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「美術館で会った人だろ」2人目

タカ・イシイギャラリーの五木田智央「MOO」展に行ってきました。

 はじめて行くギャラリーだったので緊張しました。ギャラリーってなんだか特有の空気感があってどきどきします。入ってもいいのかな〜という気持ちははじめてラーメン二郎に行くのと共通する気がします。
(※ラーメン二郎には行ったことない個人の感想)


 無事に入れました。

 同じタイミングでエレベーターに乗り、ギャラリーに入った大学生くらいの女の子。ピンクの革のキャリーケースを引いて、ワンピース姿のふんわりしたかわいらしい人。

 私はMETAFIVEというバンドから五木田智央を知ったのですが、彼女はどうやって五木田智央を知ったんだろう…。キャリーケースを持ち込むほど遠方からわざわざいらしたのかな。あんまり五木田感(?)がないのでついつい気になってました。

 ギャラリー内には私と女の子、外国人の男性、アート詳しそうな風貌の男性とカジュアルでかっこいい女性。

 大型のキャンバスの作品が多く、圧倒されました。淡い色合いの中にやさしさと狂気を感じます。

Tomoo Gokita, “Late Marriage”, 2020, acrylic and pastel on canvas, 259.4 x 194 cm

 私は身体が溶け合っている人たちが描かれてると、ついつい、おっ、と心が動かされます。ムンクとかクリムトとか。溶け合うほどの関係性って興味深いです。

 さっきのキャリーケースの女の子、たくさん作品の写真を撮って、作品集買ってました。ますますその子の内面とか何考えてるのかなーとかが気になりました。

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