祖母が旅立ちました


こんにちは


先日7年半の施設生活を経て
祖母が旅立ちました


2月に入ってから
ご飯を食べれなくなり点滴になったという連絡がありました

多分そろそろだと

なんとなく心の準備ができていたので
急な別れよりはよかったと思います

亡くなる1週間前から
熱とむくみがひどくなりました

コロナ禍というだけあって
祖母には2年ほど会えていませんでした

亡くなる何日か前から
1日に2人だけ面会をしていいことになりました

私は実家から車で2時間ほどの距離に住んでいるので
今日面会に行く予定でした

5日に面会できるから帰ってこれる?
と言われ、帰る気ではいましたが

そこまでもつかな

というのが本心でした

多分みんな思っていたと思います


一昨年友人が亡くなった時は
お通夜で顔をみてお線香を上げただけで
そのほかには携わっていませんでした


その前は20年近く前に
ひいおじいちゃんが亡くなった時で
そのころは幼稚園児だったので
口に水を塗った

ということしか覚えていませんでした

今回初めて全てに携わりましたが

悲しむ間もないくらい忙しかったです

久しぶりにみた祖母は
本当に痩せ細っていて
顔も骨の通りにただ皮がついているようでした

足を拭いた時も
脛骨が浮き出ていました

祖母は指が長くて綺麗な手をしていて
そこは変わっていませんでした

眉毛は私が描いて口紅を塗って
髪の毛をとかしました


火葬をするまでは
ひたすら無気力で気が緩むとすぐに泣いてしまって

でも火葬がすむと

なんだか落ち着きました

私はあの世をあまり信じませんが
というかよくわかりません

なのでみんな話しかけているなか
私はかける言葉が何も見つかりませんでした

棺には手紙を入れましたが
ただ燃えるだけ

と思う自分もいました

できれば届いて欲しいです

でももう字も読めない祖母にどうやって届くのか

あまりわからないです

49日までは極楽浄土に安全に行けるように
祈ってあげてください
と住職さんに言われました

そう思うと胸が痛みました

1人で知らない道をいくんだと思うと
本当に何事もなく行って欲しいです


本当に美人で品がある祖母でした

お着物、琴、花が好きな祖母でした

歌も本当に上手でした


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