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アート教室のおねえさん日記

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アート教室のおねえさんをしながら、考えたことや感じたこと、備忘録など!
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2020年6月の記事一覧

学校では、子どもになるべく黒を使わせないようにすることも多い。保護者にとっても子どもが黒を塗り始めたら、何だかドキッとする。でも、子どもたちのなかにある「今、黒が使いたい」といった感情も、「この作品のここに黒を塗ったらどうなるだろう」といった工夫も、大切だと思う。

あおざき
4年前
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今日は、6人のお友だちとのプログラムをファシリテーションしたが、改めて20〜30人の小1の図画工作を教師1人で担当するのは、教師にとっても子どもたちにとっても非人道的で、非現実的だと思いました……😂

あおざき
4年前
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普段水彩絵の具に慣れている子どもたちにとって、せっかく塗った金魚の上から水の色を塗ったら、金魚の色が溶け出て色が混じってしまうのではないかと抵抗感があったようだ。絵の具など画材の特性を紹介する時間を設けたほうが良かった。

あおざき
4年前
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今日は自分が考案したプログラム「金魚を塗ってみよう!」をファシリテーションした。アクリル絵の具の水加減を調節して、厚いうろこや薄いヒレ、そして水を描き分けることを目指した造形トレーニング。金魚が消えないように金魚の上から薄く水の色を塗っていく。予め金魚はペンで描いてある。

あおざき
4年前
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当たり前の話だけど、アート教室のおねえさんとしてどのようなサポートを子どもたちにしていくべきかは、そのプログラムの目的によってだと思う。そして、必ずしも「親のニーズ=子どものニーズ」でもないし「子どものたった今のニーズ=将来子どもにとって為になること」でもないから難しい。

あおざき
4年前
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一人が黄色を混ぜてみたら、みんなも真似して混色し出した。結果、みんな緑色の試行錯誤をたくさんしながら描きあげていた。「最初はチューブのままの緑から始まって、自分でいろんな色を混ぜながら、オリジナルの緑を作れるようになったね!」という流れを何とか生み出せた。😓

あおざき
4年前
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今日は、幼児/こどもクラスで本物のパイナポーを目の前に、鉛筆で下描きをしてから水彩絵の具で着色した。最初クラスで白、赤、黄、青に加え、緑の絵の具を出させてしまい、そのまま使う子が多く、パイナポーが生々しい緑になってしまい、また自分やらかしてもうたと思った落ち込んだ。けど→

クレヨンでおさかなを描いて、その上から水彩絵の具で水の表現をする…ていうのが、1番やりやすいかも。

あおざき
4年前
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水彩絵具を使っておさかなの世界を描いてもらったが、魚から描かせてしまい、上から水の色を塗ると魚の色が溶け出してしまった、自分の頭の悪さを嘆いていたら、「子どもは、目立つものから先に描きたがるし、地味な水の色塗りから始まったら飽きちゃってたかもしれない」と言われ、なるほどと思った。

あおざき
4年前
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