Naked Me fromクワイエットルームにようこそ
2022年9月17日
それはできた
松尾スズキ原作・脚本・監督「クワイエットルームにようこそ」の主題歌であった Naked Meは#a Swaggerとしてはじめて歌ったものだった。
「クワイエットルームにようこそ」の主人公、明日香と拒食症で入院しているミキとの歌だと解釈しながらカラオケアプリで出会った「音のともだち」と歌った。
それはそれは長い時間を費やして…
歌っているうちにこれは、ドープな中にいるミキが明日香を送り出す応援歌だ!となって、そこからは感情移入が薄らいでいったのを覚えてる。
完璧を目指す→物事がうまくいかない→自分は何をやらせてもダメでめちゃくちゃな人間
型から出られない自分そのもので歌っていたので最初は全然うまくいかなかった。
だけど、ミキでいてくれた音のともだちはアンビバレンスという両面価値の話をしてくれた。
それは突然、人生の途中に居る自分に問いかけられているような気持ちになった。
下北沢シェルターの最前列で靴ずれを気にしながら観たLoves.のLIVEも
それを端っこで眺めてた松尾スズキも
明日香の車の窓から風を感じている顔も
クドカンの「レクター博士みたいだね」っていう台詞も
歌詞のない部分も
現在の自分に全てを託して挑んだ曲だった
I let you go ahead now
あなたを先に行かせました
とても貴重な経験だった