18年振りの
水泳は全身運動として、とても良い。
アスリートにとっては、練習後のアイシングや怪我をしたときのリハビリとしても効果的である。
先日、山口市小郡屋内プールでパラアスリートの八木選手の練習、リハビリを行った。
事前に車椅子の対応について問い合わせると、女性職員の方の介助、シャワーを浴びたり、プールサイドへ移動するための車椅子も完備されているとのことであった。
また1つ、練習メニューが増え本当に嬉しかった。
そして約2時間の練習兼リハビリ、なんと、八木選手は18年振りのプールとのこと!
小学校、中学校ではケガをしていたために、全くプールは出来なかったそうだ。
夏になれば当たり前のように、海やプールに行って水遊びができそうだが、18年振りにプールを楽しむ八木選手は、童心にかえって喜んでいた。
競技用車椅子のレーサーなら、特定の部分しか使わないが、プールでは全身を使用する。
私もサポートをしながら、同じように身体を動かした。
練習後は日頃の疲れとはレベルの違う疲れを感じながら、満足、納得の様子だった。
故障直前の彼女の身体にとって良いメンテナンスであった。
今は八木選手が強くなるだけでなく、身体のメンテナンスをし直し、競技に対するモチベーションを上げ、焦らず競技に取り組んでいくことが大切だ。
緊急事態宣言が全国に発令される前のトレーニングの内容だが、発令後は完全に外での練習は自粛し、zoomを使ってのオンライントレーニングに切り替えた。
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