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ナウシカから考える「観光」のあり方

これまで3回開催してきた『グアムの歴史・基地・文化をめぐる先住民との交流の旅』。4回目の開催を前に、旅の報告会を行った。

これは、新たな視点でグアムと出会うオルタナティブな旅のかたちを創造したいという思いから、グアムの友人達の大きな助けを借りて実現した旅。現地の人々との交流を何より大切にしている。


この旅に参加して
「観光とは何なのかを非常に考えさせられた」と、報告会で語った友人。

「人の家に土足で上がり込むような観光はもういいのでは。」
と続けた彼女は、「風の谷のナウシカ」に登場する「森の人」の以下の言葉を教えてくれた。

盗るのでは ないもの
お願いして 少しだけ もらうんだ
(宮崎駿「風の谷のナウシカ」3巻より)

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これまでの一般的な観光のあり方(特にグアムのようなリゾート地とされる場所での)というのは、旅行者の都合を最優先にして地元の状況を顧みないような、かなり一方的な形ではなかっただろうか。

旅の「可能性」や「あるべき姿」について、一緒に考え共有する場を持てたことがとても嬉しい。

模索し続けながら、旅を作り続けていこう。


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