元キャバ嬢に聞いた質の悪い客の秘密
先日、キャバクラやらガールズバーやらスナックやらバーテンダーやらを転々としてきた女性とお話させてもらったのだけれど、お店を利用する客室について、ちょっと面白い話を聞いた。
商品やサービスを提供する料金が高いほど、マナーがある良質な客が多いというのだ。
面白いというか、自分もそれをここのところ実感していたので、すごく納得したというところ。
「高い店ほど評価主義経済度が高くなり、安い店ほど貨幣経済度が高くなる」
「高い店は貨幣の交換だけでなく評価の交換も行われる。安い店は貨幣の交換だけしか行われないので、お客として自分がどう「評価」されるかに構わなくなる」引用元 : なすこ置き場「高い店は貨幣の交換だけでなく評価の交換も行われる。安い店は貨幣の交換だけしか行われないので、お客として自分がどう「評価」されるかに構わなくなる」
引用元 : なすこ置き場
値段を上げると、客質があがり、サポートコストが安くなるというルールがある。
たとえば、ゲームで高額課金の人ほど、そんなに激しいクレームを言わない。無料ユーザーの方が文句を言う。高額課金ユーザーほど客質がよい。無料ユーザーほどめんどうくさい。
受託業務で言うと、資金力が無く見積もりをやたらめった叩く零細企業クライアントよりも、資金力があって値段を叩かない大企業クライアントの方が、トラブルも少ない。保守費用を払ってくれないなどのトラブルが多いのは前者のような零細企業だ。
引用元 : BLOBOS
そういった場をたくさん見てきたり、そういった客を相手にしてきた人間は、みんなそれを実感している。
僕も、ギターレッスン料を上げた時に、それを強く感じた。
レッスン料を格安で教えていた時は、生徒はそのほうが多く来るのだけれど、すぐにやめたりサボったりする人も多く、また月謝の支払いも遅れる人が多かった。
それが、レッスン料を上げてからは、一生懸命練習する人ばかりになったし、ちゃんと休む時も理由を教えてくれるし、月謝の支払いも遅れることがない。
だから、昔より教える側も教えられる側も気持ちのいい関係ができている。
おかげで、例えばレッスン以外の場で飲みに行ったりしても、先生と生徒の関係が崩れることなく、面倒なトラブルもない、人間的な関係を築くことができる。
先日、Jeeptaについて書いた記事で、
「Jeeptaへの想いは有料記事ではないところに載せて欲しかった」
という意見をもらったのだけれど、こういうことを言ってくる人には特徴があって、それは、
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