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【レース回顧】 有馬記念
予想は以下をご覧ください。レース後に無料公開しています。
有馬記念
推奨馬:⑩エフフォーリア (1着)
モノが違う!と言わんばかりの走りであった。
ディープボンド、クロノジェネシスといった今年日本を代表として凱旋門賞に挑戦した2頭を力でねじ伏せた。
強い。
天皇賞ではコントレイル、グランアレグリアを負かし、今回も先輩馬、同世代馬にも勝ち、間違いなく現役最強馬だろう。
来年はさらに強くなるだろう。海外挑戦も当たり前になるだろうし、精神面もしっかりしていそうなので、海外のビッグネームとの対戦を心待ちにしたい。
将来的にも種牡馬としての価値も相当であろう。
来年から交配料が1800万円に設定された父エピファネイアの後継種牡馬として生産地からも大きな期待をかけられるだろう。
その点でも無事に怪我無く現役生活を送ってほしいというのがイチ競馬ファンとしての気持ちである。
エピファネイアは、血統的な側面から母系にSadler's Wellsサドラーズウェルズ、父系にRobertoロベルトというスピードよりも欧州のスタミナと馬力に秀でた血を双方にもつ貴重な種牡馬である(ともに3代目に内在)。
瞬発力の資質はエピファネイア自身がもつ能力であるが、産駒が菊花賞で好走したり、中・長距離で活躍できているのは、内在するこれらの偉大な血の存在が良いスパイスとしてでていると個人的に考察している。
今後、交配料が高騰するにつれてどんどん繫殖牝馬の質も上がることが予想される。
ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライが退いた後の一時代を築ける種牡馬の到来を予感させる産駒の活躍ぶりである。
2着のディープボンドは仏遠征帰りであったが、調教の動きの通り、素晴らしい走りだったと思う。
こちらも中・長距離の舞台で今後活躍が楽しみな1頭である。
エピファネイア、キズナ…現役時代からの同世代のライバルホース。
子供たちがこういった大きな舞台で競い合って活躍するのは非常に面白い。
クロノジェネシスは、ピーク時よりも体調に不安があったので本命にしなかったのだが、負けはしたもののさすがの走りであった。
現役屈指の高い心肺機能の持ち主なので、子供にも良い資質が継承されることを期待する。
個人的に、アカイイトはエリザベス女王杯の勝ちがマグレでなかったことを証明する走りをしたと感じている。
7着だったが、本格化した印象で、来年が楽しみな1頭だ。
※作者 一口馬主マスターB
Twitter → https://twitter.com/onemouthmaster2
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