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P1 レッスンカレンダー 枠

レッスンでレベル別に14種類ほどのカレンダーを使っていますので,それを1つずつ公開しようと思います。

目的と経緯

レッスンの時間の割り振りというのはなかなか難しいものです。曲の演奏技術には多くの要素がかかわっているのでバランスよく取り上げていきたいのですが,時間が足りなくなることもしばしば。特に楽典はプリント教材などを活用していますが,タイプによってはなかなか進まなかったりします。

それで,どの子もある程度取り組めるよう,レッスン終了時間5分ほどを使って,楽典に取り組む時間を作っています。
そのために使っているのがレッスンカレンダー。

私の家がいわゆる転勤族で,ピアノの先生は引っ越すたびに変わりました。いろんな先生がいましたが,思い出深いのが,小学校低学年の頃に習っていた先生がカレンダーを作ってくれていたことです。

少し厚めの色画用紙のようなもの,見開きでA5よりちょっと大きいくらいだったでしょうか。現物はもうなくて記憶の中だけなのであやふやですが,毎月のカレンダーがかわいいイラストと共に書いてあって,レッスンの最後にその日の枠にシールを貼るのがとても楽しみでした。

それで自分がレッスンを始めた時に,カレンダーは絶対に使いたいと思いました。その先生にレッスンを受けていたのは1,2年だったと思いますが,それぐらい記憶に深く残っていたんですね。

当時はスマホやタブレットはもちろんパソコンだって普通の人は使ったりはしてませんでしたから,手書きです。あれ,どうやって作っていたんだろう…。一人ずつ,毎月書くって相当な労力です。いまさらながら感謝。

私は手書きはムリなので,パソコンで作っています。最初はシールを貼るだけでしたが,いろいろ試行錯誤した結果,楽典に取り組むことと一石二鳥,一挙両得を狙うようになったというわけです。

1年間1枚のカレンダーにし,年間36-42回なので,36回までは課題を指定,それ以後は必要に応じてお題を出していきます。

マーキング

課題を終えたらマーキングタイム。シールだけでなく,スタンプやマスキングテープなどを用意しておき,好きなアイテムでその日の枠に印をつけます。

低学年の子たちは「どれにしようかな…これにしようか…それともこっちか…」とかなり迷います。

1段とか1列を同じ柄で揃える!とか全面同じにする!とか,中には半端に残っているシールを使って余りを無くそうと謎の使命感を持ってくれる子も。

中高生,とくに男の子とかはもうそんなこだわりはなくなるので決めるのも一瞬ですし,なかには自分のペンでチェックして終わり,という子もいますが,”やること”があるおかげで無用の長物とならずに済んでいます。

そういう子も,枠のデザインを選ぶときは結構真剣に選んでくれます。

枠は,50種類ほど用意して,毎年好きなデザインを自分で選んでもらっています。

毎年追加するのでどんどん増えています

レッスンではいろんなフリー素材を使っていますが,配信するのは音楽記号を使って自分で作った枠を。

色は8色。こんな感じです。

印刷すると色がやや薄くなるので濃いめのものを

PDF 8ページ 

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