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アート教室のおねえさん日記

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アート教室のおねえさんをしながら、考えたことや感じたこと、備忘録など!
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#美術教育

アートプログラム「ハギレバード」の振り返り①

このプログラムは、わたしが企画したものではないのですが、このプログラムのファシリテーター…

あおざき
4年前
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工作動画「そだて!みんなのおうちこうさくーむしさん編ー」

現在、わたしが所属する大学が主催している「TGSW」という国際シンポジウム内で、わたしの活動…

あおざき
4年前
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9月のアートプログラムの反省

はらぺこあおむしリスペクトなアートプログラム今月も、自分で企画・ファシリテートしたプログ…

あおざき
4年前
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8月のアートプログラムの反省(後編)

これの続き、後編です。。。 今回も猛省します。。。 子どもクラス「かげ絵で『どきん』」(75…

あおざき
4年前
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【子ども向けアートプログラムにおける参考作品】
超絶技巧な作品すぎると、子どもたちは制作中ずっと自分の作品と比較し、「参考作品と同じものを作る」ことを目的とした活動になってしまう。
手を抜き過ぎると、子どもたちがそれを見て「作ってみたい!」とならない。
絶妙なバランス。。

あおざき
4年前
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【超個人的 参考作品づくりで意識すること】
・超オーソドックスなアイデア
・子どもたちの発想が広がりそうな素材の使い方を意識的に取り入れる
・7~8.5割くらいの完成度にする
(仕上げ過ぎず、もうちょっと手を加えたいと感じるくらい)
・できる限り丁寧に作る(色塗りや接着など)

あおざき
4年前
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8月のアートプログラムの反省(前編)

アート教室の8月のプログラムはわたしが企画したのですが、大失敗したので、反省をここに深く深く刻んでおきます。ううう……(泣) 幼児クラス、子どもクラス(小学校1~6年生)のプログラム作りで、「影絵」を用いるものというオーダーでした。 幼児クラス「ライトで照らすと…」(50分) 1.概要 絵本『夜の博物館』(ナイト・ミュージアムの原作)の物語を踏まえて、「暗やみのなかでライトを照らしたときにどんなものが見つかったら面白いかな?」と考えながら、「オリジナルライト」をつくる。

今日は、説明のゆったり感(ゆとりのある感じ)と、子どもの作品への興味を素直にその子に対して表現することを意識しました。学校ではないので、あくまで「いつの間にか一緒に何か作っている、なにか困ったらサポートしてくれるおねえさん」として関係性を築けるようにしたいと思っています。

あおざき
4年前
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子どもを褒めることよりもまず、その子自身やその子の作品に興味を持つことの方がずっと重要で、しかもずっと難しい。子どもに限らず、あらゆる人間関係において、語彙とタイミングさえ覚えれば誰に対しても褒めることは簡単にできるけど、興味を持つことは当然相手をよく眼差さないとできない。

あおざき
4年前
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→複数人いるクラスの中で活動するときには、こちらが何でも全部教えてしまうのではなく、出来る子がいたらその子と一緒にやってみることを提案してみると、お互いに生き生きと取り組んでくれることも多い。

あおざき
4年前
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隣で星を描いている男の子の作品をじっと見てから、わたしに向かって「私も描きたい」と言ってきた女の子がいた。なので、「じゃあ、一緒に○○くんに教えてもらおっか!」と返すと、彼は得意げに、そして優しく丁寧に彼女に描き方を教え、大きな青い星が出来上がった。→

あおざき
4年前
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最近、子どもたちの「ねぇ、私に構って!」が一段と強まっている気がする。他の子を制してまで嘘をついてまで大人の気を引こうと必死になる子が多い。自粛明けで始業のストレスも大きいのかもしれない。小学校や中学校の新1年生は環境の変化も大きく特に敏感になっている印象もある。

あおざき
4年前
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学校では、子どもになるべく黒を使わせないようにすることも多い。保護者にとっても子どもが黒を塗り始めたら、何だかドキッとする。でも、子どもたちのなかにある「今、黒が使いたい」といった感情も、「この作品のここに黒を塗ったらどうなるだろう」といった工夫も、大切だと思う。

あおざき
4年前
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今日は、6人のお友だちとのプログラムをファシリテーションしたが、改めて20〜30人の小1の図画工作を教師1人で担当するのは、教師にとっても子どもたちにとっても非人道的で、非現実的だと思いました……😂