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Shameless、Remakeアメリカ版

昨日、Shamelessのステージ9を見終わりました。ステージ10の公開までは少し待たなければなりません。ほぼ毎晩2-3エピソード見続けていたので、少し悲しい気持ちでございます(つまり翌日から何を見ればいいのか、というShameless Lossです)

Shameless はアル中の親父と長女が面倒を見る6人の子供の物語です。

ウィキペディアによれば、Shameless の製作者(プロデューサー)ポール・アボットとしてはアメリカの貧困層の生活を描きかったいう事ですが、見事に活写されていました。

それ以外に面白いと思ったのは同性愛者、次男のイアン・ギャラガーの男遍歴です。

私のそれまでの同性愛者のスタンスはそういことがあってもいいんじゃないか、というぐらいのものだったのですが、このシリーズを見終えてかなり視点が変わったというのを感じています。単純に言えば、男が男にが惹かれる或いは女性が女性に惹かれるというのは、ある意味ごく自然なことじゃないかと思ったわけです。惹かれたが相手がたまたま同性であるだけで、そこにはごく自然な感情(愛)があるだけなのです。

映画、ドラマ、小説等の物語で、優れていると思うのは、それまで自分の観念の中で考えていたことの視点が変わったり、ひっくり返されたりすること、があると思います。

セックスシーン満載(台詞には必ずF ...ワード )のシリーズものですが、人間の営みはある意味でこういうセックスが、非常に重要なファクターを占めているというのも、よく理解できます。

繰り返し見て今は6回目にかかっている”Friends"とともに、このシリーズ物は、やはり繰り返し見ていきたいと思っています。

Fionaが母(一時失踪)のモニカに向かって、あんたは何もしなかった、私がこの子らの面倒を全部見たのよ、と言うと、モニカはだけどここに居るのは私の子供よ、と口答え、Fionaは、そうよ、だけど私もあんたの子供なのよ、という圧巻のシーン 、涙が出ました。母と長女を演じている女優の見事さは、言いようがございませんでした。

Shameless,私の一押しです。




ドイツ生活36年(半生以上)。ドイツの日常生活をお伝えいたします。