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【重賞予想】 有馬記念

●有馬記念:自信度A

有馬記念

出走馬が決まった時点で、本命は2頭に絞られていた。

タイトルホルダーとイクイノックスである。

前者は前走の凱旋門賞こそ敗れたが、春の競馬から現時点での中長距離部門では絶対王者。

自らよどみないペースで競馬を作れるし、番手に控えてロングスパートを仕掛けて周りの馬をバテさせておいて、後ろから来る馬を封じ込めるという横綱相撲ができる。

後者は、これまで5戦のみの戦績ながら、毎度高パフォーマンスを見せてくれている成長著しい3歳馬。

前走の天皇賞・秋はパンサラッサが逃げるなかで届かいような位置から鬼脚で差し切った。

イチ競馬ファンとしてこの2頭がこの時期に戦う瞬間を見れるのは幸せでしかない。

さて、しっかりと軸馬を決めたい。

この出走メンバーだと、タイトルホルダーが逃げることが予想される。

凱旋門賞でも自らの競馬をしてきた本馬。どうしてもハナを主張するパンサラッサが不在の今回、自らペースを作りたいところだろう。

⑮ブレークアップ、⑧ウインマイティー、⑯ディープボンドが先行策をとることも考えられるが…無理してタイトルホルダーに絡まないだろう……か?

グラプリレース。玉砕覚悟で積極的に行く馬がいるかもしれない。

どちらにしても中盤から後続を引き離しにかかるタイトルホルダーのペースからも流れが落ち着くことは考えにくい。

そうなるとゴール板を見据えて目標となる馬を見続けながら動ける後ろにいる馬の方が競馬はしやすい。

本命◎は⑨イクイノックスだ。

前走からしっかりと間隔を空け、心身ともにフレッシュな状態で挑める点、馬体の各パーツの成長がこの2ヶ月で見てとれる点(特にトモの張りが増している)からも絶対王者に逆転可能な存在は本馬である。

ゴール直前、狙ったかのような絶妙なタイミングで差し切る。

対抗○は、⑬タイトルホルダー。恥ずかしい競馬はしない。最後まで接戦の激熱な戦いに期待。

3番手▲は、③ボルドグフーシュ

こちらも3歳馬。前走の菊花賞はマクリ戦法でハナ差の2着。ゴール前の勢いは勝ち馬アスクビクターモアより上だった。

6戦連続の上がり3F最速のタイムはなかなか叩き出せない。イクイノックス同様成長著しい。

最後の急坂をものともせずに突っ込んでくるだろう。

これらのことを踏まえて、序列は以下のようにした。

買い目は以下の通り。

↓印↓
◎ ⑨イクイノックス
○ ⑬タイトルホルダー
▲ ③ボルドグフーシュ
☆ ⑥ヴェラアズール
注 ⑯ディープボンド
△ ⑤ジェラルディーナ
△ ⑩ジャスティンパレス

【買い目】
3連複 ◎⑨イクイノックス軸1頭流し (15点)


※作者 一口馬主マスターB
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