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「お笑いライブで会った人だろ」

いつもは美術館で会った人のことを見て考えて、その風景を言葉にしています。

今日はふとお笑いのことを考えたので、その様子を言葉にしたいと思いました。

この前、M-1ツアーに行ってきました。最前列で友人と鑑賞しました。

今回のM-1ツアーは決勝と敗者復活戦に出た芸人さんが次から次へと漫才をしていくので、ずっと笑いが絶えず、
口の周りが筋肉痛になるほどでした。

私はお笑いが好きです。
幼い時からテレビでお笑いに親しんできて、さらにラジオを聞いたり、たまーに劇場に行ったり、コロナ禍では配信やYouTubeを見たりしている感じです。

どんなお笑い芸人さんが好きかというと、お笑いファンを自覚し始めたのは、シソンヌがきっかけで

ラジオに没頭すると、三四郎やアルコ&ピース、伊集院光さんや爆笑問題が好きになりました。

ここ数年だと、賞レースを軸にお笑いを見ていたこともあり

もし友人におすすめのお笑い芸人を聞かれたら、

マヂカルラブリーやランジャタイ、
黒帯や9番街レトロ、カナメストーンをなど推薦しています。

ネタはもちろん好きです。ルックスとか話し方とか着ているモノも好きになる要素ではあります。

でもラジオやYouTubeで芸人さんが
一生懸命会話を繰り広げる様子が
私は好きです。

テレビだと芸人さんは大勢の中でコミュニケーションを取りながら面白いものを作っていくので、カタチがしっかり決まっていますが、

ラジオやYouTubeなど、
その芸人さん達のホームで、
何気ない話から、だんだんと

「面白い」を作っていくために、自分達はどうすればいいのか、テレビで売れるために、賞レースで結果を残すために、苦悩したり、迷ったり、もがいている様子が見ていて面白いし、応援したくなります。

ただ単に人が苦しむ様子を見るのが好きな悪いやつというのではなく、

好きな人や応援してる人が困ってる姿って俯瞰して見れば面白いし、愛嬌を感じるし、

なんとかして私たち(ファン)が、こんだけ面白いんだから、一緒に悩んで「面白い」を作り上げたり、地下から輝いてる高い場所へ押し上げてあげたい!!!という

推しとファンならではの応援したいという関係性がしっかりしている気がします。

よく、芸人さんだけでなくバンドや役者が売れるとファンを辞める人っていますよね。クリープハイプの歌詞にもオリコンに入ったら終わりってありますが、

もし売れたらこの苦悩する姿と支えてきたファンたちの存在を忘れてしまうのかもしれないし、

売れるまでの過程には居なかった新参者たち(そういう方々はキラキラしてるし、すごいカワイイ)に推しが奪われてしまうかもしれないから

強がって、売れたことでファン自ら
推しを手放して、まだ苦悩してる新しい推しを見つけに地下へ潜るのかもしれないと思いました。

必ずしも全ての人がそういう訳ではないです、推しがしっかりしていれば支えてきたファンが離れることもない気がします。

すぐ売れた芸人さんが、若い女の子たちのファンの存在を恥ずかしがってラジオやアメトークや自身のSNSに不満をつぶやいていました。

その構図がめちゃくちゃ面白いし、
見た目がかわいい若い頃に売れたんだから、ファンも若いし、最初から古参のファンがつく程の泥臭い努力をしてないように見えたので、

その芸人さんとファンの関係性が離れませんようにと祈る事しか出来ませんでした。でもパブサはした。


古参ファンはしっかり支えてくれるのでありがたいし、

売れ始めた頃に好きになるファンはたくさん推しを知って古参に追いつきたいから劇場に足を運んだり課金したりすると思うし、

ワーキャーのファンがいると流行が生まれるし、

あとは絵の上手いファンがつくとSNSで広まりやすいので強いし、


いろんなファンの人たちが出て
もっと面白くなる気がします。

とりあえず芸人さんは
ファンは大事にした方がいい。

そしてファンは
自分に出来るやり方で徹底的に
推しを支えてあげた方がいい。

最近、真剣なお笑い番組が増えて、
それに便乗するお笑い番組が増えてきたので、

お笑いファンの人は一喜一憂してる気がします。(私が現にそうなってます。)

ファンがメディアに消費されたらどうしようとか思ったり思わなかったりします。

今後が楽しみです。





いや、知らんがな!!!!
あんま適当に喋んな!!!
M-1ツアーのレポをしろ!!!


終わり

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