我が子の登校は 2

先週、4月8日(水)37.1℃の熱のため新学期の登校を見合わせた息子は

その週は様子を見るために欠席した。

本人の気持ちとは反対に風邪で欠席の新学期となった。

そして、週末も終わり今朝、13日、

彼の新学期が始まった。

桜散らしの冷たい春の雨の中、登校した。

その後、「ピンポーン!」 ベルが鳴った。
息子の仲良し同級生が来てくれた。

私 「あれ?さっき出発したけど、会ってない?」

同級生 「はい、会ってません」

そんな会話をしたのち、息子を頼むね〜とお願いすると、息子の同級生は「はい!」と
元気な返事をしてくれた。

学校に登校の確認をすべきか?とも思ったが、

息子を信じることにした。

そして、18時過ぎ、息子は帰宅した。
疲れた様子ではあったが、2018年10月下旬以来、朝から夕方までの学校生活を過ごした。

私の中で、1つ決めていたことがある。
決して息子を褒めないこと。

今日の登校は、当たり前のことである。凄いことではない。褒められることでもない。

しかし、息子にとっては、大きな一歩だ。

何事も経験、

良いことも、
悪いことも、
嬉しいことも、
悲しいことも。

彼は、長い不登校という経験をし、成長した。

私は、これで良かったと思っている。

もちろん、今後、不登校になる可能性だって当然ある。

人間だけが、まだ起こってもない未来に不安を感じる生き物だ。

しかし、今はそれを考えること自体が無駄だ。

なぜなら、我が子の不登校を心配するのは、そうなった時なんだ。

今を生きる、今を大切にする。過去の受け止め方で今が変わる、未来も変わる。

息子の今までは、今日に繋がる序章だった。

彼の人生の主役は彼であり、私の人生の主役は私である。

それぞれの物語を楽しもう!

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