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グアムで進行する大規模な自然破壊-日本も加担

グアムに残る貴重な自然と文化遺産が、米軍基地の拡張のため破壊されている。

実弾射撃訓練場の建設の中止を求めて活動するグアムの住民グループ「プルテヒ・リテクザン(リテクザンを守れ)」が、衝撃的な写真を公表した。

1枚目の写真は、海兵隊基地の建設地。2枚目は実弾射撃訓練場の建設地だ。どちらも広大な森林地帯が人工的な線で切断され、えぐり取られて更地にされてしまった様子が映っている。こうした破壊行為は、フットボール場900個分の広さに及ぶという。

コロナ禍でも止まらない基地建設は、日本政府から資金提供を受けている。私たちもこの大規模な破壊行為に加担していることを忘れてはいけない。

「プルテヒ・リテクザン(リテクザンを守れ)」のメッセージ(日本語訳)
2021年3月26日
どうか手を止めて、祖先への冒とくと土地の切断を示すこの衝撃的なグーグルアースの画像を見てください。リテクザンを臨む実弾射撃訓練場の建設地と、海兵隊基地が建設されている古代の村マグアの破壊です。私たちの故郷の1,200エーカー(フットボール場900個分の広さ)が、住民の同意なしに破壊され冒とくされ続けています。このような暴力を許すことはできません。哀悼のため集いましょう。行動や儀式については近日中に発表します。年配者の導きと支援に感謝します。

25,000筆の署名、二度の決議可決、住民による一貫した明確な反対にも関わらず、国防総省は建設計画を推進し、それによって絶滅危惧種の生息地を破壊し、古代の集落を丸ごと開拓し、祖先の埋葬地を冒とくしました。飲料水の主要な水源が危険にさらされていることを訴え続けなければなりません。年間670万発もの銃弾が、島の飲料水の80~90%を供給する北部レンズ帯水層の上で発砲されるのです。私たちは正義のために団結しなければなりません。
忘れずに、ともに立ち上がろう!




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