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【レース回顧】 フラワーカップ、阪神大賞典、スプリングS


予想は以下をご覧ください。レース後に無料公開しています。

【重賞予想】 フラワーカップ

・【重賞予想】 阪神大賞典、スプリングS


3/20(金)

フラワーカップ

推奨馬: ポレンティア(7着)

推奨馬は6番手からの競馬だったが、個人的にはもう少し前々(2、3番手あたり)から進めると思っていた。

当日、それまでの10Rで前残りの競馬が明らかであったため、騎手陣が前々からレースを進めたいと思っていたことは想像できたが、

推奨馬は無理して先頭集団には付いていかなかった印象である。

ただし、道中もリズム良く走っており、最終コーナーで気合を入れられ良い感じで進出していて直線突き抜けるかと思ったが…7番のショウナンハレルヤと進路をめぐって何度かぶつかり合い…進路を確保した時には前と離されてしまった。

予想の中でも書いたが、一瞬のキレ味タイプではなく、長く良い脚を使うタイプなので、直線入った直後のモタツキは痛かった。

エンジンをかけられずにレースを終えた。
力負けではないので、評価を下げる必要はない。

条件、相手次第では次も狙えるかもしれない存在である。

勝ったアブレイズは、理想的な競馬をした。

鞍上の藤井勘一郎騎手は、当日にこのレースまでに7Rの1鞍しか乗っておらず、その1回も先行している(15着)。

元々、思い切ったレースをするイメージであるが、当日の馬場の特性を読んで愛馬をエスコートした。

本馬は、まだ2戦しかしておらず、今後の伸びしろがありそうなので注目の1頭である。


3/22(日)

阪神大賞典

推奨馬:メイショウテンゲン(3着)

キセキのまさかの大出遅れには驚いたが…これも競馬…何が起こるかわからない。

実力はどう考えてもこのメンバーではNo.1であるが、流石にスタート直後のハンデを覆すのは厳しかった。

推奨馬は理想的な競馬で、途中上がっていたキセキに惑わされずにレースを進め、最後の最後までしっかり走った。

最後粘り強く走れているのは、予想にも書いたが、3000mを超える距離を3戦連続で走ってきている経験である。

勝ったユーキャンスマイルは、これまで戦っきた相手が違い、着差以上の完勝であった。

休み明けだが関係なかった。

また、鞍上の岩田騎手は狙いがはっきりしており、最後の直線で内を狙った競馬をそれまでも何度もしてきていた。

読んで結果を出せるのはさすがである。

ベテラン騎手は長距離で信頼できるという言葉が昔からあるが、「確かに」と思える内容である。

昨年6回走り、そのうちGIレースが3回あったが、6戦全てにおいて掲示板にのるという安定感。

今後も要注目である。


スプリングS

推奨馬:サクセッション(3着)

中断よりも後ろからの競馬は推奨馬の皐月賞を見据えてのことだろうか。

相手は強化されたが安定した走りであった。負けてしまったが、最終コーナーから大外を回って進出し、最後までしっかり走り切っている。

断然の1番人気ヴェルトライゼンデに勝てるのはこの馬だろうと思って推奨したが、実力は本物。

進路の差が最後の差に表れているが、3着争いをしたファルコニア(4着馬)との差は、それまでに中山競馬場の最後の坂を経験しているかどうかというところだろう。

ファルコニアはこれまでの全4戦は京都で3戦、小倉で1戦。

それに対してサクセッションは、全4戦のうち2戦が中山、東京と京都で1戦ずつである。

皐月賞に出走し、人気がなければ引き続き面白い存在である。

2着ヴェルドライゼンデは、あくまで前哨戦といった競馬であった。

池江泰寿厩舎、ここからしっかりと本番まで仕上げてくるはずだ。

勝ったガロアクリークは、鞍上のL.ヒューイットソン騎手の好騎乗が取りだたされがちだが、まずは馬の力を褒めるべき。

これまで3戦を全て2000m以上で走っており、特に前走が今回よりも400m長い舞台を走っての距離短縮。

2走前のホープフルS(GI)では、ヴェルドライゼンデと同じ位置からレースを進めて最終コーナー手前から後退してしまったが、今回のレースを見る限り力を付けている。

展開などがハマったという勝利ではない。

成長を遂げている1頭である。


※作者 一口馬主マスターB
Twitter  → https://twitter.com/onemouthmaster2


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