どもたちにも知ってもらってもいい。そう思いました。


芸術士®︎さんの生の声を聞いて

会場の中は素材がいっぱいあってカラフルで、とにかく可愛かった!!

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芸術士®︎の活動の手本となったレッジョエミリアの教育を見て感じてきた芸術士®︎の方のお話から始まりました。

私自身、レッジョエミリアという言葉は聞いたことはあっても、なかなか自分から調べたりすることがなかったので、実際に行って感じたことなども加えて一緒に聞くことができてよかったと思いました。

その後、私が芸術士®︎という職業を知るきっかけとなった芸術士®︎さんも加わり、芸術士®︎のリアルというお話会が始まり、そこでは実際に活動をしていく中で感じたことなどを私たちからの質問に答えながら話してくれました。

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自分が知らなかったことでは、アーキペラゴの大半の芸術士®︎の方は芸術士®︎の活動が本職ではないということ。いろんなジャンルの芸術を得意とした芸術士®︎がいるということ。がありました。

本職ではないというのは、芸術士®︎という活動以外に、イラストレーターの仕事をメインとして活動している方がいたり、 アルバイトを掛け持ちしながら生活している方がいたりなどでした。

いろんなジャンルの芸術を得意とした芸術士®︎がいるというのは、私が芸術士®︎の活動を知ったきっかけになった方がイラストレーターの仕事をなさっている方だったので、他の方もそうなんだと思い込んでいたらシンガーソングライターの方がいたり、作家の方がいたり、コンテンポラリーダンサーの方がいたりと、自分が得意とするジャンルが様々で、それを本職としているようでした。

でも、自分が得意としていることを派遣先の園の子どもたちに押し付けるのではなく、子どもたちが、やってみたい・想像や創造を膨らませるものを子どもの言葉や行動からヒントを得てそれをどう素材を使っていくか考えている芸術士®︎さんの姿を見て、あ、自分のやりたいことと同じだなと思いました。


新たな想い

弾丸すぎてほぼ無計画の旅だったけど、行ったことに後悔は全くありません。
むしろ行ってよかった。

働いている人の話を生で聞けるってすごい自分の身になるなと思ったので、大学生の間に芸術士®︎の活動のことのみならず、日本全国いろんな所に行って自分の身体で聞いて感じて学びに行きたいと思いました。

頑張ってお金貯めないとなぁ。

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