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【オンライン署名】グアムの主要水源を汚染から守れ

グアムで建設が進む米軍の実弾射撃場が、地元の主要な水源を脅かしています。日本政府によって、私たちの税金もこの建設に使われています。

住民グループが取り組んでいるオンライン署名にぜひご協力ください。
オンライン署名のサイト:


〈オンライン署名 日本語訳〉=========
Protect Guam's primary water source from contamination
グアムの主要水源を汚染から守れ

発信者:Protect Guam Water
宛先:米国上院軍事委員会 他3名

 太平洋上の米国の植民地グアムで、米軍は北部グアムレンズ帯水層(NGLA)の真上に大規模な複合射撃施設を建設しています。この帯水層(※地下水を含んでいる地層)は、グアム島の飲料水の85%を供給する重要な水源です。年間約670万発の鉛弾が帯水層の上で発射され、島の主要な水源や周辺海域を脅かすことになります。

 射撃場が地下水源の脅威となっているという私たちの懸念は、入手可能なデータが裏付けています。米国環境保護庁の2012年の調査によれば、全米各地の射撃場周辺の土壌は、豪雨によって溶出し地下水を汚染する恐れのある様々な化学物質を含んでいます。NGLAのカルスト石灰岩の地形は小孔が多いため、グアムでは特にこの点が懸念されます。

 射撃場は、島の住民の健康と幸福を危険にさらし、将来の世代の生活と権利をも脅かすものです。
 よって、この請願の署名者である私たちは、射撃場の建設を直ちに中止することを求めます。

 私たちは米国上院軍事委員会に対し、射撃場の建設を中止すること、帯水層の汚染という差し迫った脅威と淡水資源の減少という将来的脅威を含めた環境リスクについてのアセスメントを実施することを要求します。この要求が完全に満たされるまでは、射撃場への現在および将来のあらゆる資金投入と、連邦政府のあらゆる関連活動を停止するよう要求します。

 私たちは米国内務省のデブ・ハーランド長官に対し、グアム、特に先住民チャモロに対する内務省の信託責任と特別な義務を遵守するよう求めます。内務省は公有地の管理、環境正義の追求、連邦政府と先住民との関係尊重で中心的役割を果たしています。射撃場に関する追加の環境及び他のアセスメントを実施するよう土地管理局に指示し、帯水層の保護を推奨するようハーランド長官に求めます。

 私たちはグアム議会の基地増強委員会の委員長であるティナ・ムニャ・バーンズ副議長、グアハン保護・自決権委員会および連邦・外交関係委員会の委員長であるテレナ・ネルソン議員に対し、射撃場と、環境、帯水層、他のあらゆる水資源への潜在的悪影響を評価するための円卓会議の実施を求めます。

 水は命です。私たちは全ての連邦指導者、地域指導者に対し、水を守るよう求めます。




グアムの主要水源について、詳しくはこちらをご覧ください。


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